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NHKスペシャル 原発メルトダウン 危機の88時間
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20160313
初回放送 2016年3月13日(日) 午後9時00分〜10時29分 NHK
NHKスペシャル 「原発メルトダウン」 危機の88時間 動画
http://www.myvi.ru/watch/13210028031_JeHsJR47kUOT1woAcT2tgQ2
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世界最悪レベルとなった原発事故から5年。東京電力福島第一原子力発電所では、事故の後処理、廃炉の作業が日夜続けられているが、今なお溶け落ちた核燃料の状態を直接見ることさえできず、事故の全貌は明らかになっていない。あの日、現場で何が起きていたのか?なぜ、放射能を封じ込めることができず、大量放出に至ったのか?NHKは事故直後から、「メルトダウン・シリーズ」として、専門家とともに独自の事故検証を行い、内外に高い評価を得てきた。非常用の冷却装置を使えず、一気にメルトダウン・水素爆発した1号機。原子炉冷却の“切り札”とされた消防車による注水に死角があり、メルトダウンを食い止められなかった3号機。そして、故・吉田所長が死をも覚悟したという2号機の危機…。今回、そうしたこれまでのスクープを網羅し、新たに東電関係者など500人を超す当事者たちの証言を加え、事故を決定づけた、震災発生からの88時間を映像化する。最新の解析結果から再現された原発を襲う津波の全貌。「まるでミサイルのような」と現場が証言した水素爆発の精細なCG。88時間を、時間軸に沿いながら、中央制御室や免震重要棟など現場が何を目撃しどう行動したのか、密室の緊迫したドラマを詳細に描いていく。これは、これまでの科学調査報道に「ヒューマンファクター」を加えた、震災5年目における「メルトダウン」の決定版である。
NHK 総合 03/13 21:00 NHKスペシャル「原発メルトダウン 危機の88時間」 https://t.co/jw8s79l9eE #nhkgtv
— NHK総合 (@NHK_GTV) 2016年3月13日
福島原発、地震後すべてのスクラムは成功。その後、40年使われたことのなかったイソコン(原子炉からの蒸気で冷却水を廻す)を起動。
— Mari Takenouchi竹野内真理 (@mariscontact) 2016年3月13日
イソコンは当時、1〜3号炉とも冷却できていた。各電源はDC(ディーゼル)で電源対応。NHK津波速報は、当初3mで大きくなかった。その後、10m。温度低下早く、イソコンいったん低下させ、起動と停止繰り返す。(急激に冷やすと原子炉が劣化するため)その矢先、DCトリップ発電機停止。
— Mari Takenouchi竹野内真理 (@mariscontact) 2016年3月13日
1号炉、ステーションブラックアウト、2号炉のRCICを起動。しかしその直後、2号炉もステーションブラックアウト。この時大津波が発生していた。午後3時35分、11mと超える津波が原発の中に侵入。ディーゼル電源も浸水。
— Mari Takenouchi竹野内真理 (@mariscontact) 2016年3月13日
37分1号炉ディーゼルトリップ、2号は41分にトリップ。
— Mari Takenouchi竹野内真理 (@mariscontact) 2016年3月13日
飛行機を計器がすべて止まった状態で操縦するようなもの。シビアアクシデントになる可能性。(本社に)電源車を用意してくれ(吉田所長)
元運転員の井戸川隆太さん イソコンのランプが消灯、バルブさえ空いていれば運転するのだが、電源喪失で動いているかわからない状態。現場に言って確認するしかなかった。絶え間ない余震。直接確認に行けず。動いていれば外から見た排気口(豚の鼻)から噴き出す。4時44分、豚の鼻からもやもやのみ
— Mari Takenouchi竹野内真理 (@mariscontact) 2016年3月13日
バッテリー復旧、1号炉−90cm水位低下。TAF+250cm。免震棟で進展予測。あと1時間しか時間がないと予測。危機的状況。ところがこの最も大事な情報が伝わらず。イソコンは止まっていた。1号炉はすでにメルトダウンが始まっていた。枝野「7時47分、原子炉そのものに問題なし。」
— Mari Takenouchi竹野内真理 (@mariscontact) 2016年3月13日
1号炉で5時間(7時46分ごろ?)でメルトダウンしていたが、渋滞で電源車で届かず。1号炉の2重扉外で、9時台?に1.2mSv/h。1号炉建屋入機禁止。11時台、格納容器内600キロパスカル。格納容器の破壊がいつ起きてもおかしくない状態。
— Mari Takenouchi竹野内真理 (@mariscontact) 2016年3月13日
1号炉、ベント準備。直接バルブを開けねばならない作業。命に関わる作業。手を上げる人々。「若い者はだめだ。3組6名だ。」警報を80mSvに設定。この頃、電源車がついに到着。
