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米国株(9日):大幅続落、ダウ平均約400ドル安−利上げ観測で
Oliver Renick
2016年9月10日 05:26 JST 更新日時 2016年9月10日 06:40 JST
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ボストン連銀総裁は利上げを長く待ち過ぎることのリスク指摘
S&P500は過去2カ月の狭いレンジを下抜け
9日の米国株式相場は続落。英国の欧州連合(EU)離脱が決まって以降で最大の下げとなり、ダウ工業株30種平均は400ドル近く下落した。ボストン連銀総裁は利上げに前向きの姿勢を示した。
ボストン連銀のローゼングレン総裁は利上げを長く待ち過ぎれば米経済が過熱する恐れがあり、金融安定をリスクにさらしかねないと警鐘を鳴らした。
S&P500種株価指数は前日比2.5%安の2127.81。2カ月ぶりの安値となった。週間ベースでは2月以来の大幅下落。ダウ工業株30種平均は前日比394.46ドル(2.1%)下げて18085.45ドル。ナスダック総合指数は2.5%値下がり。
ジョーンズトレーディング・インスティテューショナル・サービシズのグローバル市場ストラテジスト、ユーセフ・アッバシ氏は電話取材で、「連邦公開市場委員会(FOMC)のハト派メンバーが利上げを支持し始めていることで、市場参加者は不安になっている」と指摘。「きょうは再浮上した9月利上げの可能性に向けて人々がポジションを整える、そういう一日だった。最近の経済指標が期待よりも軟調な中で、こうした状況が起きている」と述べた。
通信サービス株が2014年2月以来の大幅安。公益事業は19カ月ぶりの大幅下落となった。今年に入って堅調だったエネルギーと素材も大きく値下がり。金利上昇で業績が支えられるとの観測から、銀行や保険会社の株価は比較的下げが抑制された。
下げが目立った銘柄では、AT&Tが約2年ぶりの大幅安。アップルとアマゾン・ドット・コム、エクソンモービルも大きく値下がりした。
ローゼングレン総裁の発言を受けて、市場が織り込む9月利上げの確率は一時38%に高まった。その後は30%に低下。7日には22%に後退していた。同確率が少なくとも50%となるのは12月以降。来週には小売売上高や消費者マインド指数、鉱工業生産などの経済指標が発表される。
12日にはブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)理事が講演する。米10年債利回りは9日、約2カ月ぶりの高水準をつけた。
テミス・トレーディングのマネジングディレクター兼株式トレーダー、マーク・ケプナー氏は電話取材で「利回りは過去数日に大きく動いた」とし、「債券相場が大きく動けば、株価は圧迫される。それが既にみられている。投資家らはこうした急速な動きを好まない」と述べた。
S&P500種が1%以上動くのは約40営業日ぶり。過去約2カ月は30ポイント前後のレンジで推移してきたが、この日はこのレンジを下抜けた。
原題:U.S. Stocks Slide the Most Since Brexit Amid Rate Speculation(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-09-09/OD96WO6JTSE801
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