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今年の米経済は4年ぶりの低成長も、大統領選が影響か−NABE調査
Rich Miller
2016年6月6日 15:08 JST
約60%のエコノミストは大統領選めぐる不透明感が打撃になると回答
企業利益は2011年以来のマイナスになる見込み
今年の米経済は大統領選をめぐる不透明感が影を落とし、2012年以来4年ぶりの低成長にとどまる見込みであることが、全米企業エコノミスト協会(NABE)の最新調査で明らかになった。
NABEの四半期調査によると、今年の米国の国内総生産(GDP)予想成長率は10−12月(第4四半期)ベースの比較で前年比1.9%と、3月公表の前回調査の予測(2.5%)を下回った。昨年の実績は2%だった。
回答者の60%近くが11月の米大統領選をめぐる不透明感が米経済の打撃になると指摘した。
NABEのリサ・エンスボマッティングリー氏は16年の成長率見通しが下方修正された最大の要因として弱い設備投資を挙げた。昨年は2.8%増だったが、今年は失速する見通しだ。
調査によれば、今年の企業利益も11年以来のマイナスになると予想されている。同年は2.9%減少した。在庫評価と資本減耗調整を除く税引き後利益は2%減となる見込み。昨年は3.3%増加した。
調査はエコノミスト48人を対象に5月2日から17日にかけて実施した。
原題:U.S. Economy Projected to Expand This Year by Least Since 2012 (抜粋)
http://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-06-06/O8C2666JTSEI01
イエレンFRB議長:緩やかな利上げ見込む−具体的な時期触れず
Jeanna Smialek、Christopher Condon
2016年6月7日 01:45 JST 更新日時 2016年6月7日 03:11 JST
米経済において前向きな力が後ろ向きな展開に勝るとFRB議長
5月の雇用者数の伸びは「期待外れ」
米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は、雇用の伸びとインフレ率上昇を支える前向きな力が後ろ向きな展開に勝る可能性は依然高く、緩やかな追加利上げが適切になるとの認識を示した。ただ利上げの具体的なタイミングには触れなかった。
議長は6日にフィラデルフィアで講演。講演原稿によれば、「中長期的な物価安定と最大限の持続可能な雇用を確保するため、フェデラルファンド(FF)金利は時間をかけて緩やかに上昇しなくてはならないだろうと、私は引き続き考えている」と述べた。
この日の講演では、追加利上げの時期をめぐる表現が従来よりも具体的でなくなった。5月27日のハーバード大学でのイベントでは、「今後数カ月のうちに」追加利上げが適切になる可能性が高いと発言していたが、この日の講演原稿には同様の発言は含まれていなかった。3日に発表された5月の雇用統計では雇用者数の伸びがほぼ6年ぶりの低水準となり、市場の利上げ期待は大きく落ち込んだ。
イエレン議長は5月の雇用者数の伸びについて「期待に及ばなかった」とした一方、雇用統計で見られた明るい要素の一つとして平均時給の増加を挙げた。
議長は「このところ見られる雇用創出ペース減速の兆候は注視する必要がある」とし、「5月の雇用統計が軌道から外れた、もしくは年初の経済活動の低調さに起因する一時的な減速を反映したのであれば、雇用の伸びは今後上向き、所得の一段の増加を支えるだろう」と語った。
経済見通しについては「4つの不確実な分野」を注視していると発言。低調な投資トレンドや5月の雇用統計などを挙げ、そうした状況は「世界情勢が非常に起伏の激しい」時期において米経済の抵抗力に疑問を生じさせると説明した。
このほかグローバルリスクも懸念材料だと指摘。中国の経済成長率や、今月実施される英国の欧州連合(EU)離脱の是非をめぐる国民投票を挙げた。また米国の生産性が上向くかどうかや、インフレ率が金融当局の目標である2%に向けてどのようなペースで上昇していくかについて不透明感があると話した。
原題:Yellen Sees Rates Rising Gradually Without Giving Precise Timing(抜粋)
http://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-06-06/O8CZK4SYF01W01
欧州債:スペイン債が下落、独債とのスプレッド拡大−総選挙など控え
Marianna Aragao
2016年6月7日 01:39 JST
6日の欧州債市場ではユーロ圏の高債務国の国債が下落し、ドイツ国債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド)が拡大した。今月は23日に英国の欧州連合(EU)残留・離脱の是非を問う国民投票、26日にスペイン総選挙が控えていることが意識された。
スペイン10年債は3営業日ぶりに値下がりし、ドイツ国債に対するスプレッドはここ3週間の最大に広がった。イタリアとポルトガルの国債も下げた。最近公表された2つの世論調査で、英国民投票で離脱賛成に投票するとの回答がいずれも残留支持を上回った。
DZ銀行(フランクフルト)の債券ストラテジスト、クリスティアン・レンク氏は英国民投票とスペイン総選挙が迫りつつあるこうした状況が「総じて市場の緊張感をやや高めている」と指摘。「これがユーロ圏の信用力が高い国の国債を後押ししている。こうした状況は向こう数日から数週間にかけて続く公算がかなり大きい」と語った。
ロンドン時間午後4時7分現在、スペイン10年債利回りは前週末比6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.53%。3日までの2営業日で3bp下げていた。同国債(表面利率1.95%、2026年4月償還)価格はこの日、0.57下げ103.83。イタリアの2026年6月償還債の利回りは6bp上げ1.48%。
欧州債の指標とされるドイツ10年債利回りは1bp上昇の0.08%。3日には0.065%まで下げ、2015年4月以来の低水準を付けた。スペイン国債とのスプレッドは一時145bpと、先月17日以来の大きさに膨らんだ。
原題:Spanish Bonds Drop With Italy’s as Elections, Brexit Vote Loom(抜粋)
http://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-06-06/O8CWS66K50XX01
- 円売り介入、大きな効果期待できず 前日銀理事17年度2%「ハードル高い」修正を ファンド運用成績マイナス 軽毛 2016/6/07 04:34:08
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