http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/419.html
Tweet |
福島第一原発2号機の格納容器に挿入したカメラ画像に溶融燃料らしきものが写っていて
話題になっているが、何を今さらである[1]。
溶融燃料は構造物も混じって100トン以上ある[2]。
猛烈な熱と放射線を発しているから格納容器内にあればすぐにわかるはずだ。
1号機の格納容器内部の映像は2年近く前に公開されている[3]。
今回は足場の格子にカスが少し付着しているだけのことで進捗はほぼゼロだ。
格納容器内部を撮影するのに技術的な問題があるわけではない。
おそらく東電は格納容器底もすでに撮影しているはずだが、絶対に公開できないのだ。
なぜなら、底には溶融燃料が貫通した穴が開いているだけで空っぽだからだ。
溶融燃料が底を貫通したことは、菅直人元首相も海外メディアのインタビューで明言している[4]。
溶融燃料は地下深く、おそらく100メートル以上沈下し、地下水と接触して危険な放射性蒸気を
地上に噴き上げている[5]。その証拠写真もある[6]。
もし溶融燃料が格納容器の外に出てしまったことが世間に知られたら、大パニックになるし、
コア・キャッチャーを設置しなければ原発は二度と稼働できなくなる。
それは原発の死を意味する。だから絶対に知られたくないのだ。
しかし、いつまでも足場の格子を写しているわけにもいくまい。時間稼ぎをしても無駄だ。
何度でも言う。
東電は猿芝居をやめ、観念して溶融燃料のメルトアウト・沈下の事実を認めなさい[7]。
(関連情報)
[1] 「福島第一原発2号機 原子炉の真下に燃料デブリか NHK」 (阿修羅・赤かぶ 2017/1/30)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/405.html
[2] 「溶融燃料 計880トン 構造物混じり3倍に 第一原発1〜3号機 (福島民報)」 (拙稿 2016/10/15)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/611.html
[3] 「<必見>福島第一原発1号機の格納容器内部の映像が初公開される!床には一面黄色い粉!
線量は脅威の9.7シーベルト!」 (阿修羅・赤かぶ 2015/4/13)
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/541.html
[4] 「菅直人:福島はチャイナ・シンドロームに近い 歴史上初めて溶融燃料が格納容器の外に漏れた
地震後4時間で溶融(EN)」 (阿修羅・ナルト大橋 2014/3/26)
http://www.asyura2.com/14/genpatu37/msg/185.html
[5] 「すでに2号機燃料は地下800メートルまで沈降か?想像を絶する地下水汚染」 (拙稿 2012/3/23)
http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/249.html
[6] 「放射性蒸気発生器と化した福島第一原発 」 (拙稿 2015/9/7)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/775.html
[7] 「東電よ、観念して溶融燃料のメルトアウト・沈下を認めなさい」 (拙稿 2013/7/15)
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/522.html
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素47掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。