http://www.asyura2.com/16/hasan113/msg/696.html
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原油先物一時6%急伸、OPEC産油制限合意受け
[ニューヨーク 28日 ロイター] - 米東部夏時間28日の原油先物市場は一時、6%急伸した。石油輸出国機構(OPEC)が産油制限で合意したと関係筋が明かし、驚きとともに好感された。
北海ブレント先物LCOc1は2.72ドル(5.92%)高の1バレル=48.69ドルで清算した。一時、約2週間ぶり高値の48.96ドルをつける場面もあった。
米原油先物CLc1は2.38ドル(5.33%)高の1バレル=47.05ドルで清算した。一時、8日以来の高値となる47.45ドルを記録した。
http://jp.reuters.com/article/crude-6-percent-jump-idJPKCN11Y2T4
OPECが減産合意:識者はこうみる
[29日 ロイター] - 複数の関係筋によると、石油輸出国機構(OPEC)は28日、生産量を現在の日量3324万バレル近辺から同3250万バレルに削減することで合意した。市場関係者の見方は以下の通り。
<ソシエテ・ジェネラルの石油分析部門グローバル責任者、マイケル・ウィットナー氏>
市場からの供給量が減るという点ではなく、サウジアラビアが再び積極的な供給調整役に戻ることを示唆している点で極めて意義深い。
市場から石油供給量がどの程度減るのかはまだ分からない。個人的には、産油国が一堂に会し決定を下したということがより重要だ。
<フロスト・アンド・スリバンの原油・ガス事業ディベロップメント部門ディレクター>
11月になっても原油価格が1バレル=50ドル近辺で推移していたら、その時点で石油輸出国機構(OPEC)がさらに行動を起こす必要があるのかが問題になってくる。一段の削減が浮上する可能性もある。
原油価格は1バレル=50ドルに向かっており、11月までにどのような展開になるのか見守りたい。
<プライス・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のシニア・エナジー・アナリスト、フィル・フリン氏>
石油輸出国機構(OPEC)内外の国々が合意するのは約10年ぶりで、歴史的合意といえる。これで原油相場はフロア(底値圏)が形成され、60ドル台に向けて戻すと予想される。OPECとしては8年ぶりの合意であり、産油戦争の終結を示している。
<ストラタス・アドバイザーズのエネルギー市場ディレクター、ジェフ・クイグリー氏>
まだ正式な発表があったわけではなく、合意の詳細に問題が潜んでいる可能性もある。石油輸出国機構(OPEC)は11月に減産をスタートさせるとしているが、これは非常に疑わしい。こうした密室型の合意はよくあることだ。まだ暫定的なものであるような印象を受ける。
現時点では各加盟国の生産水準は明らかにされていない。イラン石油相が自ら、制裁前の生産水準を回復することを目指していないと発言するのを待ちたい。
<ボーヤ・インベストメント・マネジメントのマルチアセット戦略・ソリューションズの最高投資責任者(CIO)、ポール・ゼムスキー氏>
減産合意で原油価格の上昇につながれば、これまでの原油安による影響を踏まえると、米企業の業績には良い兆候となるだろう。
原油の値上がりで米国の生産量が増えれば、経済全般にとりプラスだ。エネルギー業界にとどまらず、鉱工業、サービス、テクノロジーへと波及し、国内総生産(GDP)を0.25━0.33%ポイント程度押し上げる可能性がある。
バレル当たり50━60ドルへの緩やかな価格上昇にとどまるなら、消費者への打撃も限定的で、米国にとり前向きだ。
http://jp.reuters.com/article/opec-mkt-views-idJPKCN11Y2ZT?sp=true
OPECが2008年以来の減産で合意、サウジ態度軟化=関係筋
[アルジェ 28日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は28日、2008年以来初めて石油生産量を減らすことで合意した。原油価格低迷による圧力が高まる中、OPECの盟主サウジアラビアが敵視するイランへの態度を軟化させたもようだ。
複数のOPEC関係筋によると、OPECは生産量を現在の日量3324万バレル近辺から同3250万バレルに削減することで合意した。
加盟各国の具体的な生産量は11月の次回総会で合意を目指す。ロシアなどのOEPC非加盟国に対しても、協調減産を呼びかける。
予想外の合意のニュースを好感し、原油先物相場は6%超急伸。北海ブレント先物LCOc1は48ドルの水準を上抜けた。ただ市場関係者の間では、合意の詳細を見極めたいとのムードが根強い。
サウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は前日、イラン、リビア、ナイジェリアは近年で最高水準の生産量を認められるべきだとし、年内の増産凍結合意はあり得るとの考えを示していた。
サウジはこれまで、主要産油国が足並みをそろえるまで減産は行なわない立場を堅持してきた経緯があり、方針を転換したことをうかがわせる。
http://jp.reuters.com/article/opec-agree-cut-idJPKCN11Y2SP
OPEC、8年ぶりの減産で合意−日量3250万〜3300万バレルに
Nayla Razzouk、Grant Smith、Angelina Rascouet
2016年9月29日 04:15 JST 更新日時 2016年9月29日 06:08 JST
予想外の合意で原油相場上昇
イランは増産凍結の必要はないだろうとザンギャネ石油相
