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写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ
街中の疑問 ANAも大損害…頻発する“システムトラブル”責任はどこに?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/178673
2016年4月4日 日刊ゲンダイ
コンピューターのシステムのどこかにわずかでもバグが生じると大変だ。1日は日本航空のシステムトラブルで、46便が欠航。全日空の大規模システム障害では、146便が欠航、391便が遅延。被害を受けた利用者は、約7万2000人に上る。提携するエア・ドゥなども同じシステムを利用するため、“火元”の問題では済まなくなった。
そこで被害を受けた全日空は31日、3億6000万円の逸失収入があったとして、システムを納入した日本ユニシスへの損害賠償請求を検討していると報じられた。同じようなシステムトラブルは、コトの大小を問わずどこでも起こりうるだろう。
損害賠償を求めるのはもっともらしいが、裁判では必ずしも請求が認められるとは限らない。システムのバグが、すべて“欠陥”と認定されるわけではないのだ。
システム不具合による損害賠償請求を退けた東京地裁は、こんな判断を示した。
〈プログラム納入業者が不具合発生の後、遅滞なく補修を終え、またはユーザーと協議し、相当と認める代替措置を講じたときはプログラムの欠陥と評価することはできない〉
損害賠償が認められるかどうかの分かれ目はどこにあるのか。弁護士の広瀬めぐみ氏が言う。
「一口にバグといっても、システム設計に伴うケースもあれば、使う人の入力ミスなど利用者側のミスもある。後者は認められないし、前者であっても、システム会社が速やかに補修し、システムがすぐ復旧すれば、賠償請求が退けられたこともあります。つまり、バグの発生数が多かったり、復旧までに長時間かかったりすると、請求が認められやすい」
今回、連携する旅行会社などの予約システムまで復旧させるのに丸一日かかり、完全なシステム改修を終えたのは発生から2日後とされる。納入会社に賠償責任がありそうだが、さて……。
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