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欧州株:下落、ドイツ銀ショックで売り波及−週間で3カ月ぶり大幅安
Roxana Zega
2016年9月17日 02:14 JST
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16日の欧州株式市場ではドイツ銀行の急落が銀行業界全体に広がり、売りが加速。週間ベースでは指標のストックス欧州600指数が、英国が欧州連合(EU)離脱を選択して以降最大の下げを記録した。
ドイツ銀行は8.5%下落し、英EU離脱選択以来の大幅安。同行は住宅ローン担保証券(RMBS)販売問題の決着に米司法省から140億ドル(約1兆4300億円)の支払いを求められたが、これに近い額で決着させる考えはないと明らかにした。
これが材料視され、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)やクレディ・スイス・グループが4%前後の下げとなったほか、イタリアやポルトガルの銀行株も売り込まれた。ストックス欧州600の銀行株指数は週間で5.6%下げ、過去2カ月の上げ幅の3分の1を失った。
ストックス欧州600指数は前日比0.7%安の337.82で終了。過去7営業日のうち6日で下げ、6週ぶりの安値に落ち込んだ。中央銀行が追加緩和に積極的でないとの懸念に銀行不安が加わり、同指数は6月以降で初めて2週連続で下落した。バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチのリポートによると、欧州株式投資ファンドの資金純流出入は過去最長の32週連続で出超となった。
CMCマーケッツ(ロンドン)の市場アナリスト、ジャスパー・ローラー氏は「ドイツ銀行のニュースが市場をやや動揺させた」と指摘。「当面続きそうな低金利環境、規制当局の厳しい監視という以前からの逆風に引き続き対処しているという事実をあらためて示した」と述べた。
西欧市場では、イタリアとポルトガルの下げが目立った。イタリアのモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナとポルトガル商業銀行は上場来安値を更新。ドイツDAX指数はドイツ銀行のほかBMWとフォルクスワーゲンの急落にも引きずられ、1.5%安で引けた。
原題:Bank Slump Triggers Worst Week in Three Months for Europe Stocks(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-09-16/ODLVDT6JIJVF01
米国株(16日):反落、成長の先行きを懸念−石油や銀行株が安い
Dani Burger
2016年9月17日 05:31 JST 更新日時 2016年9月17日 06:42 JST
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16日の米株式相場は反落。来週に連邦公開市場委員会(FOMC)会合を控える中、まだら模様の成長を示唆した経済指標が売りを誘った。
原油相場が1カ月ぶりの安値を付け、エネルギー銘柄が下落。ドイツ銀行を中心に欧州の銀行株が売られ、米銀行株の地合いも悪くした。ドイツ銀は住宅ローン担保証券(RMBS)販売をめぐる調査を決着させるために140億ドル(約1兆4300億円)を支払うことを米司法省に求められたが、減額を求める方針を明らかにした。四半期売上高が予想を下回ったオラクルは4.8%下落。一方、売上高見通しを上方修正したインテルは3%高。
S&P500種株価指数は前日比0.4%安の2139.16で終了。ダウ工業株30種平均は88.68ドル(0.5%)下げて18123.80ドルで終えた。ナスダック総合指数は0.1%下落。この日は株価指数と個別株の先物とオプション取引が期限を迎える四半期ごとのクアドルプル・ウィッチングに当たったことから、商いが膨らんだ。
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社はこの日の取引終了後、四半期ごとの指数の銘柄入れ替えを実施する。S&P500種のウエートがほぼ20年ぶりに変更されるほか、金融株指数から不動産投資トラストが除外され、全部で11セクターとなる。
フランク・キャピタル・パートナーズの運用担当者、ブライアン・フランク氏は「原油が40ドル割れに近づいていることは、価格が恐らく完全には回復しないことをあらためて認識させている。ドイツ銀行の話は全ての市場参加者を神経質にさせている」と述べた。
欧州中央銀行(ECB)と英イングランド銀行が金融政策を維持した後、注目は来週のFOMCに移っている。金利先物市場が示唆する9月利上げの確率は20%と、1週間前の30%から低下している。利上げ確率が50%を超えるのは12月以降。ブルームバーグが実施したエコノミスト調査によれば、FOMCは来週の会合で政策金利を維持すると予想されているが、利上げが近いことをさらに強調するとみられている。
この日発表された8月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回る伸びを示した。9月のミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は4月以来の低水準である前月から変わらず。
ロバート・W・ベアード(ロンドン)の株式担当副会長を務めるパトリック・スペンサー氏は「前日に弱い経済指標が発表されたため、米国のマクロ経済見通しに対する懸念が強まっている。主な株価指数は最高値近辺で推移しており、下げは意外ではないが、長期的なトレンドはなお強く、どのような調整も限定的になるとみられている」と述べた。
S&P500種の全10セクターのうち8セクターが下落。特に金融、エネルギー、工業の下げが目立った。一方、公益事業株は3日続伸。
原題:U.S. Stocks Slide With Investors Wary on Growth Before Fed Meets(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-09-16/ODM5EASYF01S01
米家計純資産:4−6月は1.08兆ドル増、金融資産や不動産価値が上昇
Shobhana Chandra
2016年9月17日 01:44 JST
米家計資産は今年4−6月(第2四半期)に増加した。金融資産や不動産価値の上昇が後押しした。米連邦準備制度理事会(FRB)が16日発表した統計で明らかになった。
米国の家計および非営利団体の純資産は4−6月に前四半期比1兆800億ドル(1.2%)増加し、89兆1000億ドルとなった。
株式や年金資産を含めた家計の金融資産は7150億ドル増加。不動産資産は4167億ドル増えた。住宅の評価額から住宅ローン残高を除いた部分(エクイティ)の不動産資産全体に占める割合は57.1%と、前期の56.6%から上昇した。
家計債務は4−6月に年率4.4%増加と、2年ぶりの大幅増となった。
住宅ローンは同2.5%増。この他、自動車や学資ローンなどの消費者信用残高は同6.4%増と、2015年7−9月(第3四半期)以降で最大の伸びとなった。
原題:U.S. Household Wealth Rose by $1.08 Trillion in Second Quarter(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-09-16/ODLVAL6K50YB01
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