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(回答先: AIIB:“日本不参加のおかげ”で中国出資比率30%で拒否権確保:中国に拒否権があるなら参加は困難と自民党秋葉外交部会長 投稿者 あっしら 日時 2015 年 6 月 06 日 02:35:36)
日中のインフラ協力探る 麻生氏、副首相らと会談[日経新聞]
2015/6/6 1:06
【北京=大越匡洋、中村亮】麻生太郎副総理・財務相は5日、北京市内で中国の張高麗・政治局常務委員(筆頭副首相)らと相次ぎ会談した。両氏は日中関係が改善に向かっているとの見方を共有し、戦略的な互恵関係に基づき対話を続けることを確認した。楼継偉財政相との会談ではアジアのインフラ整備の重要性で一致したが、具体的な連携の中身には踏み込まなかった。
張高麗氏は、中国共産党の最高指導部の一人。序列は7位で経済分野を統括している。張氏は会談冒頭で「財政金融分野でさらに協力を前進したい」と訴え、日中が対話を深めることを呼びかけた。同時に「歴史を直視して矛盾を解消して両国関係の正常化を進めるべきだ」とも述べた。
麻生氏は会談後、記者団に「戦略的互恵関係の推進に向けて副首相とも協力していきたいと申し上げた」と説明。「両国間の経済が安定的に成長することが世界経済にとっても望ましいと(の認識を)共有した」とも述べた。両氏は昨年10月にも立ち話形式で会談したが、今回は正式な会談で、時間は1時間を超えた。会談には菅原一秀財務副大臣らも同席した。
楼氏との会談では、アジアのインフラ整備が主要テーマだった。麻生氏は今後5年間でアジアのインフラ整備に1100億ドル(約13兆6000億円)を投資する新しい計画を説明した。環境への配慮や新興国への技術移転を伴う「質の高いインフラ投資」の重要性を強調した。
割安な価格でインフラ案件を受注する中国をけん制するとともに、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)を念頭に、相手国や世界にとって有用なインフラづくりに寄与する融資基準などを整えるよう働きかける狙いとみられる。
楼氏もアジアのインフラ整備の重要性については日本側と認識を共有した。一方、AIIBをめぐっては楼氏から言及があったものの、議論の時間は割かなかった。日本側もあえて日本が参加するか否かには触れず、判断を留保した。
中国はAIIB設立に向けた動きを加速させている。今月末にはAIIBの参加国を北京に集めて設立協定の署名式を開く。参加国が57カ国まで膨らんだことを受けて、発足時の資本金を当初想定の2倍の1000億ドルに増やすことを決めた。
AIIBは12人からなる理事が本部のある北京に常駐しない。中国は人件費など運営コストを抑制するためだと説明するが、理事会の機能が狭まる分、初代総裁ポストを握る中国の影響力が大きくなるため、日米は組織運営が不透明だと指摘する。一方、支援を受けるアジア諸国などからは、「融資の意思決定が迅速になる」と期待する声も出ている。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS05H9Y_V00C15A6EE8000/?dg=1
- 日中、アジアのインフラ建設推進 財務対話で共同文書:財務当局者会議の定期化へ あっしら 2015/6/07 03:41:02
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