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(回答先: 罪状も無理筋だが、欧州の理事たちは“おいしい話”を脇で見ていただけで“食った”のは中南米の理事だけだというのも奇妙 投稿者 あっしら 日時 2015 年 5 月 28 日 17:38:15)
FIFA改革、猶予なし 欧州主導で力学変化[日経新聞]
2015/5/28 21:40
国際サッカー連盟(FIFA)の幹部が贈収賄などの疑いで起訴されたことで、世界最大級のスポーツの祭典であるワールドカップ(W杯)を催す組織が大きく揺れている。腐敗した体質を改め、根本からの組織改革を迫られた。
FIFA会長選の投票権は209カ国・地域のサッカー協会にあるが、ブラッター会長は主に中南米、アフリカ、アジア(特に西アジア)の支持で1998年から長期政権を築いてきた。
サッカー後進地域に施設整備のための資金援助を続け、2011〜14年に10億ドルをサッカーの普及・発展のために注いだ。それは有益な事業だが、会長選の集票とつながっているのもまた事実。
■支持基盤を優遇
W杯の開催もブラッター体制下で一時、大陸別の持ち回り制とし、10年にアフリカ初となる南アフリカ大会、14年に南米で36年ぶりとなるブラジル大会を実現させた。22年をカタール開催に方向付けたのもブラッター会長だといえる。
会長の目が自身の支持基盤を向いているのは否定できない。4大会連続W杯で出場枠を4.5得ているアジアは現体制下で優遇されている。幹部の逮捕後も日本サッカー協会の大仁邦弥会長がアジアサッカー連盟の決定通り、ブラッター支持を表明しているのは、そうしたことと切り離せない。
いま、世界のサッカービジネスは欧州を中心に回っている。欧州サッカー連盟(UEFA)は欧州チャンピオンズリーグ(CL)という魅力的な商品を持ち、世界のサッカーマネーを吸い寄せる。対するFIFAにはW杯という強力な武器がある。その巨大な祭典が生み出す利権が力を持ち、同時に腐敗の温床となってきた。
■アジア枠削減も
FIFAが公正さと透明性のある組織を目指し正常化するとしたら、UEFA主導で進められるはずだ。FIFAにおけるパワーバランスは欧州に傾く。そうなるとアジア優遇も薄れ、W杯のアジア枠が削られる可能性が大きい。この騒動が日本に及ぼす影響があるとしたら、そこだろう。
開催地決定に絡む不正があったとされる18年ロシア大会、22年カタール大会の開催がこのまま容認されるのか。ロシア大会の予選が始まっている中で、おそらくFIFAの混迷はしばらく続く。
腐敗の構造を正すには組織を根本的につくりかえる必要がある。現在は理事会で決定しているW杯開催地の選考方法の見直しも迫られる。それにはブラッター会長に代わる厳格で強力なリーダーが欠かせない。
(吉田誠一)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDH28H30_Y5A520C1UU8000/
- FIFA会長、辞任を拒否 欧州との対立深まる;会長選挙直前の強制捜査にカリカリだろう あっしら 2015/5/29 01:48:45
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