http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/750.html
Tweet |
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/3eafa98cc19a684b52d4cad9ba573edf
2015-08-31 09:55:04
安保法制に反対する一般の人々が昨日8月30日、東京での12万人をはじめ、全国各地で抗議の声を上げました。ボクが参加した大阪・扇町公園でも、小雨交じりのなか立錐の余地もないほどの2万5千人が、「閣議決定で憲法を変えるなど安保法制は違憲法制だ」という意思表示をしました。
参加団体アピールでは、政府与党の一角公明党の支持団体である創価学会からも、有志が「安保法制には絶対反対です。学会の教えに背いている」と、勇気あるスピーチが。小学校校長会の元会長は、「かつては教え子を戦争に送り出したが、もう二度と同じ過ちを繰り返してはならないと思っています」と、訴えました。学生の代表や宗教界、学者も声を上げました。民主党の辻本清美衆院議員は、「皆さんとともに、国会の内と外が一体となって、この悪法を廃案にしましょう」と、呼びかけました。
全国で見られたこの日の盛り上がりは、半世紀以上前の「60年安保」に匹敵する規模です。それが、大きな団体の組織的な動員ではなく、市民一人ひとりの自発的な行動として、つまり「民主主義の声」として実現したのでした。日本の民主主義史のなかでは画期的な出来事として記録されるべき現象ですが、この“事件”を読売新聞は第二社会面でたった35行、さらっと扱った程度でした。安倍政権に都合の悪いことはできるだけ扱わない、見えないようにするという偏向した編集方針です。
安倍政権は、法案成立を強行する方針です。おそらく9月11日に強行採決するつもりのようです。安倍内閣に対する世論調査の支持率は30%台後半の高さを示し、相対的にはまだ高い支持率を維持しているとみることもでき、菅官房長官は、国民的な反対の盛り上がりを、「国民的なうねりにはなっていない」と否定的に見ています。
これだけ反対の声があるにもかかわらず、政権側にまだ落ち着いているかのようにみせる余裕を与えているのは、ひとえに野党第一党の頼りなさのせいです。自民党は信用できないけれど、民主党も同じように信用できない。なにしろ、民主党の有力議員のなかには、前原誠司、玄葉光一郎、長嶋昭久氏らのように、安保法制に賛成の議員も少なくない。国民の間に広範な反対の機運が広がっている現実を前にしても、「わが国の安全のために、安保法制が必要と言ってはばからないご仁らが、「反対」で党の見解をまとめることに強く抵抗しています。
結局、この法案を廃案に追い込む力は、国民みずからの力に頼るほかないようです。来年7月の参院選まで残すところ1年を切りました。安保法制に賛成する与党議員を落選させる「落選運動」の準備も始めましょう。議員名簿と電話番号あるいはメール・アドレスの一覧表を用意しておき、折に触れて抗議のメールをするなども大切な運動の一環だと思います。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK191掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。