http://www.asyura2.com/16/hasan112/msg/174.html
Tweet |
FPに聞いた 急増する「ワンコイン保険」は本当に得か?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/187843
2016年8月17日 日刊ゲンダイ
最近、格安の“ワンコイン保険”が続々と売り出されている。
来月から損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険が販売開始する商品は、臓器移植をした場合、1000万円が支払われ、先進医療の治療は年間2000万円まで保障される。1年更新の掛け捨てタイプで、20〜69歳の保険料は一律で月額500円。
昨年、テラ少額短期保険が発売した「がん免疫細胞療法保険」は、月額保険料500円以下(男性、40歳未満)で、がんと診断された時に100万円、免疫治療を受けると60万円が支払われる。こちらも1年更新の掛け捨てだ。
また、傷害保険のアメリカンホームは、日常生活で他人にケガをさせたり、物を壊した場合に最高3000万円まで保障する月額500円の「ワンコイン保険」を用意。月額500円の追加プランで「最高1億円保障」の自転車保険を勧めるクレジットカード会社も増えている。
■「足りないものをカバーするつもりで」
“破格に安い”と感じる人も多そうだが、ワンコイン保険は本当にお得なのか。ファイナンシャルプランナーの八ツ井慶子氏(生活マネー相談室代表)が言う。
「高額な治療費や賠償金をワンコインで保障してもらえるのは魅力的です。ただし、安いからと手当たり次第に入るのは考えた方がいいでしょう。私はカード会社が勧めるワンコイン保険は断りました。すでに自分が加入している保険でどうしても足りないものをカバーするくらいのつもりで利用するといいのでは」
若い頃、先進医療特約やがん特約をつけず医療保険に加入し、特約目当てに保険を見直そうと考えている人にはワンコイン保険は向いてそうだ。マンションの漏水事故も壁や床の修理代に60万〜70万円かかる。火災保険に漏水の特約がついていなければ、お守り代わりに検討するのもいいかもしれない。
それにしても、なぜ、ワンコイン保険が急増しているのか。
「保険業界では少子高齢化と未婚率の上昇で、かつてスタンダードだった大型の死亡保障保険の需要が減り、今は掛け捨てタイプの医療保険が人気です。ただ、それも市場が飽和状態になりつつあり、所得の低い若者でも入りやすい保険商品を研究して、ワンコイン保険にたどりついたのでしょう。ネットの普及で広告や勧誘にかかる保険会社のコストが減ったことも大きいと思います」(八ツ井慶子氏)
先進医療は、1回の治療費が1回200万〜300万円かかることがザラ。ワンコインでカバーできればラッキーか。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民112掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。