— Mari Takenouchi竹野内真理 (@mariscontact) 2016年3月13日
日立GEのひとによると、電源車は朝まで接続作業できず。(津波警報や余震のため)
— Mari Takenouchi竹野内真理 (@mariscontact) 2016年3月13日
「本当は夜の中にやりたかったところだが」
朝、(そのような余裕はないのに)菅首相到着し(東京との意識の乖離)、ベントの要請。
午前9時、ベント開始。900ミリシーベルト。作業員の針が振り切れる。
ベント作業員、89ミリシーベルトと95ミリシーベルトの被曝量。
— Mari Takenouchi竹野内真理 (@mariscontact) 2016年3月13日
中央制御室でも線量上昇。
吉田所長「この発電所の地域、周囲を皆、見放すと言う事。頼む、今は残ってくれ」
建物の外からの遠隔ベントを試みた。午後2時すぎ、ベントの蒸気が放出。格納容器、圧力低下。14時30分、ベント成功
3月12日午後3時36分、1号炉の危機回避かと思われたが、水素爆発。最上階が吹き飛んだ。骨組みが見える。爆発の縦揺れ、電源復旧作業が一からやり直し。
— Mari Takenouchi竹野内真理 (@mariscontact) 2016年3月13日
中央制御室は若手を退避、ベテランだけが残った。ベントと水素爆発で周辺の地域に広がった。
次が3号機。吉田所長が消防車によって水を灌ぐ対策を考案。しかし1号炉の影響で、外でも10ミリシーベルト。逆洗弁ピットに溜まっている海水を注ぐことにしたが、バッテリーがない(なんと女川から運ぶドライバーがいない)仕方なく車のバッテリーを集めて対応。1時間に20トンの注水成功。
— Mari Takenouchi竹野内真理 (@mariscontact) 2016年3月13日
注水5時間後に3号炉のドア付近で高線量。100mSv。
— Mari Takenouchi竹野内真理 (@mariscontact) 2016年3月13日
吉田所長。屋外の作業中止を命令。電源復旧もベントの作業も中断(ええ!!)
それまでの海水注入に疑問。400トン入れても水位が上がっていない。ところがポンプからの漏れで半分以下しか到達せず、メルトダウン進んでいた。作業再開要請
作業再開から3時間後に大爆発。3月14日11時台。
— Mari Takenouchi竹野内真理 (@mariscontact) 2016年3月13日
枝野が「煙が出ている」と。40名以上が当初行方不明。全員の生存確認。2時間後に、2号機の最大の危機。東日本壊滅を予想した吉田所長。RCIC起動で保っていた2号炉が1と3以上の原子炉そのものの危機、ベントを先にすることを考える。
現場の状況を知らない東京からはSR弁を先にやることを支持。(班目春樹と東電社長より)SR弁が開いて、水が入らなければ、もっと早く悲惨な状況になる状況。消防車のポンプ燃料切れで注水入らず、水位はなぜか下がり続ける。
— Mari Takenouchi竹野内真理 (@mariscontact) 2016年3月13日
14日午後9時過ぎ2号炉メルトダウン。格納容器圧力上昇。
3月14日夜、6400人いた作業員を700人に。
— Mari Takenouchi竹野内真理 (@mariscontact) 2016年3月13日
1,3号炉は水を通し出すベント。
2号炉は直接出す、ドライウェルベント、桁違いの放射能を出すことにした。ところがドライウェルベントできない状態。2号炉格納容器内はドライウェルで24Sv。750キロパスカル。「俺と死ぬのはどいつだ」
3月15日6時14分。2号炉のサプチョン(サプレッションチェインバー?)圧力ゼロ。格納容器が壊れた。7時ごろ、大量の放射能。地震発生から88時間後の事。
— Mari Takenouchi竹野内真理 (@mariscontact) 2016年3月13日
とんでもない容量の放射性物質出てくる。「作業員は必要最低限以外は、退避だ。」
吉田所長は8か月間、現場で指揮。
「微妙なところで神の助けがないともっとひどいことになっていた。」吉田所長
— Mari Takenouchi竹野内真理 (@mariscontact) 2016年3月13日
(事故2年半後に食道がんで死去。享年58歳)
一番ショックだったのは、3月14日夜、2号炉のドライウェル付近で毎時24Svが検出されていたと言う事実。これが3月15日の大量被曝につながったのだろう。https://t.co/ayf0hWKIat
— Mari Takenouchi竹野内真理 (@mariscontact) 2016年3月13日
言葉良くないが、現場の人達のお蔭で、この程度の事故ですんだ。この程度と言うのをお許しを。泉田知事の提案の免震重要棟ができていなければ終わっていたかも。@NHK_GTV https://t.co/XzdjdVE7GM
— honnenogod (@honnenogod) 2016年3月13日
あの当時、東京でも何度も大きな余震が。現場ではとどんな状態だと何度もすごく心配になった。運が悪ければ東日本壊滅。あの事故を経験した日本人として原発推進する奴は鈍感か騙されやすいのだろう。事故前は原発推進派の私だが。@NHK_GTV https://t.co/g5UZ33kTv8
