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Business | 2016年 07月 25日 20:54 JST 関連トピックス: トップニュース, ビジネス
基礎的財政収支、20年度の赤字5.5兆円＝内閣府試算で政府筋
［東京 ２５日 ロイター］ - 政府は、２６日の経済財政諮問会議（議長、安倍晋三首相）で、２０２０年度の基礎的財政収支の赤字額が５．５兆円となる新たな試算を示す方針だ。複数の政府筋が明らかにした。
今年１月時点から赤字額は１兆円縮小するが、実質２％・名目３％以上の経済成長を実現しても、なお収支は均衡しない。
試算は内閣府がまとめた。新たな試算で赤字が改善するのは、高い経済成長率が続けば税収が大きく伸びる一方、原油安などで消費者物価指数の上昇ペースが鈍化し、歳出の伸びも抑えられるためだ。
もっとも、高い成長を維持しても財政目標達成への道筋は描けない。今後、経済成長と併せて歳出改革を継続できるかが課題となる。
http://jp.reuters.com/article/budget-deficit-idJPKCN1051C2
基礎的財政収支 赤字幅悪化と試算 消費増税再延期で
7月22日 5時27分
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来年４月に予定していた消費税率の引き上げが再延期されるのを受けて、政府が財政健全化に向けた中間目標を掲げる２０１８年度の国と地方の「基礎的財政収支」が、内閣府の試算で、ＧＤＰ＝国内総生産と比べて１．９％程度の赤字に悪化する見通しとなったことが分かりました。
内閣府は、昨年度の決算がまとまったことなどを受けて、毎年この時期に中長期的な経済や財政の試算をまとめています。
関係者によりますと、来年４月に予定していた消費税率の１０％への引き上げが２年半再延期されるのを受けて、内閣府の試算で、２０１８年度の国と地方を合わせた「基礎的財政収支」の赤字幅が、ＧＤＰに比べて１．９％程度となる見通しになったことが分かりました。これはことし１月時点の試算より０．２ポイント程度悪化し、財政健全化に向けて政府が掲げる中間目標の「１％程度」の達成も厳しくなる水準です。
一方で、政府が黒字化を目標としている２０２０年度の基礎的財政収支は、これまでの試算より９０００億円程度改善し、５兆６０００億円程度の赤字となる見通しです。これは、昨年度の税収が増えたことや、２０１９年１０月から消費税率が引き上げられることなどを踏まえたものですが、依然として５兆円を超える赤字が残る見通しとなっており、経済成長による税収の増加や思い切った歳出削減などで、財政健全化の加速を迫られることになりそうです。
関連リンク
消費税に翻弄された『骨太の方針』ビジネス特集 6月7日
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160722/k10010604141000.html
20年度財政収支、潜在成長率底上げを 諮問会議民間議員提言
2016/7/23 2:00日本経済新聞 電子版
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政府の経済財政諮問会議の民間議員がまとめた2020年度の基礎的財政収支の黒字化に向けた提言がわかった。働き方改革などを通じた潜在成長率の底上げが不可欠と強調。補正予算などに頼らず民需主導で経済成長できれば、内閣府が5.6兆円とはじく20年度の基礎的財政収支の赤字を１兆円未満に圧縮できると指摘する。
26日の諮問会議で示す。提言は０％台で低迷す…
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO05175260S6A720C1EE8000/
基礎的財政収支、消費税上げても赤字５兆円 ２０２０年度、内閣府が新試算
2016.7.18 06:58
内閣府が策定中の新たな「中長期の経済財政に関する試算」で、2020年度の基礎的財政収支（プライマリーバランス、PB）が5兆円台の赤字になるとしていることが分かった。物価下落の影響で国の支出が減り、赤字幅は従来試算の6兆5000億円から大きく縮小する。再延期された消費税率10%への引き上げが、19年10月に実施されることが前提で、20年度にPBを黒字化する政府の財政健全化目標を達成するには、大幅な歳出削減が必要となる。
政府が7月下旬に開く経済財政諮問会議で提示する。試算は、国内総生産（GDP）が名目3%以上、実質2%以上で成長し続ける「経済再生ケース」。今年1月時点の試算より、1兆5000億円規模で赤字幅が縮小した。
政府は消費税率の引き上げを再延期したが、PBは単年度収支のため、20年度が始まる前に引き上げられていれば影響はない。
それでも目標の達成には、歳出抑制や、税収拡大につながる構造改革が求められる状況に変わりはない。
http://www.sankeibiz.jp/macro/print/160718/mca1607180500005-c.htm
基礎的収支、黒字化遠く 20年度の赤字５兆円と試算
内閣府
2016/7/16 2:00日本経済新聞 電子版
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内閣府の中長期的な財政に関する試算で、2020年度時点の国・地方を合わせた基礎的財政収支（プライマリーバランス）の赤字額が５兆円台になることが分かった。物価低迷で年金など国の歳出がやや抑えられ、従来見通しより赤字は減る。20年度までの黒字化達成に向け一段の歳出抑制などの対応を迫られる。
今月末の経済財政諮問会議（議長・安倍晋三首相）で最新の試算を示す。内閣府は今年１月の前回試算で20年度時点の赤…
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS15H4B_V10C16A7MM8000/
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