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日本が最大の米国債保有国に−中国は元相場下支えで大幅減
Sarah McGregor
2016年12月16日 06:16 JST更新日時 2016年12月16日 08:11 JST
• 中国の10月の保有残高は約6年ぶり低水準、2位に転落
• 日本も3カ月連続で減らしたものの1位に浮上
中国の米国債保有残高は10月に約6年ぶりの低水準に減少し、同国を抜いて日本が最大の米国債保有国となった。中国は人民元相場を下支えするため外貨準備高を減らしている。
米財務省が15日発表した10月の対米証券投資動向によれば、中国の米国債残高は1兆1200億ドル(約132兆円)と、前月から413億ドル減少した。これは2010年7月以来の低水準。日本も45億ドル減少し、1兆1300億ドルとなった。日本の保有残高の減少は3カ月連続。米国債の海外保有全体に占める日中合計の割合は約37%。
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中国の外貨準備高は11月まで5カ月連続で減少し、3兆500億ドルと11年3月以来の低水準となった。昨年6月に過去最高の4兆ドルを記録して以来、減少傾向が続いている。
中国を抜いて日本が最大の米国債保有国に
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg
米財務省の統計には国際資本フローのデータも含まれており、10月の外国勢による米長期証券投資は94億ドルの買い越しだった。米国債は635億ドルの売り越しとなった一方、米社債は45億ドル、米株式は205億ドル、米政府機関債は324億ドルのそれぞれ買い越しとなった。
原題:Japan Overtakes China as Largest Holder of U.S. Treasuries (1)(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-15/OI8WEY6KLVRG01
米国債:続落、利回り曲線のフラット化続く−金利予測上方修正で
Edward Bolingbroke、Andrea Wong
2016年12月16日 05:55 JST更新日時 2016年12月16日 07:29 JST
15日の米国債相場は続落。米連邦公開市場委員会(FOMC)が前日、利上げに加えて、今後数年の金利予測を上方修正したことが引き続き売りを誘った。
5年債と30年債の利回り差は過去3日間で20ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小した。これは3日間としては約7年ぶりの大幅な縮小。FOMCの動きを見て市場では、経済成長のけん引役が金融政策から財政拡大に移ったとの見方が一段と強まった。
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ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後5時現在の10年債利回りは前日比3bp上昇の2.60%。
5年債と30年債の利回り差は105bpを下回り、9月2日以降で最小となった。
ユナイテッドヘルス・グループが10年債と30年債を総額15億ドル発行したにもかかわらず、30年国債は上昇した。
10日終了週の米週間新規失業保険申請件数は25万4000件と、3週間ぶり低水準。失業保険の継続受給者数は増加した。
原題:Treasury Curve Collapses as Fed-Induced Bond Selloff Escalates(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-15/OI8UZ66VDKHX01
米大手行、700億ドルの損失吸収能力不足に−FRBが新たに推計
Jesse Hamilton
2016年12月16日 02:10 JST
大手米銀が破綻した場合でも広範な金融システムを損ねる事態を確実に防ぐことを目的とした米連邦準備制度理事会(FRB)の規制案に基づくと、ウォール街の大手行は破綻時に損失を吸収するための資金が約700億ドル(約8兆3000億円)不足している。FRBが新たな推計を発表した。不足分は従来の推計額の約半分となる。
FRB理事が15日に承認する予定の規制案によれば、米国の大手8行は破綻した場合に新会社で株式に転換可能な長期債務を十分保有することが義務付けられる。この資本は、国際金融システムにとって重要な金融機関に義務付ける総損失吸収能力(TLAC)の基準を満たす上でも利用される。FRBは2015年10月時点で、不足分を計1200億ドルと推計していた。
原題:Biggest Banks $70 Billion Short in Fed Push to Prevent Bailouts(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-15/OI8JS36VDKHY01
NY連銀製造業景況指数:12月は9.0、市場予想4.0
Alex Tanzi
2016年12月15日 22:37 JST
エコノミスト44人の予想レンジは0.0 〜8.0だった。
*統計表
原題:Dec. New York Fed Empire Index at 9.0, Est. 4(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-15/OI8B1T6VDKHZ01
米NAHB住宅市場指数:70に上昇、予想上回る−11年ぶり高水準
Patricia Laya
2016年12月16日 01:40 JST
