http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/749.html
Tweet |
8・30の朝、予報通りに本格的に降り出した雨を眺めて阿倍首相はほくそ笑んだかもしれない。こんな天気では大した人数が集まらないだろうと。いくら人数を集めようとマスコミは報道せず、国民の眼に届かないようにすることはできる。しかしそれも限度問題だ。あまり多く集まってしまうと、その策も決壊してしまう可能性がある。
この日決起した全国で1000ヶ所100万にも及ぼうという人々はこの可能性を追求している。
国会周辺を包囲した12万人の人々は国会正門前の厳重な規制を決壊させ、歩道と車道の区別をなくさせた。世界にまれに見る穏健な日本国民のデモ行動が、ガチガチの規制を専らとする警察のやる気を失わせた。世界的常識からすればあまりにも当然のことだろう。12万人の人々は本当に怒っていた。半数以上が女性だった。多くの若者たちが参加していた。彼らは皆いちように怒っていた。「戦争法案今すぐ廃案!」「安倍政権は今すぐ退陣!」「阿倍はやめろ!」この怒りは60年安保で当時の岸首相にぶつけられた怒りを彷彿とさせた。当時小学生だった自分でさえも、日本国中に響き渡ったこの声をはっきり覚えている。阿倍首相は尊敬する祖父のこの足跡はしっかり継いでいると感ぜざるを得なかった。これほど嫌われても、日本を戦争のできる国にしたいのだ。東条内閣から受け継いだDNAの強さは驚くべきものだ。
反対に、平和を愛し憲法を守ろうとする人々の確かな存在を眼前の現実としてはっきり確認した。
シールズのメンバーをはじめ演説をした人々は皆語っていた。この闘いは始まったばかりだと。戦争に反対する日本国民の闘いはこれからもずっと続くと。女性たちや若者たちがこれを宣言していることの意味は大きい。何よりも彼らこそが、この法案の招来する日本の当事者となるのだから。
福井孝典ホームページhttp://plaza.rakuten.co.jp/fukuitakanori/
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK191掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。