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為替めぐり日米不協和音 G20閉幕後、円売り介入牽制発言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160418-00000008-fsi-bus_all
SankeiBiz 4月19日(火)8時15分配信
18日の東京外国為替市場で円相場が急伸した要因の一つは、日米の“不協和音”だ。ルー米財務長官が円売り介入を牽制(けんせい)したことで、市場では「通貨安につながる為替介入や金融緩和はやりにくくなった」との見方が広がった。円高に歯止めが掛からなければ、政府・日銀はかつてない苦境に立たされることになる。
「為替レートの過度の変動や無秩序な動きは、経済や金融の安定に悪影響を与えうる」
15日に閉幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の声明文には、2月の前回会合と同じ表現が盛り込まれた。
麻生太郎財務相は閉幕後の記者会見で、「(過度の円高に)必要な対応を取ることはG20の合意内容に沿う」と成果を強調。日銀の黒田東彦総裁も「(円高が)2%の物価目標達成にマイナスになるのであれば、躊躇(ちゅうちょ)なく追加的な措置を検討する」と円高阻止に動く可能性を示唆した。
このため市場は当初、「G20で為替介入や追加緩和が正当化された」と受け止めた。
ところが、ルー長官がG20閉幕後の記者会見で、「最近は円高が進んでいるが、市場の秩序は保たれている」と麻生氏に反論し、「日本が(通貨安競争をしないと)改めて確約したのは重要」と牽制した。
円安ドル高は米製造業や輸出産業には悪影響のため修正を求める声が高まり、年初からは円高ドル安に転じていた。
さらに、最近のドル安で新興国市場の投資マネー流出は鈍化し始めており、日本を除く主要国や新興国には歓迎ムードも広がる。ルー長官が、円高阻止に動き始めた日本を突き放したのもこのためだ。
日銀は27、28日の金融政策決定会合で追加緩和の必要性を議論する。円高に手をこまねいていれば「打つ手なし」と市場に見透かされ、円を買う動きに拍車が掛かりそうだ。一方、追加緩和しても円高に歯止めが掛からなければ「金融緩和の限界」が意識されてしまう。
会合まで1週間余り。かつてない難局の中、日銀幹部は金融市場の動きに神経をとがらせている。
◇
一方、週明け18日の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債の終値利回りが前週末より0.005%低いマイナス0.120%となり、終値としての過去最低を更新した。
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