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焦点:ドル調達コスト、過熱感解消へ 収益望めない米債投資冷え込み 超長期債下落、30年入札結果受け−「積極的に売るのも怖
http://www.asyura2.com/16/hasan108/msg/520.html
投稿者 軽毛 日時 2016 年 5 月 12 日 18:41:16: pa/Xvdnb8K3Zc jHmW0Q
 

Business | 2016年 05月 12日 16:35 JST 関連トピックス: トップニュース, ビジネス

 焦点:ドル調達コスト、過熱感解消へ 収益望めない米債投資冷え込み

[東京 12日 ロイター] - 本邦勢のドル調達コストが、ピークアウトの兆しをみせている。米長期金利の低下と調達コストの高止まりの結果、十分な収益確保が難しくなり、米国債投資意欲が低下。過熱してきたドル調達ニーズが落ち着いてきたためだ。同時に日銀の導入したマイナス金利によるコスト増分を投資家に転嫁する金融機関が増え、外債投資で稼ぐ必要性が低下してきたことも指摘されている。

<ヘッジ付き投資の減少とヘッジ無し投資の増加>

本邦勢は外債投資に際して、為替リスクをヘッジする目的で為替スワップを利用する。

マイナス金利の導入で一段と行き場を失ったマネーが対外投資に向かった結果、ドル/円スワップを通じた本邦勢のドル調達コストは、今年2月に3カ月物で1.3%まで上昇し、米国債5年物の利回りUS5YT=RRを優に超える水準に達した。

しかし、上がる一方だったドル調達コストは、足元で1.02%程度まで低下。本邦勢のドル資金需要に何らかの変化が生じ、調達コストの低下として表面化した可能性がある。    「民間投資家は、ヘッジ付き外債投資を圧縮し始めたようだ。ヘッジコストが高過ぎるので、無理して外モノ(外債など)を買うのをやめて、国内のマイナス金利の負担分は、契約者や個人に直接転嫁するようになったのだろう」(金融機関資金担当者)との声が市場で出ている。

一方、足元で外債を購入しているのは、為替スワップを使わないアウトライト(ヘッジ無し)の投資家とみられている。市場では、円高阻止など別の使命を帯びた機関が、こうした取引の主役になっているとの見方が広がっている。   

財務省の「対外及び対内証券売買契約等の状況」によると、本邦勢による対外証券投資(株式・投資ファンド持分と中長期債投資の合計)は、今年4月に4078億円の売り越し。3月の7兆1712億円の買い越しから、投資行動が劇的に変化した。  国内の低金利による逆ザヤで、高リスク投資が増加しているとされる生命保険などの機関投資家の間では、外モノ投資をめぐって温度差が出てきている。

富国生命保険はロイターとのインタビューで、2016年度の一般勘定の運用方針で、米国債金利が低迷する一方でヘッジコストが上昇し、日本国債から外債への大規模シフトをいったん休止するとした。  

<マイナス金利の負担、金融機関が投資家に転嫁>     日銀がマイナス金利付き量的・質的金融緩和(QQE)を開始し、QQEの当初に期待されていたポートフォリオリバランス効果が失われているとの指摘が、短期金融市場の関係者から出ている。  

「今、目の前で起きているのは、コストリバランス。つまり金融機関や運用会社が、投資家にコストを押し付ける流れだ」(国内銀)という。  国内信託銀行は、4月半ばから金銭信託にマイナス金利の適用を開始した。金銭信託は、資産運用会社や年金基金などが短期資金を運用するために使用しているが、日銀のマイナス金利導入によるコスト増分が転嫁される。

