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ファーストリテイリングの柳井社長(C)日刊ゲンダイ
「オールドネイビー」日本撤退 “漁夫の利”でGUに追い風か
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/181997
2016年5月25日 日刊ゲンダイ
低価格で知られるカジュアル衣料の「オールドネイビー」が日本撤退を決めた。
オールドネイビーは「ギャップ」や「バナナ・リパブリック」も手掛ける米ギャップ社の店舗。国内53店のすべてを2017年1月末までに閉鎖する方針という。
日本1号店は2012年。約4年で撤退を余儀なくされた。
「オールドネイビーは500円程度のパーカーがあったりして、若年層に人気の高いブランドです。ただ色使いなどが日本人の好みとは言い難い。そのあたりで苦労したのでしょう」(流通関係者)
オールドネイビーの日本での売上高は未公表。世界全体では、16年2〜4月期に14億8600万ドル(約1600億円)を売り上げた。
米ギャップは、成長の見込める中国市場に注力するとしているが、オールドネイビーの日本撤退で漁夫の利を得そうな企業もある。
「ライバル企業の売上高は伸びることになるでしょう。オールドネイビーと最も競合するのは、ファーストリテイリングが展開する『GU(ジーユー)』です。ユニクロより低価格で、現在は勢いもあります」(流通アナリストでプリモリサーチジャパン代表の鈴木孝之氏)
■オールドネイビーの顧客獲得に本腰か
ジーユーは日本国内に314店舗(15年8月末)ある。15年8月期(通期)のジーユー事業の営業利益は164億円で前期比2・7倍に膨れ上がった。ファーストリテイリングの“優等生”といえそうなブランドに育っている。
「主力事業のユニクロの低迷が伝わるだけに、ジーユーにはもっと頑張ってもらいたいでしょう。柳井社長は、オールドネイビーの顧客を獲得するため、ジーユー事業の強化を打ち出すかもしれません」(百貨店関係者)
カジュアル衣料は「ファッションセンターしまむら」や、米「フォーエバー21」、スウェーデンの「H&M」、スペインのインデックスが手掛ける「ZARA(ザラ)」、良品計画の「無印良品」、そして「ユニクロ」「ジーユー」のファーストリテイリング、米ギャップなどがしのぎを削る。
オールドネイビーに続く外資の日本撤退(事業縮小)は十分にあり得る。
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