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Business | 2016年 06月 20日 16:34 JST 関連トピックス: トップニュース, ビジネス
為替はファンダメンタルズと整合的水準、年初来の円高で=IMF対日報告書
[東京 20日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は20日、日本経済に関する報告書を公表し、アベノミクスは持続的な高成長や物価上昇率を確保できておらず、2%の物価目標や財政健全化目標、成長率など政策当局の掲げた目標は現政策では期限までの達成が困難と指摘した。
労働市場改革と所得政策の重要性を強調し、そのために財政・金融政策のさらなる強化も必要とした。年初来の円高進行により、「中期的なファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)と概ね整合的な水準となった」と明言し、現行水準が妥当とした。
対日報告書は「アベノミクスの野心的目標達成には大規模な政策連携の改善が必要」と指摘。安倍晋三首相が2019年10月まで延期を決めた消費税引き上げについては、毎年0.5または1%ずつ少なくとも15%まで段階的に引き上げるべきとし、「消費増税の裁量的変更などは、政策の不透明性を高める」と批判した。
日銀の物価目標達成には「時間軸の柔軟化が必要」との見解を示し、「金融政策の波及の弱さや自然利子率低下などが、信認に関する課題を日銀にもたらす」との懸念を表明した。
都内で会見したデビッド・リプトン筆頭副専務理事は「中銀は目標達成の意思を見せるのが重要だが、信頼確保も重要」として達成可能な目標設定の重要性を強調し、「日銀は(必要な)政策変更が可能と信じている」と述べた。
マイナス金利の導入については「歓迎する」とし、「不動産価格など経済を刺激する」と評価した。
*内容を追加します。
http://jp.reuters.com/article/imf-yen-idJPKCN0Z60GR
日経平均は大幅続伸、英EU離脱懸念の後退で買い戻し
[東京 20日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅続伸。18日に公表された英世論調査で、欧州連合(EU)残留派が勢いを取り戻していることが明らかになり、投資家のリスク回避姿勢が後退。外為市場での円高一服も支援材料となった。日経平均は一時400円超の上昇となり、取引時間中で4営業日ぶりに1万6000円を回復したが、買い戻し一巡後は上値の重い展開だった。
18日公表の英サンデー・タイムズ紙向けの調査会社ユーガブの世論調査によると、英国のEU残留を支持する英国民の割合が44%となり、離脱を支持する割合の43%を上回った。これを受け、週明けの東京市場では「EU離脱に対する過度な懸念が後退し、売り方の買い戻しが活発化」(ミョウジョウ・アセット・マネジメントCEOの菊池真氏)したという。
トヨタ(7203.T)や三菱UFJ(8306.T)など主力銘柄が買われ、TIPIXコア30.TOPXCの構成銘柄すべてが上昇。TOPIX100.TOPX100でもスズキ(7269.T)と資生堂(4911.T)を除く98銘柄が買われた。業種別株価指数では全33業種が値上がりし、全面高。海運や鉱業、鉄鋼などの上昇が目立った。
日経平均は節目の1万6000円を回復する場面もあったが、上値追いの動きは限られた。「日経平均1万6000円割れでは割安感も意識されやすいが、英国民投票の結果を見極めない限り、上下共に動きは取れない」(東洋証券ストラテジストの檜和田浩昭氏)という。投資家の様子見姿勢の強まりを示すように、東証1部の売買代金は1兆9074億円と2兆円を下回った。
個別銘柄では、Vテク(7717.T)がストップ高。韓国サムスン電子(005930.KS)が2016年に8兆ウォン(約7200億円)程度を投じて有機ELパネルの生産設備を拡充すると報じられ、有機EL関連銘柄である同社が買われた。保土谷化(4112.T)も高い。
半面、アシックス(7936.T)が大幅反落。17日に2016年12月期連結業績予想の下方修正を発表し、嫌気された。円高による為替換算レートの影響や米国での売上弱含み、米子会社における得意先の破たんおよび信用不安に伴う引当計上などが響くという。