同時期に資産運用各社は、投資信託を購入する個人投資家などにマイナス金利に伴う負担増分を請求し始めている。

複数の市場関係者は、こうした環境変化を反映して、利回り狙いの外モノ投資が減少し、ドル資金需要が弱まっている可能性を指摘している。

実際、信託各社がマイナス金利負担の投資家転嫁を開始した4月18日の週に、ドル/円スワップでは、オーバーナイト物でドル調達コストが大幅に低下。

その裏側で、大幅なマイナス金利による円資金調達を続けてきた海外金融機関の円調達コストが、ゼロ近傍まで上昇した。 

<低過ぎる米国債利回り>  

さらに米金利の低下も、ドル債需要を低下させているとみられている。米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が、利上げに慎重なために「市場は年1回の利上げも織り込んでいない状況だ」と、SMBC日興証券・為替外債ストラテジスト、野地慎氏は述べている。

同氏は、10年米国債利回りUS10YT=RRの年末までのレンジを1.7―1.9%と予想する。  

米国での低利回り継続を見込んで、一部の機関投資家の間では「今年度の米債投資予算はゼロ」(運用担当者)との方針も聞かれる。

(森佳子 編集:田巻一彦)
http://jp.reuters.com/article/us-bond-idJPKCN0Y30PN?sp=true

超長期債下落、30年入札結果受け−「積極的に売るのも怖い」との声も
池田祐美、山中英典
2016年5月12日 07:53 JST 更新日時 2016年5月12日 15:47 JST
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新発30年債利回り0.335%まで上昇、新発20年債利回り一時0.28%
30年入札結果:最低落札価格は予想下回る、応札倍率3.01倍に低下
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債券市場で超長期債相場が下落した。この日実施の30年債入札で最低落札価格が市場予想を大幅に下回ったことを受けて、超長期ゾーンを中心に売りが優勢となった。半面、先物や長期債相場は持ち直した。
  12日の現物債市場で、新発30年物の50回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)低い0.30%で始まり、0.295%まで低下した。午後は入札結果を受けて一時0.335%と4月28日以来の水準まで上昇。その後は0.32%を付けている。新発20年物の156回債利回りは横ばいの0.25%で始まり、0.28%まで上昇後、0.255%にやや戻している。新発40年物の8回債利回りは2.5bp高い0.34%を付ける場面があった。
  長期金利の指標となる新発10年物国債の342回債利回りは、横ばいのマイナス0.105%で開始し、いったんマイナス0.11%に低下。午後に入ってマイナス0.10%まで上昇した後、再びマイナス0.11%で推移している。
  JPモルガン・アセット・マネジメントの塚谷厳治債券運用部長は、債券相場について、「30年債入札結果を反映して多少売られた」と指摘。ただ、「積極的に売るのも怖い感じ。経済環境や日銀の政策を考えるとスティープニングする可能性は低いと思う。財政出動により大幅な国債発行姿勢にならない限り、大きく売られるリスクは小さい」と語った。

  長期国債先物市場で中心限月6月物は、前日比3銭高の151円90銭で取引を開始した。入札結果発表後に151円75銭まで下落したが、その後は持ち直し、結局8銭高の151円95銭と高値引けした。
30年債入札
  財務省が午後発表した表面利率0.8%の30年利付国債(50回債)の入札結果によると、足元の金利低下を反映し、平均落札利回りが0.319%、最高落札利回りが0.332%と、ともに過去最低を更新した。一方、最低落札価格は112円70銭と市場予想の112円90銭を下回った。小さければ好調なテール(平均と最低落札価格の差)は40銭と、2013年4月以来の大きさだった前回67銭からは縮小したが、高水準。投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.01倍と昨年7月以来の低水準となった。
  JPモルガン・アセットの塚谷氏は、30年債入札結果について、「予想より少し弱かった。応札倍率も低下した。ここまで買われてきて警戒せざるを得ない状況だった」と分析した。
  日本銀行はこの日午前、金融政策を据え置いた4月27、28日会合での「主な意見」を発表した。マイナス金利政策について、「当面実体経済への効果の波及を見極める必要があり、金融政策は現状維持が適当である」との意見があった。「今後、物価安定の目標の実現のために必要と判断される場合には、追加的な金融緩和措置を検討すべきである」との意見もあった。ただ、債券相場への影響は限定的だった。
  岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、「残存10年以下のゾーンはレンジ相場でこう着状態に陥っている。今月末のサミットやその後の消費増税先送りを含めた景気対策を見極める姿勢の投資家が多いのではないか」と話した。
  11日の米国債相場は上昇。米10年債利回りは前日比2bp低下の1.74%程度で引けた。米国株相場の下落に加えて、米10年債入札が順調だったことから買いが優勢となった。S&P500種株価指数は同1%安の2064.46で終了した。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-05-11/-30-io3gpluo

