http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/133.html
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「温暖化対策会議 『脱炭素』が加速する」 (東京新聞 2016/11/22)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016112202000139.html
モロッコのマラケシュで開かれたパリ協定発効後初の国連温暖化対策会議(COP22)は、“トランプリスク”にもかかわらず、順調に進展した。「脱炭素」への転換に向けて世界は加速し始めた。
パリ協定の運用ルールづくりに世界は着手した。
昨年のCOP21で合意に達したパリ協定は、京都議定書第二約束期間が終わったあと、二〇二〇年からスタートする温暖化対策の新たな国際ルールである。
パリ協定は、先進国、途上国ともに「共通だが差異ある責任」を果たすべく、温室効果ガスの削減義務を先進国だけに課した京都議定書の弱点を反省し、“全員参加”を何よりも重視した。中身はあとから詰めていくことになっている。魂を入れる作業が始まったわけである。
COP22は、パリ協定の詳細な運用ルールを、再来年のCOP24で決定する工程表を採択した。
百九十六もの国・地域が参加する国連会議、作業計画のスピーディーな決定は、今後の進展を左右する大きな成果と言っていい。
特筆すべき成果もあった。
パリ協定では、温室効果ガス削減の数値目標を割り当てず、参加各国が自主目標を国連に申告し、お互いに検証し合いつつ、前へ進むことになっている。ただし、現状ではとても温暖化の破滅的な悪影響を止められない。そのため各国の自主目標は五年ごとに見直され、引き上げなければならないことになっている。
「二〇一八年の促進的対話」と呼ばれる、そのための協議の進め方などにも踏み込んで、前進していく姿勢を見せたのだ。
パリ協定の脱退をほのめかす、トランプ次期米大統領の当選に会議は揺れた。
しかし、COP22に合わせて開かれたパリ協定の第一回締約国会議では、三百六十を超える米国企業や投資家が残留を求める声明を出した。米国やカナダは五〇年までの長期削減計画を提示した。
「脱炭素」に向けて、世界は変わり始めている。そのために、すでに巨額の投資がされている。もう後戻りはありえない。
ところが日本。パリ協定批准が間に合わず、今回の締約国会議ではオブザーバーに甘んじた。流れに逆行するような石炭火力発電の増強方針も相まって、国際社会の評価は低く、存在感は薄かった。
途上国支援などの分野でよほどの“野心”を見せないと、周回遅れは取り戻せそうにない。
--------(引用ここまで)-----------
これは産経や読売の社説ではありません。東京新聞の社説です。
今どき、温暖化・脱炭素どうのこうの言っているのは原子力産業だけです。
温暖化の明確な事実はないし、二酸化炭素が原因という証拠もありません。
要するに東京新聞も原子力ムラに操られているということです。
マスコミのなかで東京新聞だけは反・脱原発だなどと思っている人がいたら、
考えを改めたほうがよいでしょう。
そのうちはっきりと裏切られることになるかもしれません。
反原発を主張して当選したもののすっかりムラに取り込まれて寝返ったどこかの知事のように。
北海道は記録的な大雪。今冬も寒くなりそうです。
東京新聞さん、どうしますか。
いつものように温暖化に反する事実は無視ですか。
それとも、温暖化しているから厳冬になるとでも支離滅裂なデタラメを並べますか?
(関連情報)
[1] 「地球温暖化のデタラメ記事を垂れ流す東京新聞 悪質な印象操作 本当に反・脱原発派の味方なのか」
(拙稿 2016/9/7)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/430.html
[2] 「二酸化炭素温暖化説の崩壊」 (広瀬隆・著 集英社新書 2010)
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