東証1部騰落数は、値上がり1776銘柄に対し、値下がりが134銘柄、変わらずが49銘柄だった。
日経平均.N225
終値 15965.3 +365.64
寄り付き 15839.06
安値/高値 15835.86─16035.44
TOPIX.TOPX
終値 1279.19 +28.36
寄り付き 1269.81
安値/高値 1268.65─1283.93
東証出来高(万株) 184484
東証売買代金(億円) 19074.03
(杉山容俊)
http://jp.reuters.com/article/nikkei-largegain-idJPKCN0Z60HE?sp=true
日本株連騰、英EU残留観測と円高一服を好感−東証全業種買われる
長谷川敏郎
2016年6月20日 07:59 JST 更新日時 2016年6月20日 15:21 JST
関連ニュース
ロンドン金融街シティーは金の卵産むガチョウ、離脱なら黄金期終焉か
円は最大の敗者か、対ポンドで−英国民投票でEU「残留」派勝利なら
ポンドが大幅高、世論調査で残留支持が離脱上回る−ユーロも連れ高
「靴を脱ぐ投資家」がアクティビストに問う、企業成長か短期利益か
20日の東京株式相場は連騰。英国の欧州連合(EU)残留支持派の増加や為替の円高一服が好感され、電機や輸送用機器、機械など輸出株、鉄鋼など素材株、証券など金融株中心に全業種が高く、東証1部銘柄の9割超が上げた。
TOPIXの終値は前週末比28.36ポイント(2.3%)高の1279.19、日経平均株価は365円64銭(2.3%)高の1万5965円30銭。
アリアンツ・グローバル・インベスターズ・ジャパンの寺尾和之取締役は、「離脱による経済コストの大きさや事前調査のバイアスなどを考慮すれば、英国がEUに残留する可能性が高い」と指摘。離脱の可能性が低下すれば、「事前調査で離脱派が優勢だとし、リスクオフで下がり始めた日経平均1万6300円程度まで戻る」との見方を示した。
東京証券取引所
東京証券取引所 Photographer: Yuriko Nakao/Bloomberg
EU残留を支持するジョー・コックス下院議員(労働党)の殺害後に実施された初の英世論調査では、国民投票で残留を支持するとの回答が離脱派を上回った。通信社のプレス・アソシエーション(PA)によると、調査会社サーベーションが英紙メール・オン・サンデーの委託で17、18両日に実施した調査では、残留支持派が45%、離脱は42%。前回調査では離脱支持派45%、残留42%だった。
残留支持派の増勢から、きょうの為替市場で英ポンドは全面高。円は安くなり、ドル・円相場も一時1ドル=104円80銭台までドル高・円安方向に振れた。前週末の日本株終値時点は104円36銭、16日には一時103円50銭台を付けていた。
今週23日に英国民投票が迫る中、EU離脱リスクに対する過度の警戒が後退し、週明けの日本株は朝方から幅広く買いが先行。英FTSE100指数先物が時間外取引で基準価格比一時3%超、米S&P500種株価指数先物も1%高となり、きょうの海外株高観測も広がった。日経平均は一時400円以上上げ、4営業日ぶりに1万6000円を回復する場面があった。
大和証券の壁谷洋和チーフグローバルストラテジストは、「国民投票直前で残留の方向に追い風が吹いてきている。今のセンチメントやモメンタムは投票当日の心理に影響してきそう」とした上で、「先週までが悲観に行き過ぎていた。残留が決まれば、もう一段のリスクオンになる可能性がある」と話した。
一方、日経平均は先週からの6営業日中、きょうも含め5営業日で前日比の変動率が1%を超えている。「今週は英国民投票以外に目立った材料に乏しく、投票結果が確定しているわけでもない。流動性も少ないことから、振れやすいマーケットが続きそう」とSBI証券の藤本誠之シニアマーケットアナリストはみていた。
東証1部33業種は全て高く、海運、鉱業、鉄鋼、パルプ・紙、証券・商品先物取引、その他金融、不動産、機械、ガラス・土石製品、倉庫・運輸が上昇率上位。鉱業は、17日のニューヨーク原油先物が3.8%高の1バレル=47.98ドルと急反発、約2カ月ぶりの大幅高となったことを受けた。東証1部の売買高は18億4484万株、売買代金は1兆9074億円。値上がり銘柄数は1776、値下がりは134。