日銀総裁:大変大胆というかユニーク−ECBの貸出マイナス金利
日高正裕
2016年5月12日 14:28 JST 更新日時 2016年5月12日 17:24 JST

ECBの物価安定目標に向けた努力を「高く評価」−黒田総裁
必要ならちゅちょなく3次元で緩和、具体的な手段はその時議論

日本銀行の黒田東彦総裁は、欧州中央銀行(ECB)が導入している金融機関への貸し出しに対するマイナス金利の付与について、「大変大胆というかユニーク」と述べた上で、日銀が追加緩和をする場合の適切な手段はそれぞれの時点の金融政策決定会合で議論されると述べた。
  参院財政金融委員会で西田実仁氏(公明)が、ECBのように日銀貸付金にマイナス金利を付与して、金融機関に短期プライムレートを引き下げる余地を与えてはどうか、と質問したのに答えた。黒田総裁は、ECBがそうした政策の下で「デフレから脱却し2%程度の物価安定目標に向けて大変な努力をしていることは高く評価している」と述べた。
  日銀が同様の政策を取るかどうかに関しては、「経済・物価のリスク要因を点検して、その上で物価安定目標実現のために必要だと判断した場合にちゅうちょなく量、質、金利の3次元で追加的な金融緩和措置を講じると一貫して申し上げている」と述べた上で、「何が最も適切な手段かということは、その時点で決定会合において議論されるもの」と語った。
  ECBは3月10日の理事会でマイナス金利を0.3%から0.4%に拡大。同時に、これによる銀行収益の圧迫懸念に配慮し、ベンチマーク対比で貸し出しを増やした銀行に、その程度に応じてECBからの貸し出しに最大マイナス0.4%まで金利を付与することを決めた。このための条件付き長期リファイナンスオペを6月から4回実施する。
  ブルームバーグは4月22日、日銀が日銀当座預金の一部に適用している0.1%のマイナス金利(政策金利)を拡大する際は、市場金利のさらなる引き下げを狙って貸出支援基金による貸出金利をマイナスにすることを検討する可能性があると報じている。
 

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コメント
 
1. 2016年5月12日 19:00:59 : OO6Zlan35k : ScYwLWGZkzE[466]
ノルウェー中銀、政策金利0.5%に据え置き-石油収入取り崩し膨らむ中
Jonas Bergman、Julia Gronnevet
2016年5月12日 18:09 JST 
ノルウェー中央銀行は12日、政策金利据え置きを発表した。政府がリセッション(景気後退)入りを防ごうと石油収入を取り崩す中で過去最低の金利を維持した。
  中銀は翌日物預金金利を0.5%で維持した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では18人中17人が据え置きを予想していた。3月には0.25ポイントの利下げを実施した。
  中銀は声明で「消費者物価インフレは高止まりしているが、通貨クローネの上昇で3月時点の見通しよりやや速いペースでインフレが低下するかもしれない。一方、原油価格上昇が不透明感を後退させ、ノルウェー経済の成長が幾分高まる可能性もある」と説明した。
  政府は11日、石油収入を積み立てた政府系ファンドからの資金引き出しを増やすことを明らかにした。政府が景気刺激措置を強化する一方、中銀は一段の利下げに対して慎重さを増している。
原題:Norway Keeps Rate at Record Low as Oil Wealth Spending Jumps (1)(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-05-12/O7220B6JIJUT01


