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会見する久美子社長(C)日刊ゲンダイ
半額セールも…“恐怖政治”支配の「大塚家具」再建できるのか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158868
2015年4月11日 日刊ゲンダイ
失われた信頼は戻るのか。父娘で骨肉の争いを繰り広げた大塚家具は9日、出直しの「大感謝フェア」を全国16店舗で実施すると発表した。18日から30日まで、数量限定で最大半額にするという。
株主総会で父・勝久元会長(71)に勝利した大塚久美子社長(47)はこの日、真っ白のスーツで登場。会見はセールの説明の場だったが、“粛清人事”に質問が集中した。
株主総会後、「ノーサイド」を強調した久美子氏だったが、勝久氏側についた取締役らを“平社員”にする降格人事を敢行したからだ。また、9日発売の週刊文春によると、久美子氏は勝久氏のパソコンを“没収”。その中を調べようとしているという。
この件について、久美子氏は「事実ではない」と否定したが、こうした話が漏れ伝わること自体、大塚家具の内情を表している。
「人事発表後、降格された幹部が会社に行ったら、デスクがなかったそうです。やることもなくただ歩き回ったり、その辺にあるイスに座るしかない状態だった。自分も同じ境遇になるのが怖くて、誰も話しかけることができない。社内が異常な状態に陥っていることは間違いありません」(大塚家具関係者)
“恐怖政治”が支配する社内。半額セールの実施で再建できるのか。
「今、大塚家具がやらないといけないことは、社内が“一丸”となって信頼回復に努めることです。株主総会後、久美子氏は土下座してでも、父や母に協力を仰ぐべきでした。だが、久美子氏は全く逆のことをやってしまった。報復人事を目の前で見せつけられて、社員たちはビクビク震え上がっている。これでは、現場の声が上に届くわけがありません。今回のセール期間中、客は来るでしょうが、終われば元に戻るだけです。家具は何度も買いませんからね。赤字が続けば、また親父が出てくるでしょう」(経済ジャーナリストの真保紀一郎氏)
ただでさえ、大塚家具は、ライバルの「ニトリ」や「イケア」の台頭で、経営が苦しい。半額セールをやっても“焼け石に水”に終わる可能性が高い。可哀想なのは、先が見えない社員たちだ。
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