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迎え撃つ日産と社長直轄開発のトヨタ、欧米勢とのEV競争に勝ち抜けるのか?(日刊工業新聞)
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/565.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 1 月 08 日 15:09:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

                CESで基調講演する日産のゴーン社長


迎え撃つ日産と社長直轄開発のトヨタ、欧米勢とのEV競争に勝ち抜けるのか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170108-00010000-nkogyo-ind
日刊工業新聞電子版 1/8(日) 8:10配信


■テスラ追う、日産「見方は正しかった」

 2017年は電気自動車(EV)の大競争時代の幕開けとなりそうだ。米テスラモーターズが先行する中、欧州勢が力を入れ始めた。背景にあるのは世界最大市場の中国と、依然として市場としての存在感が高い米欧での環境規制強化だ。日本勢では日産自動車がトップに立つものの、まだ道半ば。日本勢はEV競争を勝ち抜けるのか―。

 IHSマークイットの最新調査によると世界市場におけるEVシェアは40年までに15―35%になる見通し。中国や米国は新エネルギー車(NEV)やゼロエミッション車(ZEV)の定義にハイブリッド車(HV)を含めないとしており、EVの存在感は確実に高まっている。

 トヨタ自動車は16年12月、EVの戦略立案や開発を担当する社内ベンチャー組織「EV事業企画室」を発足した。トヨタはもともとエコカーはEVを含む全方位で開発するのが基本姿勢。中でも「究極のエコカーはFCV(燃料電池車)」(伊地知隆彦副社長)と位置付け、その軸は変わらない。

 しかし水素社会はすぐには到来しない。その過程におけるZEVの選択肢としてEVも不可欠というわけだ。

 技術はある。トヨタは「すべてのコア技術がハイブリッド車(HV)」(水島寿之専務役員)と、先鞭(せんべん)をつけたHVの技術をEV、FCVに活用する。

 課題はスピードだ。そのためEV事業企画室の実動部隊はデンソーなどグループからの出向者も含め4人という異例の小所帯で、豊田章男社長の直轄組織とした。技術にスピードを加えて、早期にEVでも世界をリードする。

 米ZEV規制の強化が間近に迫る中、米ゼネラルモーターズ(GM)は航続距離の長いEVを発表し、米フォードモーターや独ダイムラーもEVへの大型投資を計画。米国を主力とするホンダ、マツダ、富士重工業もEV投入を表明している。

 独フォルクスワーゲン(VW)は25年までにEV年販200万―300万台の目標をぶち上げた。ディーゼル車の排ガス不正問題で揺れる中でEV重視の姿勢を鮮明にする。

 「やはり見方は正しかった」。競合の動きを自信ありげに眺めるのが日産だ。10年末に発売したEV「リーフ」の販売台数は16年8月時点で累計23万台。世界で最も売れたEVとなった。

 だが当初計画にはほど遠い。16年度までにルノー・日産連合で累計150万台とする当初計画に対し、実績は35万台。大幅な未達で「市場環境を読み違えた戦略ミス」(アナリスト)との見方が広がったが、足元の競合の動きは日産が描くストーリーに合致する。

 その日産は車種拡充で競合を迎え撃つ。今のところ価格帯は重複しないが、テスラや中国・BYDといった新興メーカーの攻勢も無視できない。EV市場が活況になる中、日産は先行者の真価が試される。
 

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コメント
 
1. 2017年1月09日 00:25:29 : C4nhwMcfAc : pXB8iz5IT_Y[211]
電気自動車を巡って日本メーカー間の対応は完全に分かれており、積極派メーカーの三菱自工、日産自動車に対し、トヨタを筆頭とする消極派メーカーがあるが、消極派の方が圧倒的に多い。

トヨタが電気自動車開発に乗り出したと報道されているが、あれは世界の趨勢に従って「渋々」仕方なくやっているのである。と言うのは、ZEV規制が広がりつつあるからだ。その地域向けに「商品」を供給しなければ、ディーラー網は一挙に消滅する。

トヨタが電気自動車を「仕方なく」開発、生産するのは、以下に紹介する記事を読めば分かる。

autoblog
アンチ電気自動車の広告を掲載したレクサスが謝罪
By Autoblog Japan Staff RSS feed
2014年05月15日 11時30分
http://jp.autoblog.com/2014/05/14/lexus-apologizes-for-anti-ev-ad-plug-in-america/

レクサス、再び電気自動車に当て擦り
By Autoblog Japan Staff RSS feed
2016年10月17日 11時00分
http://jp.autoblog.com/2016/10/16/lexus-takes-aim-at-electric-vehicles-again/

●レクサスはトヨタ自動車の高級車部門だ。未だに電気自動車を攻撃していると言うことは、彼らが本気で電気自動車をつくりたくない姿勢を示していると言える。これに対してドイツの高級車、メルセデスは電気自動車を出すことにしている。

昨年の三菱自工の自動車燃費表示問題も、突然出て広がり、変なことになってしまった。当方も自分なりに聞いた話をまとめて推測したところ、どうもバックには電気自動車を貶める勢力が暗躍していたらしいことが分かった。前回2004年の欠陥車問題の時と同じ動きである。