 
IEA:今年前半の石油過剰供給量を下方修正、インドなど需要増加
Grant Smith
2016年5月12日 18:12 JST

国際エネルギー機関(IEA)は、今年前半の世界の石油過剰供給量はこれまでの想定よりも恐らく少ないとの見通しを示した。インドなど新興国の堅調な需要を理由に挙げた。
  IEAは12日公表の月報で、今年上半期の過剰供給量は平均で日量130万バレルと予想。1−3月(第1四半期)の予想以上に力強い消費を受け、前月予想の150万バレルから引き下げた。ただ、石油価格の一段高については「過剰気味の原油と石油製品の在庫が抑制する公算が大きい」との見方を示した。
  1−3月の石油需要は、中国とロシアに加え、インドの輸送用燃料が押し上げた。インドが「石油市場の成長エンジンという地位を中国から引き継ぎつつある」と、IEAは指摘した。
原題:IEA Sees Smaller Global Oil Surplus as India Drives Demand Gains(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-05-12/O722296S972F01


英イングランド銀の16年中の利下げ、利上げよりも確率高い−チャート
Fergal O'Brien
2016年5月12日 18:08 JST 

  イングランド銀行(英中央銀行)が今年利下げする確率はどの程度だろうか。ある指標によると、利上げの確率よりも高い。ブルームバーグがまとめたポンド翌日物銀行間平均金利(SONIA)スワップのデータによれば、年内の利上げ確率がゼロと見なされているのに対し、利下げの可能性は40%織り込まれている。12日の金融政策委員会(MPC)で動きはなさそうだが、経済成長やインフレ、欧州連合(EU)離脱を問う国民投票に言及するとみられるカーニー総裁の記者会見に注目が集まる。
原題:BOE Cut More Likely Than Hike in 2016, One Measure Shows: Chart(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-05-12/O721J56JIJUO01


中国株:上海総合指数、小幅下落−工業株や生活必需品銘柄安い
西沢加奈
2016年5月12日 13:44 JST 更新日時 2016年5月12日 17:54 JST
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新規融資やマネーサプライ、工業生産などの発表を控える
香港市場でH株は0.4%安、ハンセン指数は0.7%安 
12日の中国株式市場で上海総合指数は小幅下落。経済指標の発表を控えて、工業株や生活必需品銘柄を中心に売られた。公益株の上昇で全体の下げが抑えられた。
  上海総合指数は2835.86で終了。前日からの下落率は0.1%未満にとどまった。業種別では工業が最大の値下がり。一方、四川川投能源(600674 CH)は今年に入って最大の上昇を記録し、公益株の上げを主導。新規融資やマネーサプライが12日にも発表される可能性があるほか、週内に工業生産や小売売上高も発表される。
  
  UOBケイ・ヒアン・ホールディングスの機関投資家向け販売担当エグゼクティブディレクター、スティーブン・レオン氏(香港在勤)は、「経済は非常に長い期間、現在の低い水準にとどまりそうだが、投資家は追加刺激策を期待していないように思われる」と指摘した。
  工業株の指数は0.6%安と、CSI300指数の業種別指数で最大の下落となった。春秋航空(601021 CH)が3.9%安。上海外高橋集団(600648 CH)は3.4%安。前日に上昇していた生活必需品株とヘルスケア銘柄の指数も共に0.4%下げた。
  香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が0.4%安で終了し、ハンセン指数は0.7%安で引けた。
原題:Most Chinese Stocks Drop as Industrial, Consumer Stocks Retreat(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-05-12/O71QX06JTSEH01

