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「肌露出抑えて」マダニ感染死最多ペース…宮崎
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「肌露出抑えて」マダニ感染死最多ペース…宮崎
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180906-OYT1T50123.html?from=ycont_navr_os
マダニを介して発症する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の宮崎県内の今年の死者数が、2日までに4人に上っている。2014年の年間死者と同数で、過去最多のペース。県感染症対策室は「マダニは秋も活動が活発。これから涼しくなり過ごしやすくなるが、外で活動するときは、肌の露出を少なくしてほしい」と注意を呼びかけている。
県によると、SFTSはウイルスを持つマダニにかまれることで発症する病気。かまれた後は、6日から2週間程度の潜伏期間を経て、発熱や嘔吐おうと、下痢や腹痛など風邪に似た症状が出る。意識障害などの症状もあり、最悪の場合、死亡することもある。
県内では今年、日南市や延岡市などの60〜90歳代の男女4人がSFTSで死亡。感染経路は不明だが、農作業や草むしり、山に入るなど野外で活動したことがあった。いずれも発熱の症状や倦怠けんたい感などを訴えた後に死亡している。
SFTSによる県内の死者数は、統計が始まった13年3月から12月末までが2人、14年4人、15、16、17年が各2人で、これまでで16人となった。
国立感染症研究所によると、SFTSの累積報告数は、統計開始から8月26日までで全国375人。都道府県別で宮崎は最多の58人で、2位の鹿児島(38人)、3位の山口(35人)を大きく上回っている。
宮崎県感染症対策室は「県内では、年間を通じてSFTSの発症例がある。服装などに気を付けることで防げるので、日頃から注意してほしい」と訴える。
高齢者向けに啓発ポスター
SFTSなどのダニを介する感染症への対策を周知しようと、厚生労働省は7月、啓発ポスターを作成した。発症者が多い高齢者の目に留まりやすいように、昭和映画のポスターをイメージ。「山ありダニあり 畑での農作業 茂みでの草刈り 山の中で山菜採りや狩猟をするとき ダニがあなたを狙っている」と記している。
厚労省は、マダニにかまれたときは「無理に引き抜こうとせず、皮膚科などの医療機関で処置してもらう」、「数週間は体調の変化に注意し、発熱などの症状が出た場合は医療機関で診察を受ける」としている。(山下雅文)
◆SFTSの感染予防法◆
県によると、農作業など屋外で作業するときの注意点は次の通り。
〈1〉長袖、長ズボンを着る。帽子や手袋を着用し、首にはタオルを巻く
〈2〉シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる
〈3〉サンダルは避け、足を完全に覆う靴を履く
〈4〉防虫効果がある虫よけスプレーを使用する
〈5〉屋外活動後はシャワーを浴びる
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