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安心の老後はあるのか(C)日刊ゲンダイ
「老人ホーム」は16種類 自分が入りたいタイプどう選ぶ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/178047
2016年3月26日 日刊ゲンダイ
内閣府によると、国民の半数以上(54%)が老後を高齢者施設で過ごしたいと答えている。子や嫁に迷惑を掛けたくないのが人情だ。
しかし、高齢者施設と一口に言っても、大きく16種類もある。健康状態や収入に応じて施設を替える「やどかり方式」がいい。
車いす生活になった俳優の田中邦衛(83)が昨年から老人ホームに入所している。田中が選んだのは、北海道の富良野ではなく、都内近郊にある月額20万円程度の介護付き有料老人ホーム。ある程度の蓄えがあるサラリーマンなら手の届く施設だ。
人生も50歳を過ぎれば自分の老後も気になりだす。なのに、知っている施設が「特別養護老人ホーム」(特養)と民間の「有料老人ホーム」だけでは心もとない。なにしろ、施設によって料金や介護サービスも違えば、料理の味付けだって違う。
■やどかりのように施設を替える
施設の選び方のポイントを「高齢者ホームを選ぶときにまず読む本」(秀和システム)を監修した上原喜光氏(全国介護者支援協議会理事長)がこう言う。
「在宅介護は想像以上に大変です。いずれ認知症になったら特養に入る、老後の資金に余裕があるから有料老人ホーム……というのでは少し単純すぎます。高齢者施設や住宅は選択肢が広がっていて、自分の健康状態や経済状況に応じ“やどかり”のように施設を替える方法もあります」
例えば、リタイア後間もない元気な人には、「シニア向け分譲マンション」(表(1))がある。高齢者向けにつくられた分譲マンションで、将来的な売却や賃貸も可能。見かけは普通のマンションだ。
千葉市にある「スマートコミュニティ稲毛」は、1LDK60〜67平方メートルが3000万円台。月額8万5000円程度で施設利用や食事(2食)のサービスが受けられる。
賃貸でいいなら、「シルバーハウジング」(表(4))。高齢者住宅財団やURが管理する公営住宅で、民間より家賃が安いのがうれしい。自立できる人向けだが、介護事業所との連携で見守りや家事援助などもある。
ちょっと体にガタが出始めたら、「軽費老人ホーム」(表(10)〜(12))に引っ越すのはどうか。老人福祉法に基づく公的施設のため、低価格で生活支援が受けられる。A型とB型は自立できる人から軽度の要介護者向けの施設で、特養の前段階のイメージだ。
「後悔しない高齢者施設選びは情報がカギ。特養はいっぱいでも、他の施設なら空きがあるということもある。『知らなかった』だけは極力避けましょう」(上原氏)
軽費老人ホームは都内に42施設。夫婦どちらかが60歳以上ならOKだ。
自分の健康や財布と相談しながら、自分に合った施設を選びたい。
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