日本株上昇、明治HDなど決算評価銘柄高い−円軟調も、トヨタ底堅さ
長谷川敏郎
2016年5月12日 07:59 JST 更新日時 2016年5月12日 15:46 JST
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12日の東京株式相場は上昇。決算発表佳境の中、明治ホールディングスやシスメックス、富士重工業といった業績内容、株主還元姿勢が好感された銘柄が株価指数を押し上げた。業種別では繊維や鉄鋼など素材セクターのほか、午後の為替市場で円が弱含んだ影響もあり、機械や電機、精密機器など輸出セクターの一角も堅調。
  半面、ブリヂストンやカシオ計算機など決算失望銘柄は下げ、株価指数の上げ幅も限定的。今期4割超の営業減益を計画したトヨタ自動車は、朝方の下落からは下げ渋った。
  TOPIXの終値は前日比2.97ポイント(0.2%)高の1337.27と反発、日経平均株価は67円33銭(0.4%)高の1万6646円34銭と4日続伸。
  三菱UFJ国際投信・株式運用部の小西一陽チーフファンドマネジャーは、「決算シーズンで個別の選別が進んでいる」と指摘。全体として数カ月前に期待された計画が出てきていないのは事実だが、「期初計画に関する業績リスクはいったん織り込み、政策期待も底流にある」と話した。トヨタの下げ渋りについては、会社計画が「サプライズではあったが、今の為替水準を考えれば、1ドル=105円前提の会社計画はボトムと市場で受け取られた」とみる。
  メーシーズやウォルト・ディズニーの決算失望で個人消費への懸念が広がり、前日の米国株は反落。国内でも決算失望銘柄への売りが先行し、日経平均は午前の取引で一時204円安まで下げ幅を広げた。しかし、円の弱含みやトヨタの下げ縮小で株価指数も徐々に出直り、午後にはプラス圏に浮上。東証1部の騰落業種、銘柄数は拮抗(きっこう)したが、時価総額上位銘柄の持ち直しが指数の上昇転換に寄与した。
  主要銘柄では、今期業績見通しが過度に保守的と受け止められた明治HD、今期営業利益計画が円高の影響を感じさせないと評価されたシスメクスがTOPIXの上昇寄与度上位。今期減益予想ながら、自社株買いも午後に発表した富士重も上昇。半面、今期営業利益計画が前期比40%減と市場予想から下振れたトヨタは安い。1−3月期営業利益が前年同期比6.7%減のブリヂスト、今期営業利益計画が市場予想に届かなかったカシオも売られた。
  トヨタの値動きは市場参加者の注目を集めた。株価純資産倍率(PBR)1倍割れの水準まで売られた上、自社株買いの実施が下支えし、一時の4.5%安から大引けは1.4%安と底堅さを見せた。いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員は、トヨタの今期販売台数計画は減っておらず、投資も増えており、期初計画は「ショックというほどではない。業績がらみの悪材料の象徴となり、全体では出尽くしとなる可能性もある」と言う。
  もっとも、相場全体の上値も限定的。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の荒井誠治投資ストラテジストは、日本に先行して決算が一巡した米国も全体としては良くないとして、「米国株のPERも良いところまで来てしまったこともグローバルの株式市場の元気のなさにつながっている」とみていた。
  東証1部33業種は繊維や鉄鋼、鉱業、精密、機械、その他金融、非鉄金属、食料品、電機など23業種が上昇。ゴム製品や医薬品、不動産、サービス、海運、金属製品、輸送用機器など10業種は下落。東証1部売買高は20億6771万株、売買代金は2兆1713億円。値上がり銘柄数は898、値下がりは925。
  売買代金上位では、ソニーやディー・エヌ・エー、ブイ・テクノロジー、東レ、バンダイナムコホールディングスも高く、自社株買いを受け野村証券が投資判断を上げた新生銀行も買われた。日産自動車と資本業務提携の可能性を検討する三菱自動車はストップ高。半面、小野薬品工業や日産自、味の素、第一三共、日揮、電通、ディスコ、千代田化工建設は安い。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-05-11/O71B8J6JIJV401