— honnenogod (@honnenogod) 2016年3月13日
NHKスペシャル 原発メルトダウン危機の88時間を観て思ったこと
http://ameblo.jp/gomokikki/entry-12138908315.html
2016-03-13 23:51:17 日刊芸能事情
NHKスペシャル 原発メルトダウン危機の88時間 を観て素直に思ったことは、
次から次へと襲ってくる想定外の危機の連続で、現場の緊迫感と絶望感がよく編集されていたと思いました。
そして、そんな危機的状況下において、命の危険をおかしてでも東日本壊滅という最悪の事態を防ごうとした、福島第一原発の人々がいたんだということ。
海外では、最後まで残った人達をフクシマ50(フィフティ)と呼んで、賞賛しているそうですが、実際には50人以上の人が最後まで戦っていたそうです。
故・吉田昌郎所長のもと、一致団結して未曾有の原発事故に立ち向かう姿は、感動すら覚えましたね。
5年前のあの当時から、政府や東電本社のトンチンカンな迷走(珍走?)ぶりは、テレビを観ているこちら側からもよくわかりましたし、多くの人が、政府・東電本社が現場の邪魔をするような命令や行動をしていたわけで、まあ国民が魔が差して選んでしまった(というか、自民党のダメダメさに愛想つかした?)民主党であったというのも、運がなかったといえばそうなんですが。
ただ、吉田昌郎所長のイメージは、本社にも楯突くほどの正義感と個性の持ち主、というものでしたが、実際には東電の忠実な労働者でもあったんですよ。
徹底したコスト管理をするため、東電社員からはケチな人というイメージを持っている人も多かったようですね。
安全対策にコストをかけなかったほどケチだったのかどうかは、私にはわかりませんが、ただ、大幅なコストカットをしたがために予定外の危機まで招き入れてしまい、その自責の念があったからこそ最後まで残って指揮を取ったんだ、という人もいますからね。
とはいえ、元々津波などの研究には寸暇を惜しんでいた人なので、他の原発社員よりも危険性に関しては、人一倍理解していたはずの人でもあったみたいです。
実際、原発は危険ですが、じゃあ日本にある原発を全部、今すぐにでも廃炉にするべきなのか?と言われるとそれはできないでしょう?
電力、足りなくなりますから。
風力や太陽光などで取って代わればいいなんていう人もいますが、それは各家庭で使える程度のエネルギーなら問題ないですが、大きな工場や施設なんか、とてもじゃないですが太陽光でどうにかなるものじゃないですし。
大きな施設がまともに動かなければ、日本の技術力はどんどん低下して、やがて世界から取り残されて後進国に成り下がるだけで、まあそれこそが原発反対派の思う壺ってことになるわけですよ。
だからすぐにでも原発を一斉に再稼働させればいい、というのもまたヤバイ考えで、福島第一原発のような想定外と思われるような予測をちゃんとクリアする対策を取ってから再稼働させるべきだと思いますね。
じゃないと、福島第一原発の事故の教訓はどこへやら、って事になりますからね。
オール電源喪失なんて、素人が想像しても身震いするような事態がもし他の原発でも起こったら、そして吉田昌郎所長のような人がその原発にいなかったら?と考えたら、何重にも安全対策を補完してからでないと、再稼働させたくないですよね。
ところで・・・、
NHKスペシャル観てて思ったんですが、危機を回避するためのベント弁とか、なんであんな危険な場所にあるんですかね?
もっと誰もが近づけるような外側にパイプ通して弁を作っておけば、決死の突入なんて事にならないだろうし、そもそも事故時は放射線量が多くなっている状態なのに、なんで炉心のすぐ近くに弁なんて作ってんだろ?
これって、素人考えなのかなあ?(笑)。
パイプとかもかなり複雑に入り組んでるみたいですし、もっと単純な作りにはならないものか。
消防車からのホースの水を送れるパイプも、途中で枝分かれしてたとか(?)なんでそんな作りになってるのでしょうか。
こういう構造って、事故時の想定とかを考えずに作っているからじゃないか、と思っちゃうんですよ。
電源喪失したら遠隔操作ができないんですから、手動でやるのなら放射線が来ないところに作っておくべきでしょう。
つまりそういった”万が一”の時の改良工事とか、環境改善をしてからの再稼働であればいいんですけど、高浜原発とか再稼働させようと必死みたいですが、それでもし福島のような事態が起こったらどうすんの?同じような危機がまた起こって、住めなくなる地域が増えるだけじゃん、って思うわけです。
そりゃあ戦争とかの有事の安全対策とか、どっかのマヌケな党が言ってたみたいに”もし原発にミサイルが〜”なんて、そこまでの対策は宇宙レベルで意味を成しませんが、すでに地球最悪レベルの事故を経験したわけですから、もう”想定外”なんて言葉は通用しないと思います。
エネルギーは必要なんですから、原発も必要でしょう。
だからこそ、事故時の安全対策を万全な状態にしてから(最低でも福島の事故を教訓にして)再稼働させるべきではないでしょうか?
私は原発反対派ではなく推進派ですが、ただただ電力会社の利益優先の再稼働にはやっぱり反対ですね。
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