あの事件の結果、三菱自工は新型車開発の予算を大幅に削減しなくてはならなくなった。このため、PHEVを優先し、純粋なEVをいくつか中止したようである。トヨタの策謀が見事に結実したのである。

これに対し日産自動車が助け舟を出した。三菱自工に出資し、単独では最大の株主になる他、内燃機関関連メーカーのカルソニックを売却し、電気自動車に対する「不退転」の取り組みを内外に示した。また三菱自工と日産自動車で異なっているEV技術を統一し、三菱自工の技術を両社で共有することにしたのである。

●日本国内において電気自動車の人気は極端に低く、販売台数が少ないまま上向く気配が見えない。それと言うのも、航続距離がどうとか、火が出るとか、いろいろネガティブな印象を刷り込まれているからだ。それを広めているのが、電通トヨタである。日本国民は、これら「日本の黒い霧」勢力に洗脳されたままなのである。

かつて1980年代、それまで自動変速機を毛嫌いしていた日本国民が、一挙に自動変速機の自動車に乗るようになった。それと言うのも、トヨタが一挙に自動変速機を広めたからだ。このように、トヨタが主導権を握っているのが日本市場なのである。

そのトヨタが頑なに電気自動車への切り替えを拒んでいるのは、世界最大規模の下請け、孫受けグループピラミッド構造の崩壊を恐れているからだ。ハイブリッドならエンジンは残る。つまりピラミッドは崩壊しない。同じく燃料電池自動車でも、部品点数が多く、これまたピラミッド構造は崩壊しないのである。

●一方でドイツの民族資本系3社(フォルクスワーゲン、BMW、ダイムラー)は、電気自動車への転換を決定した。直接の原因は、ディーゼルエンジン規制逃れソフトの問題であり、フォルクスワーゲンは数兆円の罰金をアメリカに支払わされる羽目に陥った。このことから、内燃機関には未来はないと判断し、電気自動車に切り替えるという歴史的決断に至ったのである。

ドイツの自動車メーカーには、自らが「自動車の歴史を作っている」と言う自負があり、今がその転換点だと言うのである。あの超保守派自動車メーカーのフォードですら、電気自動車に巨大投資をすると言うのだから、これは歴史的事件である。

この趨勢にトヨタも、いずれ抗し切れなくなる。巨大グループ解体は避けられない。


2. 2017年1月09日 01:07:43 : 3E76uVCkj6 : nVgKMnZYopg[757]

 あまり 力み過ぎずに ついていく位がよい   BY マツダ
 
 ===

 EVに特化した技術など そんなにたくさんはないよね〜〜 まったくの素人のテスラでも 作れる車だ

 ただ 儲かりそうにない EVで 儲けを出そうと頑張るのは 得策ではなさそうだ

 ===

 EVは 多少 損をするぐらいで 台数を伸ばさない事のほうが 肝要だ

 他人と同じ方法では 面白くないよね〜〜

 ===

 今の レシプロのエンジンを磨きに磨くほうが 賢い選択だ
 


3. 佐助[4160] jbKPlQ 2017年1月09日 09:34:40 : xycDENzAlY : QRRRzMIJdWw[77]
しかし電気自動車は25%普及すると頭打ちになります
事例にディーゼルやハイブリッドがある。

へそ曲がりですが,電気自動車はパワーは二割しかでないし,大型車には使えない。電気建機だとトロトロ走れと言うのかね。それとも今まで通りに電気コードを付けて作業しろ言うのかね,しかも充電に時間がかかるし電池の重量が凄い。乗用車でもいちいち充電待ち出来ない。それだったらハイブリッドの改造車がよい。

だが,リチウム電池を使った,電池の重量を改善し価格を半分にしても,ガソリン車には勝てない。寿命も短い,これまでの方式では劣化が早い。その原料のもつ二割も引き出せない。

しかもリチウム電池には,出火する危険が解決もしていないし,CO2も少ししか解決しない。

そして今まで通りの原発や化石燃料の動力がいる。充電に時間がかかる,充電後の走行距離も短い。燃料電池より電気自動車が充電に良いと言う御用評論家がいる,偽りに騙されてはならない。充電に時間がかかる。

そこで技術革新で,太陽電子電池の電子電池電源化すればよい。リチウム電池の数千倍も電子をため込むことが出来る,金属や半導体やセラミックやコンデンサーを使えばよい。

リチウム電池の共振・共鳴振動は,科学の常識を反転させなければならないので,反転に10年,試行錯誤に10年,普及に5年としたら,25年もかかる。

それでは遅すぎる。酸素とのバランスが崩れる,25年先きでは,大変なことになる。先行している燃料電池から太陽電子電池に進むことだ。これらはすでに実用化されています。後は政府と大企業がやるだけ。

一日も速くスタートしている次産業革を加速させ原発から脱皮して、動力エンジンを、水素発電&電磁波起電力に移行させてCO2を発生させる動力は一掃、乗用車はエンジンレス化させなければ人類は破滅する。


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