4月景気ウォッチャー調査:先行き判断(月次、詳細時系列表)
Isaac Aquino
2016年5月12日 14:06 JST 
内閣府が発表した4月の 景気ウォッチャー調査の時系列表は以下の通り。
【4月の景気先行き判断DI】(前月差はポイント)
=============================================================================
4月 3月 2月 1月 12月 11月 10月 9月
2016 2016 2016 2016 2015 2015 2015 2015
=============================================================================
-----------------景気の先行き判断DI------------------
合計 45.5 46.7 48.2 49.5 48.2 48.2 49.1 49.1
家計動向関連 45.3 46.4 48.5 48.8 47.2 47.9 49.3 48.9
小売 44.7 45.1 47.1 48.1 47.3 47.4 49.1 48.2
飲食 40.6 47.1 47.3 47.2 42.6 49.4 50.9 48.6
サービス 47.7 48.7 51.3 50.5 47.3 48.3 49.9 50.7
住宅 45.1 47.5 49.4 49.7 50.7 48.4 47.2 47.2
企業動向関連 45.3 46.4 46.8 49.2 48.2 47.4 47.5 48.3
製造業 44.8 46.0 46.9 48.6 47.3 46.5 47.8 47.7
非製造業 45.7 46.4 46.8 50.0 48.6 48.1 47.1 48.8
雇用関連 47.8 49.9 49.7 54.4 55.2 52.2 51.5 52.3
=============================================================================
4月 3月 2月 1月 12月 11月 10月 9月
2016 2016 2016 2016 2015 2015 2015 2015
=============================================================================
----------------------(前月差)-------------------------
合計 -1.2 -1.5 -1.3 1.3 0.0 -0.9 0.0 0.9
家計動向関連 -1.1 -2.1 -0.3 1.6 -0.7 -1.4 0.4 1.5
小売 -0.4 -2.0 -1.0 0.8 -0.1 -1.7 0.9 2.0
飲食 -6.5 -0.2 0.1 4.6 -6.8 -1.5 2.3 2.2
サービス -1.0 -2.6 0.8 3.2 -1.0 -1.6 -0.8 0.7
住宅 -2.4 -1.9 -0.3 -1.0 2.3 1.2 0.0 0.2
企業動向関連 -1.1 -0.4 -2.4 1.0 0.8 -0.1 -0.8 -0.4
製造業 -1.2 -0.9 -1.7 1.3 0.8 -1.3 0.1 -0.6
非製造業 -0.7 -0.4 -3.2 1.4 0.5 1.0 -1.7 -0.2
雇用関連 -2.1 0.2 -4.7 -0.8 3.0 0.7 -0.8 -0.4
=============================================================================
出典:内閣府
*DIの算出方法:景気ウォッチャーが示した、景気の現状、先行きに対する 5段階判断について、それぞれに点数を与え、各回答区分の構成比(%)に乗 じて算出。5段階判断は、「良くなっている、良くなる」、「やや良くなってい る、やや良くなる」、「変わらない」、「やや悪くなっている、やや悪くなる」、 「悪くなっている、悪くなる」。それぞれの点数は順に+1、+0.75、+0.5、 +0.25、ゼロ。

 


