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日本人にとって「週休3日」は逆に負担?(※イメージ)
「週休3日制」で社員から悲鳴? 一方で支持された「気分で出勤制度」とは〈AERA〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160324-00000006-sasahi-bus_all
AERA 2016年3月21日号より抜粋
社員の士気を上げるため、ユニークな制度を導入している企業がある。しかし、社員のモチベーションは単純に休みを増やすだけでは上がらないようで……試行錯誤の末に生まれた制度とは。
アパレル業界向けの人材会社「シーエーセールススタッフ」。当初は2014年3月、社長の肝いりで、社員約60人のうち成績上位者とマネジャーの計14人を対象に週休3日制度を導入した。社員は休みが増えて喜んだ……と思いきや、かえって混乱を招いてしまったという。
「時短制度を使っているのに、これ以上、働く時間がなくなるなんて!」
入社11年目の小此木(おこのぎ)藍さん(35)の感想は、こうだった。3人の子どもを持ち、保育園のお迎えのため毎日午後5時前には会社を出る。仕事を終わらせるだけで精いっぱいなのに、業務時間が減るなんて。
小此木さんと同じく10年選手の小竹知子さん(34)は、方々に申し訳ない気持ちになった。例えば自分が採用したスタッフが初めて派遣される日は、代わりに上司に同行を頼んだ。スタッフを不安にさせたことが申し訳なく、上司の時間を使ってしまったことも心苦しい。
数カ月の試行の末、対象者の成績は軒並み低迷。週休3日制度は約半年で廃止され、代わりに新制度が導入された。その名も「気分で出勤」制度だ。
一定の成績を収めると、毎週2日の休日に加え、休んでも出社してもいい「フリー出勤日」が週1日もらえる。フリー出勤日は「出勤」扱いなので、携帯電話の電波が届く場所にいなければならない。以前より息苦しくなったようにも思えるが、
「出社したらダメ、ではなく、出社していいと言われたので、逆に仕事がしやすくなりました」(小此木さん)
日本人にとって「週休3日」は逆に負担だったのだ。いまは必要な時間だけ出社するなど、文字どおり「気分に合わせて」勤務している。営業成績は、前年より10%アップした。(アエラ編集部)
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