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ユーロ圏:9月はインフレ加速、14年来の高水準-コアは前月から横ばい
Corina Ruhe
2016年9月30日 19:46 JST
インフレ率は0.4%に上昇、市場予想と一致
8月の域内失業率は10.1%、7月と同水準
ユーロ圏では9月にインフレが加速し、2014年終盤以来の高水準となった。欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が30日発表した。
発表によれば、9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.4%上昇。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査の中央値と一致した。コアインフレ率は0.8%で、8月と同水準にとどまった。エコノミスト調査では0.9%が見込まれていた。
ユーロ圏のインフレ率は徐々に上昇しているものの、欧州中央銀行(ECB)が目安とする2%弱には程遠い。ドラギ総裁はインフレ押し上げに向けた措置を継続すると表明している。
キャピタル・エコノミクスの欧州担当エコノミスト、ジャック・アレン氏は「原油価格が急反落しない限り、総合インフレ率は向こう数か月にわたりECBのインフレ目安に向かって上昇するだろう。エネルギー価格のマイナス効果がようやく消えつつある」と述べた上で、「これは一時的なものにすぎない。コアインフレ圧力は弱い状態が続くからだ」と語った。
ユーロスタットによれば、9月のエネルギー価格は前年同月比3%下落。8月の5.6%から下落率が縮小した。ドイツとスペインのインフレ率も9月は上昇した。
同日発表された8月のユーロ圏失業率は10.1%と、7月と同水準。エコノミスト調査では10%への低下が見込まれていた。
原題:Euro-Area Inflation Accelerates to Fastest Rate Since 2014 (1)(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-09-30/OEBBNE6KLVR901
ユーロ圏CPI速報値、9月は前年比+0.4% 予想と一致
[ブリュッセル 30日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局の発表によると、9月のユーロ圏消費者物価指数速報値は前年同月比0.4%上昇した。上昇率は、ロイターのまとめたエコノミスト48人の予想と一致した。
前月は0.2%上昇だった。
エネルギー価格の低下による影響が弱まったことが背景。
振れの大きいエネルギーと未加工食品を除くコア指数は同0.8%上昇となり、伸びは市場予想の0.9%を下回った。
エネルギー・食品・酒とたばこ類を除く指数は0.8%上昇と、前月と同水準だった。
エネルギー価格は3.0%低下。前月は5.6%低下していた。
サービスセクターは1.2%上昇。前月は1.1%上昇だった。
http://jp.reuters.com/article/euro-zone-sep-cpi-idJPKCN120176
コラム:投資家の忍耐試すフィリピンのドゥテルテ大統領
Una Galani
[香港 29日 ロイター BREAKINGVIEWS] - フィリピンのドゥテルテ大統領は投資家の限界を試している。6月30日に就任したばかりの同大統領は、さもなければ頑健な経済状態にある同国にとって、今では最大のリスクだと広く考えられている。
フィリピン政権の良識ある財政政策は国際通貨基金(IMF)にも支持されているが、ドゥテルテ大統領の扇動的な言葉と麻薬撲滅戦争が海外投資家の株売りを招いている。
リスクは、伝播性のあるこうした懸念が、さらに重要な投資フローに影響を及ぼすことだ。外国人投資家は過去1カ月間、株式市場の全営業日で売り越しを続けている。これによって、フィリピン総合指数は同期間中に2.7%下落。フィリピンペソにも売り圧力がかかり、今週、対ドルで約7年ぶりの安値を付けた。
ポートフォリオ投資家は気まぐれな集団になり得る。たとえフィリピン経済が7%成長を遂げていようとも、彼らは大統領が引き起こす騒動によって困惑している。大統領は、国連の潘基文事務総長を「ばか者」と呼び、オバマ米大統領をタガログ語で「ろくでなし」と表現した。
また過去12週間で約3000人の死者を出した自身が率いる麻薬撲滅戦争についても、ドゥテルテ大統領は国際社会に対して実質的に口出しをするなと言い放っている。
同大統領の野生的な気性が麻薬戦争を超えて、法の支配に対する幅広い軽視につながるかは不透明であり、海外直接投資の撤退を招いている。海外直接投資は、今年過去最高の80億ドルに達し、フィリピンはそれに依存している。
エコノミストは、タイのタクシン・チナワット政権(2001―2006年)が、2003年に同じような 「麻薬撲滅戦争」を推進したときには、それほど多くの長期投資が逃げ出さずにすんだと指摘する。ドゥテルテ大統領も同じような道筋をたどれると確信しているのかもしれない。
アキノ前政権下で行われた財政労働改革の成果もあって、投資家はこれまでフィリピンに強い関心を寄せてきた。ただアキノ前大統領は、より好ましい印象を与えたものの、貧困や凶悪犯罪、粗末なインフラなどの問題については、緩慢な成果しか上げることができなかった。
投資家はドゥテルテ大統領が、彼の暴言にもかかわらず、きちんと良い仕事を遂行することを望んでいる。これは選択をめぐる賭けだ。
*筆者は「Reuters Breakingviews」のコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。
http://jp.reuters.com/article/philippines-duterte-breakingviews-idJPKCN120180
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