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(回答先: リニア名駅、年内着工へ JR東海社長が見通し(陥没事故とは工法異なる?!) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2016 年 11 月 10 日 18:10:39)
死者などが出なかったため取り上げ方が甘くなってしまった、博多の大陥没事故。もし工事中の都市駅の真下で起きたなら、どれだけの犠牲が出たのだろう。
地底棺桶超特急・お陀仏列車の異名を持つw「リニア中央新幹線」工事は、全容検証が済むまで中止すべきでないか。
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【社説】博多駅前の陥没 地下工事の全容検証を
2016/11/9 08:50
http://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=296378&comment_sub_id=0&category_id=142
まるで隕石(いんせき)が落ちたように巨大な穴が広がる。福岡市のJR博多駅前の目抜き通りで起きた陥没事故の映像に、わが目を疑った。これが土木技術を世界に誇る日本の光景なのか―。
2020年度の開通に向け、450億円の巨費を投じて地下深くで進む市営地下鉄七隈線の延伸工事。それが原因であることは歴然としている。
早朝だった上に工事関係者が異変を察知し、道路封鎖していたため巻き込まれた人はなく、地下に数十人いた作業員も無事だった。不幸中の幸いだろう。ただ地下の基幹インフラが損なわれ、駅一帯や空港といった広い範囲で停電などが生じた。
何より陥没部分に接して基礎が露出し、避難勧告が出されたオフィスビル群が気掛かりだ。現時点で倒壊の恐れはないというが、安心できる状況でもなかろう。まず二次被害を防ぐための手だてが急がれる。
市は固まりやすい特殊な土で埋め戻す応急措置に入ったが、復旧が長引くのは必至だ。大災害に準じた対処が必要ではないか。福岡県警など他の機関や専門家とも連携し、一帯の安全確保に全力を挙げてほしい。
むろん当事者の市の責任は重い。復旧や被害を受けた関係者への対応なども含め、さまざまな難題を背負うことになる。
都市戦略への影響も避けられまい。このところ博多駅一帯で大型商業施設が相次ぎオープンし、街は活況を呈する。なのに利便性をさらに向上させるはずだった地下鉄延伸が開通先送りはおろか、工事再開の見通しすら立たない状況に陥った。
市にとって大きな試練といえる。国土交通省も立ち入り検査に入ったが、包み隠さず全容を解明して再発防止につなげる努力を尽くすのは当然のことだ。
陥没に至ったメカニズムの詳細は分からないとしても、既にある程度の説明は付く。トンネルを掘る地下の岩盤の上には、砂の層がある。そこに多く含まれている地下水や土砂が工事現場に流れ落ち、道路の崩落につながったというものだ。
一帯ははるか昔は海に近く、地盤は軟弱だ。市と施工業者も備えをしていたはずだが、どこかに落とし穴があったとしか思えない。しかも1・4キロほどの七隈線延伸で2年前も道路が陥没する事故が起き、再発防止に取り組んでいた。その教訓を生かせず、大規模な事故を招いたことは猛省すべきだろう。
工法についても検証しておく必要がある。陥没が起きた工区は24時間態勢であり、欧州発祥の「ナトム工法」を採用していた。掘られたトンネルを拡幅し、コンクリートの吹き付けなどで強化するための工事がされていたようだ。事故との関連ははっきりしないが、実際の作業の様子はどうだったのか。それも含めて延伸工事全体を緊急点検すべきだ。
福岡だけの問題ではない。軟弱地盤や地下水にどう向き合うかは世界中の土木工事にとって悩みの種だ。わが国でも東京、名古屋などで地下工事による道路の陥没が相次いできた。
品川―名古屋で計画され、着工されたリニア中央新幹線のように、都市の中心市街地での大規模な地下工事は今後も続く。それだけに博多駅前という象徴的な場所で起きた前代未聞の事故の検証は、重い意味を持つ。
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- 大阪の地下は大丈夫なのか? 博多と同じ“水の都”(リニア終点でも陥没事故発生!) 戦争とはこういう物 2016/11/11 11:15:03
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