http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/420.html
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「第一原発3号機使用済み燃料取り出し 30年度半ばに再延期」 (福島民報 2017/1/27)
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2017/01/post_14684.html
政府と東京電力は26日、福島第一原発3号機使用済み燃料プールからの燃料取り出しの開始時期が平成30年度半ばにずれ込むと発表した。プールのある原子炉建屋上部の放射線量が除染後も想定通りに下がらないことなどが原因。これまで29年度中の作業開始を目標としていた。
3号機使用済み燃料プールからの燃料取り出しは、27年6月に改定した廃炉の工程表(中長期ロードマップ)でも当初の27年度上半期から延期されており、さらに遅れることとなった。
東電は取り出し時に放射性物質の飛散などを防ぐ屋根カバーの設置作業を17日に開始した。終了までには2年近くかかる見通し。作業の進展次第ではさらに開始時期が遅れる可能性も出ている。
3号機の原子炉建屋は水素爆発で激しく損傷し、プールに燃料566体が残されている。
福島第一廃炉推進カンパニーの増田尚宏最高責任者は記者会見で「線量が下がらず、追加除染や遮蔽(しゃへい)材の設置を行ってきたが、完了時期はロードマップより後ろ倒しになる」と説明。工程は精査中とした上で、燃料の取り出し開始は平成30年度半ばになるとの見通しを示した。32年度中の取り出し開始を目指すとしている1、2号機については変更していない。
(2017/01/27 11:35カテゴリー:福島第一原発事故)
-------(引用ここまで)-------------------------------
またまたずるずると延期です。
3号機使用済み燃料プールには35トンもある燃料交換機が落下して、燃料ラックも燃料も激しく損傷し、
即発臨界爆発により、一部の燃料は外に吹き飛んでいます。
東電はそれを養生板で必死に隠しています。
すでに燃料交換機は引き揚げられ重量物の落下の危険性はないわけですから、養生板とガレキを除けて、
プール内の燃料の様子を公開すべきでしょう。
まあ、できないでしょうね。燃料の一部は外に飛び出してありませんから。
(関連情報)
「燃料取り出し再延期か=3号機プール、作業遅れ―高放射線量も影響・福島第1 (時事ドットコム)」
(拙稿 2016/11/19)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/800.html
「これが3号機燃料プールから飛び出した燃料棒 事故1週間後の陸自ヘリが撮影」 (拙稿 2015/12/19)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/518.html
「空から使用済み核燃料が降ってきた!!」 (拙稿 2015/4/7)
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/495.html
「福島3号保管核燃料棒一束しか確認出来ず」 (Youtube・A.ガンダーセン 2011/7/3)
http://www.youtube.com/watch?v=aDbYj0rcyH8
(3号機燃料プールで、底にあるはずの燃料集合体のハンドルを水面近くで発見。
底で爆発があって浮き上がった証拠)
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