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ジェットコースター相場の背景 根強い下落懸念…底打ちは時期尚早か
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20160122-00000005-biz_fsi-nb
SankeiBiz 2016/1/23 08:15
年始から急落が続いた日経平均株価が22日、一転して900円超上昇し、まるで「ジェットコースター」のような相場展開となった。岡三証券の大場敬史シニアストラテジストは「これまでの下落を主導していたヘッジファンドなどの短期マネーが、いったん買い戻しに動いた」と指摘。野村証券の市場担当者も「投資家が極端な悲観論に傾いて売られ過ぎていた分、金融政策への期待や原油先物反発などを手掛かりとした買いの反動も大きくなった」との見方を示す。
急騰のきっかけとなった欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の発言に続き、来週は、米連邦準備制度理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)を、日銀が金融政策決定会合を相次いで開く。株式相場の大幅反発は、主要中央銀行の政策対応への期待を示したものだ。ただ、中国経済の減速や原油相場の下落に対する警戒感は依然根強く、金融政策などの行方次第では、再び株価下落が進行する可能性もある。
三井住友アセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは「平均株価の急騰の背景には日銀への追加緩和期待があり、もし『ゼロ回答』に終われば失望売りで崩れる恐れがある」と語る。
市場では「これで平均株価が底打ちしたと言うのは時期尚早だ」との声が多い。中国懸念は拭えず、原油相場の需給改善の兆しもない。中国と原油という2つのリスクで確かな改善がなければ、本格的な反転につながりにくいためだ。
実際、「中国ショック」で乱高下が続いていたさなかの昨年9月9日に平均株価が前日比1343円43銭高と急騰したときも、これ以上の水準に下落することはないという「大底」をつけたわけではなく、9月下旬にかけて一段と下げた。
みずほ証券の上野泰也チーフマーケットエコノミストは「予期せぬタイミングでの(株価の)急落リスクをはらんだ不安定な値動きが続くことは覚悟せざるをえない」と話している。(森田晶宏)
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