売買代金上位では、トヨタ自動車やソフトバンクグループ、ソニー、ブイ・テクノロジー、東芝、村田製作所、富士重工業、三井不動産、三菱電機、TDK、クボタ、新日鉄住金が高い。半面、燃費データ不正問題での顧客への支払い費用で2017年3月期に約500億円の特損を計上する三菱自動車は安く、今12月期業績計画を下方修正したアシックスは急落した。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-06-19/O91IV06TTDS101
新興市場株:続伸、英でEU残留派の勢い強まる−新興国通貨も上げる
Jung Park、Anuchit Nguyen
2016年6月20日 16:18 JST
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20日の新興市場株は続伸。英国の国民投票を23日に控え、欧州連合(EU)残留派の方に勢いが移っている様子が示され、これを織り込んだ。
ポーランドやハンガリーなど東欧の通貨を中心に新興国通貨も上昇。ブックメーカー(賭け屋)のオッズに基づく英国のEU離脱の確率は31%と、先週の43%から低下した。韓国総合指数が新興市場株の上げを主導。先週末17日に5週間ぶりの大幅高となっていたブレント原油が引き続き上昇した。
MSCI新興市場指数は前週末比0.9%高。先週末は0.8%上げていた。韓国総合指数は1.4%高。
原題:Emerging-Market Assets Rally as Remain Gathers Momentum in U.K.(抜粋)
円は最大の敗者か、対ポンドで−英国民投票でEU「残留」派勝利なら
Netty Ismail
2016年6月20日 15:22 JST
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ポンドは対円で10%高、対ドルで3%高へ−マッコーリー
EU「残留」派勝利ならポンド・円相場への「後押し2倍」−RBS
英国民投票で欧州連合(EU)残留が支持された場合、ポンド買いの引き金となり、円は最大の敗者になりそうだ。
マッコーリー銀行やロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)によると、「残留」となった場合、早ければ7月もあり得る米利上げ観測でポンドの対ドル相場の上値は抑えられる可能性がある。一方、ブルームバーグが調査したアナリストの半数以上は日本銀行が来月、追加緩和すると予想した。
今月23日の英国民投票を間近に控え、英国のEU残留を支持する方向に形勢が傾く様子が世論調査結果で示されたことから、20日のポンド相場は主要16通貨では対円で最大の上昇を見せている。ポンドが今月、対円で5%近く下落した背景には、英国がEUを離脱すればグローバル市場の混乱を招くとの懸念で安全資産に投資マネーが向かったことがあった。円は先週、対ドルで1ドル=103円55銭と、2014年8月以来の円高水準に達していた。
1万円紙幣
1万円紙幣 Photograph: Akio Kon/Bloomberg
マッコーリーの外為・金利ストラテジスト、ガレス・ベリー氏(シンガポール在勤)は「英国民が残留を選べば、ドル・円相場は安心感から小幅に上昇するだろう」と述べ、「ポンド高・ドル安とドル高・円安が重なると、ポンド・円クロス相場はポンド・ドルやドル・円を合わせたよりも大幅な動きになるという意味だ」と指摘した。
ポンドは日本時間午後0時38分現在、1.6%高の1ポンド=1.4588ドル。対円では2%高の1ポンド=152円48銭。16日に英野党労働党ジョー・コックス下院議員が殺害された後、17日と18日に実施された世論調査では、英国のEU残留支持派が勢いづいていることが示された。
RBSのストラテジスト、マンスール・モヒウディン氏は、「英国がEU残留となれば、英金融市場が上昇してポンドは対ドルで1.50ドルに戻る公算が大きい。ドル・円相場は来月の連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀の政策会合を前に1ドル=105ー110円のレンジに上昇する」と予想。「EU『残留』の場合にイングランド銀行(英中央銀行)が金利について中立スタンスを維持しても、ポンド・円相場への後押しは2倍になろう」と述べた。
