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1月14日、日銀が発表した12月の企業物価指数(CGPI)速報によると、国内企業物価指数は前年比でマイナス3.4%となった。都内のビジネス街で昨年11月撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai)
企業物価指数、12月は前年比-3.4% 15年平均は3年ぶり下落
http://jp.reuters.com/article/japan-cgpi-dec-idJPKCN0UR32R20160114
2016年 01月 14日 10:43 JST
日銀が14日公表した昨年12月の企業物価指数(2010年=100.0)は101.1となり、前年比で3.4%下落。前月比は0.3%下落となった。前年比の下落幅は3カ月連続で縮小したが、足元では再び原油など国際商品市況が下落し、為替も円高方向で推移しており、企業物価に下押し圧力がかかりやすい状況になっている。
企業物価指数は、企業間で取引される財の価格を合成した指数。企業間の需給や為替、国際商品市況などで変動する。
ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値は前年比3.5%下落が見込まれていた。
前年比のマイナスは9カ月連続で、前月比は7カ月連続。前月比で最も大きく押し下げに寄与したのはガソリン、軽油、灯油などの石油・石炭製品で、いずれもドバイ原油などの市況下落を反映した。灯油は暖冬も影響している。また、銅地金、プラスチック被覆銅線、銅裸線など非鉄金属も下落。中国経済の減速懸念などを背景とした国際商品市況の下落が影響した。
一方、供給の減少や鍋物需要などを背景に牛肉や豚肉など「農林水産物」は押し上げに寄与している。
全814品目のうち上昇したのは301品目で、下落は402品目となり、下落が上昇を101品目上回った。
同時に公表した2015年の企業物価指数(消費税率引き上げの影響除く)は99.9となり、平均で前年比2.9%減となった。前年比で下落するのは2012年以来、3年ぶり。下落幅は2009年の同5.3%下落以来の大きさとなる。
円安の進行で食料品などが上昇したものの、原油など国際商品市況の下落を背景とした石油・石炭製品や電力・ガス料金の引き下げなどが大きく影響した。
(伊藤純夫 編集:吉瀬邦彦)
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