12月の米住宅建設業者の景況感は11年ぶりの高水準に上昇した。トランプ次期大統領の政策により、住宅業界の規制が緩和されるとの見方が広がっている。
全米ホームビルダー協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴが15日発表した住宅市場指数は70と、前月の63から上昇し、2005年7月以来の高水準。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は63だった。同指数で50を上回ると住宅建設業者の多くが現況を「良い」とみていることを示す。
購入見込み客足指数は53に上昇し、これも11年ぶり高水準。前月は47。
向こう6カ月の販売見通しは78に上昇し、2005年6月以来の高水準。前月は69。
現況指数は76に上げた(前月69)。
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NAHBのチーフエコノミスト、ロバート・ディエツ氏は発表資料で、「今回の住宅市場指数の顕著な上昇は異常値と見なされる可能性もあるが、経済のファンダメンタルズが住宅市場にとって引き続き良好な状態だという事実は変わらない」と指摘。「住宅市場指数の上昇は、このところの株式相場や消費者信頼感の上昇と整合する。一方で、建設業者は住宅ローン金利の上昇に引き続き敏感なほか、土地・労働力不足への対応も続いている」と加えた。
全米4地域では北東部が59と、前月の47から上昇。西部は86に上昇した(前月76)。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:Confidence Among Homebuilders in U.S. Surges to an 11-Year High(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-15/OI8HGD6VDKHW01
OPEC減産合意、石油メジャーの「リスクと報酬」への意欲を試す
Francois de Beaupuy
2016年12月16日 11:25 JST
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• トタルCEO:投資削減は供給不足につながる可能性あると予想
• 約2年に及ぶ原油下落で投資家らは石油会社による投資に慎重姿勢
石油輸出国機構(OPEC)の原油価格押し上げに向けた減産合意は、石油会社にとって2年間に及ぶレイオフと利益減少の時期を終え投資を再開するチャンスとなりそうだ。ただ、それは各社が依然としてリスクを選好していればの話だ。
フランスの石油大手トタルのパトリック・プヤンヌ最高経営責任者(CEO)は原油価格低迷期に一貫して、世界各地での総額数百億ドルに上る投資削減により原油供給は数年以内に不足すると警鐘を鳴らしていた。こうした状況は、来年、大規模な新規プロジェクト開発を開始するかどうかについて検討する予定の同社にとって好機となる。
問題は、プヤンヌCEOが実際にプロジェクトに投資をすることを慎重な投資家らが望んでいるかどうかだ。
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オッド・セキュリティーズのアナリスト、アーメド・ベン・サレム氏はパリから電話インタビューに応じ、「トタルは引き続き投資資金を慎重に配分し、原油安を警戒する必要がある」と指摘。トタルは2020年以降の生産の伸びを促す方法を探すべきだが、「OPECの減産決定は半年間しか継続されない可能性があるため、原油価格が1バレル=45ドルもしくは50ドル未満で収支とんとんとなるプロジェクト」のみについて検討すべきだと述べた。
原題:OPEC Deal Tests Oil Majors’ Appetite for Risk and Reward(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-16/OI961J6S972H01
リビア、アル・フィール油田の生産再開−最大輸出港からの出荷を準備
Salma El Wardany、Saleh Sarrar
2016年12月16日 07:34 JST
• 生産量は1週間以内に日量7万5000万バレルに−エンジニア
• 2年ぶり輸出再開に向け、タンカーがシドラ港に16日到着予定
リビアは同国最大級油田の一つであるアル・フィール油田での生産を再開した。内戦による打撃を受けたリビアは、2017年に生産量を2倍近くに拡大する計画で、同国最大の輸出ターミナルから2年ぶりに原油を出荷する準備を進めている。
アル・フィール油田からメリタのエネルギー施設への供給が15日に始まり、生産量は1週間以内に日量7万5000バレルに達する見通し。メリタ・オイル・アンド・ガスのエンジニア、ハリド・ハドロウル氏が電話取材に対し明らかにした。同油田の権益はイタリア炭化水素公社(ENI)などが保有する。
レプソルが運営するリビア最大のシャララ油田も14日にパイプラインが再開し、ザーウィヤ精製施設への原油供給を近く始める。同施設のマネジャー、マンスール・アブドラ氏が明らかにした。これら油田は1年半余り閉鎖されていた。生産能力は合計で日量45万バレルを超える。
2014年以来となる原油輸出再開に向け、タンカー「シーミュージック」が16日にシドラ港に到着する予定。
原題:Libya’s ‘Elephant’ Oil Field Reopens as Biggest Port Set to Ship(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-15/OI8ZAR6TTDSC01
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