石油輸出国機構(OPEC)は28日、アルジェリアの首都アルジェで非公式会合を開き、8年ぶりの減産で合意した。市場の予想外の合意により、原油相場は6%強上昇した。
イランのザンギャネ石油相はOPECが原油生産を日量3250万−3300万バレルのレンジまで減らすことで合意したと発言。一部加盟国は減産を余儀なくされる見通しだが、イランは増産を凍結する必要はないだろうと説明した。詳細の多くは今後詰める必要があり、OPECは11月末の次回会合まで各国の目標生産量を決めない方針。
原題:OPEC Agrees Outlines of First Oil Production Cut in Eight Years(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-09-28/OE89WSSYF01S01
NY原油(28日):5カ月ぶりの大幅高、OPEC合意との関係者情報
Mark Shenk
2016年9月29日 05:29 JST
28日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が急反発し、4月以来の大幅高。アルジェで開かれた石油輸出国機構(OPEC)非公式会合で、8年ぶりの減産合意が成立したと関係者が明らかにした。米エネルギー情報局(EIA)の週間統計でガソリン在庫の増加が報じられたため、朝方は軟調に推移していた。
ソシエテ・ジェネラルの石油市場調査責任者、マイケル・ウィトナー氏(ニューヨーク在勤)は「減産は明確な強気材料だ」と指摘。「実際にどれだけの原油が市場から姿を消すのかは不明だ。それよりも大事なのは、サウジが市場管理の時代に戻ろうとしているように見えることだ」と述べた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は前日比2.38ドル(5.33%)高い1バレル=47.05ドルで終了。終値ベースで今月8日以来の高値。ロンドンICEのブレント11月限は2.72ドル(5.9%)上げて48.69ドル。
原題:Oil Climbs Most in Five Months as OPEC Said to Reach Output Deal(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-09-28/OE89NX6VDKHT01
米国株:続伸、エネルギー株に買い−OPEC減産合意で原油急伸
Joseph Ciolli
2016年9月29日 05:25 JST
28日の米国株は上昇。エネルギー株が買いを集めた。石油輸出国機構(OPEC)が8年ぶりとなる減産で合意したと、関係者が明らかにした。
ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種株価指数は前日比0.5%高い2171.27で終了。ダウ工業株30種平均は110.94ドル(0.6%)高い18339.24ドル。
ミラー・タバクの株式ストラテジスト、マット・メイリー氏は「原油と株価の相関関係は弱まったものの、今週の相場をいくらか左右している」と述べ、「企業の決算発表シーズンが控えている。待望されている株価上昇のきっかけになるか注目している」と続けた。
原題:U.S. Stocks Rise on Report OPEC Reached Deal to Curb Production(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-09-28/OE8DLJSYF01Z01
米国債:下落、OPEC報道で反転−市場は12月利上げに確信持てず
Rebecca Spalding
2016年9月29日 05:18 JST
28日の米国債相場は下落。一時上げていたが、午後に入り下げに転じた。石油輸出国機構(OPEC)が8年ぶりとなる減産で合意したとの報道に反応した。
ニューヨーク時間午後3時21分現在、10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.57%。同年債(表面利率1.5%、2026年8月償還)価格は99 12/32。2年債利回りは1bp上げて0.75%。
米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は28日、連邦公開市場委員会(FOMC)のメンバーの大半は年内の利上げを見込んでいるとの認識をあらためて示した。だがトレーダーらが織り込む12月までの利上げ確率は50%を若干上回る程度にとどまっている。
FOMCは21日、政策金利の据え置きを決定。一方で経済データが明るさを増していることから利上げの論拠は強まったとのシグナルを発した。同日以降、米国債利回りは全ての年限で低下している。声明で強気な文言が見られた一方、政策金利は据え置かれたことで、どの程度良い環境になれば当局が動くのかとの疑問も広がっている。
プロッサー前フィラデルフィア連銀総裁はこの日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「FOMCはデータ次第というが、9月据え置きの正当性を示唆するデータを提示さえできなかった」とし、「データ次第という当局方針の信頼性への打撃になると考えられる」と続けた。
原題:Traders Doubt Yellen’s December Resolve as Credibility Attacked(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-09-28/OE8D79SYF01Y01
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