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(回答先: トランプ氏指名なら「クリントン氏に投票」 共和重鎮 アーミテージ氏明言 投稿者 あっしら 日時 2016 年 3 月 15 日 03:48:33)
米産業界、トランプ氏憂慮 関税や移民政策を問題視[日経新聞]
2016/3/14 1:28
【ニューヨーク=佐藤大和】米大統領選の共和党候補者選びで快走する不動産王ドナルド・トランプ氏に米産業界が憂慮を深めている。過激な貿易政策や移民政策に大企業やシリコンバレーは猛反発。市場は大統領選の展開にひとまず平静を保つが、トランプ氏が本選に進めば、波乱材料になりかねない展開だ。
トランプ旋風に頭を抱えているのが、候補者選びが混迷する共和党支持の経営者だ。
「トランプ氏が大統領になったらこの国は不況に突入するだろう」。ヒューレット・パッカード・エンタープライズのメグ・ホイットマン最高経営責任者(CEO)は3月初め、「中国やメキシコからの輸入品に35%の関税を課す」というトランプ氏の公約を酷評した。
ホイットマン氏は共和党の穏健派であるニュージャージー州のクリス・クリスティー知事を支持していたが、トランプ人気に勝てないとみた知事がトランプ陣営に寝返ったことで怒りを爆発させた。
「7対3でトランプになりそうだ」。筋金入りの共和党支持者として知られる産業界の重鎮、ゼネラル・エレクトリック(GE)のジャック・ウェルチ元会長はこう嘆く。意中の候補は2位につけるテッド・クルーズ上院議員だが、逆転は容易でないとみる。
普段は政治と距離を置くシリコンバレーの経営者も危機感があらわだ。優秀な移民を成長の原動力にしてきたシリコンバレーの文化と、移民を敵視するトランプ氏とは真っ向から対立しているからだ。
米メディアによるとアップルやグーグルの持ち株会社アルファベット、テスラ・モーターズのトップらは3月初めに米南部ジョージア州で開かれた共和党系シンクタンクの会合に参加。ライアン下院議長やマコネル上院院内総務ら共和党主流派の重鎮と「トランプ降ろし」について意見を交わしたとの臆測も広がる。
米国株式市場では今のところ大統領選は大きな材料になっていない。ただ、本選は「スイング・ステート(揺れ動く州)」と呼ばれ、両党の支持が拮抗するフロリダ州など数州の際どい攻防で決まるのが最近の傾向だ。こうした接戦州でトランプ氏が健闘する展開になれば先行き不透明感が広がり、株式相場にも影響を及ぼしかねない。
トランプ氏は「欧州中央銀行(ECB)と日銀の金融緩和は通貨安誘導だ」と批判している。米連邦準備理事会(FRB)に対策を求める考えを示しており、大統領選の展開次第では為替相場も反応する場面がありそうだ。
一方、南米やアジアからの輸入品と厳しい価格競争にさらされる草の根の経営者の間では、トランプ氏の支持は根強い。トランプ氏自身が企業経営者であることや、歴代政権によるウォール街や大企業優先の政策への反発が根底にある。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM12H1C_T10C16A3FF8000/?dg=1
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