ロンドン市場 原油高や株高で資源国通貨しっかり 掲載日時:2016/01/13 (水) 19:40 本日は原油価格が反発、株価は大きく上昇しておりリスク選好ムードにある。過度な中国警戒感は後退、年始から続いたリスク回避ムードの反動が出ている格好。加ドルはドルと円に対して数年ぶりの安値を付けていたが、本日は反発基調にある。ポンドも売られてきたため反動が出ているものの反発力は弱い。ユーロ安に連れ安の面がある。 AUD/USD 0.7029 AUD/JPY 83.13 USD/CAD 1.4213 CAD/JPY 83.21 GBP/USD 1.4447 〔ロンドン外為〕円、118円台前半(13日午前9時)【1/13 18:31】 【ロンドン時事】13日朝のロンドン外国為替市場の円相場は、欧州株高などリスク回避後退の流れが続く中、1ドル=118円台前半に下落した。午前9時現在118円25〜35銭と、前日午後4時(117円90銭〜118円00銭)比35銭の円安・ドル高。 ユーロも弱含み。対ドルで1ユーロ=1.0815〜0825ドル(前日午後4時は1.0820〜0830ドル)、対円では128円00〜10銭(127円65〜75銭)。 15年11月のユーロ圏鉱工業生産、前月比0.7%減=EU統計局【1/13 19:00】 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)統計局が13日発表した2015年11月のユーロ圏鉱工業生産は、季節調整済みで前月比0.7%減となった。EU全体は0.6%減。
ユーロ圏は、エネルギーが4.3%減、資本財が1.9%減、耐久消費財が1.0%減となった。一方、中間財は0.7%増、非耐久消費財0.1%増だった。 国別では、ポルトガルが4.9%減、マルタが3.7%減、ドイツが0.5%減。これに対し、ギリシャは3.3%増、スロバキアは1.9%増だった。
東京株、今年初の上昇=496円高【1/13 18:04】 13日の東京株式市場は、前日の海外株高や為替の円安・ドル高を受け、全面高となった。日経平均株価の終値は、前日比496円67銭高の1万7715円63銭で、7営業日ぶりに大幅反発した。4日の大発会から下落が続いてきたが、値頃感が出たこともあり、ようやく上昇した。 東京市場は朝方から買いが優勢だった。13日に発表された2015年12月の中国貿易統計で、輸出の減少幅が市場予想より小さかったことも、株高を後押しした。自動車、電機など輸出関連を中心に95%の銘柄が上昇した。 ただ、13日の中国株式市場では全体の値動きを示す上海総合指数が約4カ月半ぶりに3000の大台を割り込んで終了するなど、同国の景気後退懸念は強い。このため「当面は世界的に株価の不安定な状況が続く」(国内運用会社)との見方が広がっている。 情報提供:株式会社時事通信 東京市場サマリー(13日)【1/13 18:02】 【東京株式】7日ぶり大幅反発=年明け後、初めての上昇 日経平均株価は前日比496円67銭高の1万7715円63銭、東証株価指数(TOPIX)は40.14ポイント高の1442.09と、ともに7営業日ぶりに大幅反発した。円高の一服感や海外株高など外部環境の一応の落ち着きを背景に買い戻しが広がった。全面的なリバウンド相場となり、日経平均は年明け後、初めての上昇となった。東証1部銘柄の95%が値上がりし、値下がりは4%。出来高は21億3909万株、売買代金は2兆4961億円だった。 【東京外為】ドル、118円台前半=株高につれ上昇も終盤軟化 東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、大幅高となった日経平均株価を眺めて買われたものの、上海株が下げに転じたことから終盤軟化した。午後5時現在は、1ドル=118円21〜21銭と前日(午後5時、117円38〜39銭)比83銭のドル高・円安。ユーロは対円で横ばい、対ドルで下落。午後5時現在は、1ユーロ=127円86〜87銭(前日午後5時、127円87〜88銭)、対ドルでは1.0815〜0816ドル(同、1.0892〜0892ドル)。 【東京債券】先物、続伸=後場に上げ幅拡大 債券先物は続伸。長期国債先物の中心限月2016年3月物は、前日比12銭高の149円50銭で取引を終えた。長期金利の指標となる新発10年物国債341回債利回りは、0.010%低下の0.205%となっている。 【短期金融市場】無担保コール翌日物速報値、0.075% 日銀が公表した短期金融市場での無担保コール翌日物の速報値は、加重平均が0.075%(前営業日確報値0.075%)、最高レートは0.125%(同0.125%)、最低レートは0.060%(同0.060%)だった。 【東京原油】中東産原油、円安とNY戻り眺め反発=一時11年ぶり安値 中東産原油は反発。終値は、中心限月の6月先ぎりが前日比380円高の2万3170円、他限月は390〜590円高。日中立ち会いは、12日のニューヨーク原油(WTI)相場が、一時1バレル=30ドルを割った後に値を戻したことから、買い先行で始まった。その後も円相場の軟化や、取引時間中のWTIの堅調を眺めてしっかりに推移したが、終盤は戻り売りに押され、やや上げ幅を削った。先ぎりは、夜間取引で一時2万2450円まで下落し、継続足で11年ぶりの安値を付けた。 【東京金】NY安受け続落するも下げ縮小 金は続落。終値は、中心限月12月先ぎりが前日比11円安の4098円、他限月は10〜11円安。日中立ち会いは、12日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場が下落したことを受け、手じまい売りが先行した。その後は、円相場の軟化や取引時間中のNY金相場の下げ渋りを眺めた買い戻しなどで、終盤に下げ幅を縮めた。 【経済統計】 ◆12月の通貨供給量、2.5%増=マネーストック速報―日銀 ◆11月の産業機械受注、前年同月比2.8%増の3096億3500万円=産工会 【要人発言】 ◆寺沢地銀協会長:完全民営化の道筋なく、限度額上げ先行するのは遺憾=ゆうちょ問題 【ニュースから】 ◆倒産件数、25年ぶり低水準=負債額は上場企業増え拡大―商工リサーチ ◆三井住友建設など3社、横浜の傾斜マンションで行政処分=国交省 情報提供:株式会社時事通信
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