http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/730.html
Tweet |
市販されている「ある薬」が三大疾病に効く説は本当か?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180918-00000013-pseven-life
NEWS ポストセブン 9/18(火) 16:00配信 週刊ポスト2018年9月21・28日号
身近な薬が良い?
市販されている“ある薬”が三大疾病に効くと注目されている。医療経済ジャーナリストの室井一辰氏がいう。
「心筋梗塞や脳梗塞など、血管の詰まりが原因である病気の予防には、鎮痛剤として知られるアスピリンを投与すると効果的だということが分かりつつあります。予期せぬ副作用が出にくいのが特徴です」
2002年の研究では、アスピリンを常用している人は心筋梗塞で25%、脳卒中(脳梗塞・脳出血)でも22%も発症リスクが下がったという報告もある。さらに、がん予防効果についても論じられている。
奈良県立医科大などの研究グループが今年行なった報告では65歳未満の糖尿病患者を、低用量のアスピリンを服用する群と服用しない群とに分けて追跡調査したところ、服用していた人のほうが、がんになるリスクが3割強低かった。
アスピリンは解熱鎮痛薬の主成分であり身近な薬だが、これらの病気の予防のためにと自己判断での服用は厳禁だ。北品川藤クリニック院長の石原藤樹医師が指摘する。
「アスピリンには、血液が空気に触れた際に固まるのを妨げ、出血が止まりにくくなる副作用がある。その結果、胃潰瘍や脳出血などの重篤な症状として現われることがあります。研究で予防効果があるとされた量は、市販のアスピリンの3分の1錠分以下という少量でした」
既存の薬であっても、たとえば糖尿病薬を糖尿病患者以外に使うことは保険適用外となり、自費診療となる。医療費削減のため、これらの薬を“予防薬”として保険適用が受けられるようガイドラインを変えるよう働きかける動きも一部で出ている。
三大疾病が予防できる──夢のような話だが、日本在宅薬学会理事長の狭間研至医師はこう釘を刺す。
「がんを発症する原因が詳しくわかっていないとはいえ、喫煙や運動不足、飲みすぎや食べすぎ、過度のストレスなどが、がんの発症リスクを上げていることは間違いない。それらを改善することが、今からできる“がん予防”の第一歩です」
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。