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(回答先: 日本は既に、破産同然である事が判明!〜預金封鎖=金融統制は時間の問題! 投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 9 月 27 日 15:30:05)
財務省の「一般会計・特別会計の主要経費別純計」は上記です。これは借金4000兆の根拠です。説明は親掲示板の方で見てください。
次に日銀のバランスシートを示します(9月10日付け)
9月10日最新の日銀発表データーです。このデーターは毎月10日に発表されます。
これを分かりやすくまとめたバランスシートが下記となります。
...........資産..................................................負債・資本
現金・金地金-----0.6兆円..................発行銀行券 96.0兆円
国債-----------399.5兆円..................当座預金--------304.0兆円
社債等-----------5.6兆円..................その他預金-------48.4兆円
株式連動投信----10.4兆円..................その他勘定--------0.4兆円
不動産投資-------0.3兆円...................引当金-----------4.4兆円
外債他-----------6.5兆円..................資本金・準備金----3.1兆円
貸付金他--------33.4兆円
合計-----------456.3兆円..................合計------------456.3兆円
負債の部の当座預金とは、日本銀行が取引先の金融機関等から受け入れている当座預金のことです。つまり日銀が金融機関から預かっているお金のことです(一般の会社であれば「借金」と云うことになります)。問題は、これを反映して資産の部が膨れ上がっていることです。しかも資産価値が変動するリスクの高い株式・投資信託・国内社債・外国債などが含まれます。
民間で言えば「借金」(他人の金)でリスクの高い運用をしていると云うことになります。
更に詳しく見ていくと
準備預金制度の対象となる金融機関が、日本銀行と当座預金取引を行っている場合には、準備預金を預け入れるために特別な預金口座を開設する必要はなく、日本銀行当座預金の残高がそのまま準備預金としてカウントされる仕組みになっています。
つまり、日銀の当座預金は市中銀行の担保となる性格も持っているのです。従ってこれが揺らげば、金融システムそのものが失墜することになります。
このように日銀の資産のリスクが高くなれば、市中銀行や保険会社、間接的には証券・商社・鉄鋼などの基幹産業の経営が苦しくなり大リストラが行われるでしょう。
今までは国債は安定的な資産と見られてきましたが、国債を約400兆も持っている日銀の信用低下により、国際的格付け機関の日本国債に対する格付けが当然低下します。その結果国債の発行が難しくなり、長期金利の上昇、国債価格の下落は免れません。
特に、民主党政権時代「福祉に回す金はある、特別会計を含めれば財政にその余裕がある」との論調が盛んでした。財務省当局は余裕金を隠しているかのような言い方でした。
現在はどうでしょう?財務省はむしろ、官邸の圧力で逆に財務状況の悪化を隠す傾向のほうが強いのです。
野党やリベラル派の中にこの変化が読み取れなく、昔のイメージを捨てきれない人が多くおります。現状を正確に把握するには、過去の間違ったデーターを当てにすること無く、最新の金融・財政当局の発表するデーターを基に議論することです。
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