原題:Pound to Rally Most Against Yen If ‘Remain’ Wins U.K. Referendum(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-06-20/O921S36JIJUT01
ドル104円半ば、クロス円の上昇と株高が支えに
[東京 20日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の104円半ばだった。英国民投票をめぐる世論調査で欧州連合(EU)残留派が優勢となったことを受け、英ポンドとユーロに買い戻しが入り、クロス円が上昇。株高も相まってドル/円の支えとなった。
ドル/円は早朝の安値104.30円から仲値公示を挟んで104.85円まで上昇した。18日に公表された英国の世論調査で、EU残留派が若干勢いを取り戻したことが明らかとなり、英ポンドが全面高、ユーロも堅調となった。
その後、英ポンドやクロス円の上昇が正午までに一服。午後のドル/円は104.50─60円台を中心に方向感なく推移した。市場からは「世論調査の結果を受けた株の上げ幅に比べ、ドル/円の上げ幅は限定的。残留派のわずかなリードがまた覆される可能性もある」(国内銀)と冷静な受け止め方も聞かれた。
きょうは商業決済が集中しやすい五・十日にあたり、実需筋のフローが観測されるか関心を集めていたが、インターバンクと共に商い低調で、様子見姿勢が強かったという。
<IMM通貨先物は円買い越しが増加>
米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(6月14日までの1週間)によると、円の買い越しは、前週の4万2853枚から、5万5690枚に増加した。
英国民投票でEU残留が決まった場合は、積み上がった円買いポジションが巻き戻され、ドルは108─109円程度までの上昇が見込まれるとの指摘もある。
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=
午後3時現在 104.68/70 1.1350/54 118.82/86
午前9時現在 104.62/64 1.1345/49 118.70/74
NY午後5時 104.12/16 1.1277/82 117.85/89
(為替マーケットチーム)
http://jp.reuters.com/article/tokyo-fx-idJPKCN0Z60HQ?sp=true
ポンドが大幅高、世論調査で残留支持が離脱上回る−ユーロも連れ高
Narayanan Somasundaram、Kevin Buckland
2016年6月20日 05:44 JST 更新日時 2016年6月20日 15:55 JST
20日の外国為替市場で英ポンドはドルに対して大幅上昇。このままなら、3カ月ぶり大幅高となる。英国の欧州連合(EU)残留を支持していた英議員殺害後に初めて公表された世論調査の結果が残留派の優勢を示したことがきっかけ。ユーロが連れ高となったほか、リスク意欲の回復で高利回り通貨が買われた。
メール・オン・サンデー紙の委託でサーベーションが17−18日に実施した世論調査で残留支持が45%と、離脱支持の42%を上回った。前回のサーベーション調査は離脱派の優勢を示していた。16日の議員殺害を受けての国民投票キャンペーン停止が続いた前週末の17日、ポンドは上昇していた。
ロンドン時間20日午前6時45分現在、ポンドは1.5%高の1ポンド=1.4573ドル。これは終値ベースで3月17日以来の大幅上昇となる。
ユーロとオーストラリア・ドル、ニュージーランド・ドルはいずれも0.8%以上の上昇。一方、円は0.5%安と、7営業日ぶりに下落。
原題:Pound Surges as Polls Favor ‘Remain,’ Taking Euro, Krone With It(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-06-19/O91CQK6TTDS201
- 当面の対応準備も長期低迷には手詰まりか−英のEU離脱で世界の中銀 米利上と日銀緩和、7月説 リーマンとは違う 軽毛 2016/6/20 17:27:17
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