世界の原油需要・供給予想:国際エネルギー機関(表)
Kristian Siedenburg
2016年5月12日 17:00 JST
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国際エネルギー機関 (IEA)が発表した世界の原油需要・供給予想の概要は 以下の通り。
================================================================================
4Q 3Q 2Q 1Q 4Q 3Q 2Q 1Q
2016 2016 2016 2016 2015 2015 2015 2015 2016 2015
================================================================================
-------------------------需要------------------------------
需要合計 96.8 96.7 95.3 95.0 95.5 95.7 94.1 93.6 95.9 94.7
-------------------------------------------------------------------------------
OECD合計 46.3 46.5 45.5 46.3 46.3 46.6 45.3 46.4 46.1 46.2
北南米 24.6 24.8 24.3 24.2 24.4 24.7 24.1 24.2 24.5 24.4
欧州 13.5 13.9 13.7 13.5 13.7 14.1 13.6 13.4 13.7 13.7
太平洋 8.2 7.8 7.5 8.6 8.3 7.8 7.6 8.7 8.0 8.1
非OECD諸国 50.5 50.2 49.8 48.8 49.2 49.0 48.8 47.2 49.8 48.6
旧ソビエト 5.0 5.0 4.9 4.9 5.0 5.0 4.9 4.6 4.9 4.9
欧州 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7
中国 11.9 11.8 11.7 11.5 11.5 11.5 11.4 11.2 11.7 11.4
================================================================================
4Q 3Q 2Q 1Q 4Q 3Q 2Q 1Q
2016 2016 2016 2016 2015 2015 2015 2015 2016 2015
================================================================================
その他アジア 13.4 12.9 13.2 13.1 12.9 12.3 12.6 12.4 13.2 12.5
中南米 6.8 6.9 6.7 6.5 6.8 6.9 6.8 6.6 6.7 6.8
中東 8.3 8.7 8.2 7.8 8.1 8.6 8.3 7.6 8.2 8.2
アフリカ 4.3 4.2 4.3 4.2 4.2 4.0 4.1 4.1 4.3 4.1
-------------------------供給------------------------------
供給合計 n/a n/a n/a n/a n/a n/a 96.3 95.1 n/a n/a
-------------------------------------------------------------------------------
非OPEC 56.9 56.8 56.5 57.1 58.1 57.8 57.4 57.3 56.8 57.7
OECD合計 23.2 22.9 23.0 23.8 24.2 23.9 23.5 23.8 23.2 23.9
北南米 19.4 19.2 19.1 19.8 20.1 20.1 19.6 20.0 19.4 19.9
欧州 3.4 3.3 3.4 3.6 3.6 3.4 3.5 3.4 3.4 3.5
太平洋 0.4 0.5 0.5 0.4 0.5 0.5 0.4 0.4 0.4 0.5
非OECD 29.0 28.9 28.9 29.1 29.3 29.1 29.3 29.4 29.0 29.3
旧ソビエト 14.0 13.9 14.1 14.2 14.1 13.9 14.0 14.0 14.0 14.0
欧州 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1
中国 4.2 4.2 4.2 4.2 4.3 4.3 4.4 4.3 4.2 4.3
その他アジア 2.7 2.7 2.7 2.8 2.7 2.7 2.7 2.8 2.7 2.7
================================================================================
4Q 3Q 2Q 1Q 4Q 3Q 2Q 1Q
2016 2016 2016 2016 2015 2015 2015 2015 2016 2015
================================================================================
中南米 4.6 4.5 4.5 4.4 4.6 4.6 4.6 4.6 4.5 4.6
中東 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 1.3 1.2 1.3
アフリカ 2.3 2.2 2.1 2.2 2.2 2.2 2.3 2.3 2.2 2.3
加工評価益 2.3 2.3 2.3 2.3 2.2 2.2 2.2 2.2 2.3 2.2
OPEC合計 n/a n/a n/a 39.3 39.2 39.1 38.9 37.7 n/a 38.7
原油 n/a n/a n/a 32.6 32.4 32.4 32.2 31.2 n/a 32.1
天然ガス液(NGL) 6.9 6.9 6.8 6.8 6.8 6.7 6.7 6.6 6.9 6.7
------------------------在庫増減---------------------------
在庫増減合計 n/a n/a n/a 1.4 1.8 1.3 2.2 1.5 n/a 1.7
-------------------------------------------------------------------------------
OECD合計 n/a n/a n/a 0.4 0.4 0.8 1.0 0.9 n/a 0.8
産業 n/a n/a n/a 0.3 0.4 0.8 1.0 0.8 n/a 0.8
政府 n/a n/a n/a 0.1 0.1 -0.1 0.0 0.0 n/a 0.0
流動貯蔵/
輸送中原油 n/a n/a n/a 0.2 0.5 -0.2 0.4 0.4 n/a 0.3
均衡調整分 n/a n/a n/a 0.8 0.8 0.7 0.7 0.2 n/a 0.6
--------------------------------------------------------------------------------
================================================================================
4Q 3Q 2Q 1Q 4Q 3Q 2Q 1Q
2016 2016 2016 2016 2015 2015 2015 2015 2016 2015
================================================================================
OPEC原油の
需要および
在庫増減 (*) 32.9 33.0 31.9 31.1 30.6 31.1 30.0 29.7 32.2 30.4
================================================================================
注:数値は100万バレル/1日当り。 (*)は需要合計から
非OPEC供給とOPECの天然ガス液を引いた数値と一致する。
出所:国際エネルギー機関
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-05-12/O71WLG6TZ02601


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