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リニア「推進」熱気 環境「懸念」埋没 国会 (通過地域は迷惑のみ!!)
http://www.asyura2.com/14/hasan86/msg/348.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2014 年 3 月 14 日 14:15:19: N0qgFY7SzZrIQ
 

(回答先: 長野)リニア環境影響評価、JR東海に対し厳しい見解(南アルプス貫通、土砂は何処へ??) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2014 年 3 月 14 日 14:09:02)

 リニア振興を煽る側は、反対意見を利益誘導策だと揶揄するが。静岡については大井川水量減少は死活問題ともいえる。対策をする、で乗り切るつもりだろうが。これまで水涸れを起こした山梨などでは対策はしていなかったというのか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここから)
静岡新聞NEWS
http://www.at-s.com/news/detail/970235754.html
リニア「推進」熱気 環境「懸念」埋没 国会
(2014/3/12 14:23)

リニア新幹線の事業推進に向けた自民党の特別委員会。本県関係議員が環境影響に対する懸念を表明した=自民党本部 [写真略]

 JR東海リニア中央新幹線計画の環境影響に関し、大井川の流量減や工事の残土処理などを懸念する本県国会議員の訴えが事業推進への熱気にかき消され、国会で埋没している。計画で停車駅がない本県がJR東海から有利な条件を引き出すため「ごねていると受け止められてしまう」(本県自民党関係者)との声も漏れ、理解は広がっていない。
 自民党本部で6日に開かれた「超電導リニア鉄道に関する特別委員会」。計画沿線の国会議員やJR東海の金子慎副社長、国土交通省担当者らが集まり、大阪府への延伸に向けた事業費支援や税制改正について議論した。
 この中で環境影響に話が移ったのはわずかな時間だった。本県議員の1人が「駅(の計画)がないところが話して申し訳ないが」と断りを入れつつ発言を求め、地元の懸念を伝えた。「(リニア新幹線が)通過するだけと言われて、分かりました、とはいかない」と本県の立場を訴えた。
 金子副社長は大井川上流で最大毎秒2トンの流量が減少するとの予測について、「あくまで対策を何も講じなかった場合。影響を低減するよう対応する」と回答した。
 自民党がリニア計画を推進する姿勢は鮮明だ。大井川流域を選挙区に持つ本県議員も計画自体は支持している。井林辰憲氏(衆院静岡2区)は「リニア開通で東海道新幹線のダイヤに余裕ができれば、静岡空港新駅の芽も出てくる」と理解を示した上で、「水や残土は長期に影響する問題。心配がないようにしてほしい」と求める。
 2月にJR東海の山田佳臣社長と国会内の事務所で面会した塩谷立自民党県連会長(衆院静岡8区)は「リニアの環境影響への認識はJR東海と共有している」と強調し、知事意見の提出後のJR側の対応を見極める構えだ。
 一方、野党では日本維新の会の鈴木望氏(衆院比例東海)が2月の予算委員会分科会でリニアの環境影響について質問した。鈴木氏は「地元には強い危機感がある。JRはきちんと考慮して事業を進めるべきだ」と注文を付けた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここまで)

 

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コメント
 
01. 2014年3月21日 14:32:23 : S2UNHcosi6
静岡空港の下を東海道新幹線のトンネルが通っているから、ここを駅にするつもりのようだが、そううまくいきませんよ。プラットホームをつくるにしても、トンネルを拡幅する必要がある。まとまった運休期間を要するのではないか。

リニア新幹線のトンネルを建設すると、大井川の水量が激減するという。このような大自然破壊を行ってはならない。それなのに自民党は建設を促進するのか。根本的にリニアが必要なのか、そこから問題になってくる。結論から言うと、全く不要だ。リニアどころか、今後は東海道新幹線の乗客そのものが減少する。低運賃の高速バス、低運賃の航空会社がライバルとして成長している。オーストラリアでも、カンタス航空が低運賃の航空会社に顧客を奪われ、かつての日本航空のように倒産する危険が高まっているのだ。

東海道新幹線の通っている静岡県内は、東海地震が発生すれば壊滅的打撃を受けると言われている。地震で被害が心配される鉄道施設だが、静岡県内は富士川、安倍川、大井川、天竜川など急流で知られる大河川がある。これらの鉄道橋の長さが半端ではない。富士川は1,373メートル。安倍川は595メートル。大井川は987メートル。天竜川は901メートル。

これらが損壊したら再架橋工事に時間を要することは間違いなく、また費用も大きい。更に他の新幹線にも共通していることだが、車輌基地が少なく折り返しのできる駅が少ないことが問題である。静岡県内では三島駅車輌基地と、これを補完する静岡駅東側の車輌基地。浜松は工場への引込み線があるだけなので、折り返しできない。これの次は、名古屋駅の下り側にある日比野車輌基地しかありません。

東海道新幹線は、東京と新大阪を結ぶのが目的なので、途中区間の折り返しを基本的に考慮していない。建設に際しても、予算をオーバーしたため、余計な車輌基地を建設できなかった。本来、東海道新幹線は東海道本線の輸送逼迫対策として、東海道本線の複々線化の目的で建設されたものだ。停車駅は、1950年代の特急つばめ号、特急はと号に合わせてある。完成と共に特急列車が東海道新幹線に移行したのである。

だから東海道本線を基本にして料金を徴収しているのだ。東海道新幹線が開通した1964年の時点で、将来の国鉄分割解体など想定していなかった。まさか東海道本線が熱海、米原で別会社に分断されるとは、思ってもいなかったことなのだ。当方は国鉄からJRに行ったが、その当時言われていたことは、会社を分割するのだから、リニアは凍結されると言う話であった。それの代わりに300系のぞみを作るという話である。300系新幹線電車は、国鉄時代に開発が進められていたが、分割解体に伴い予算が凍結されていた。JR東海が費用を出すということで、開発が再開されたのである。

リニアについてだが、1970年代に実験線が作られたのは宮崎県であった。これは本当の実験線であって、ほぼ直線だった。このためトンネルでの行き違いなど建設を前提とした実験は不可能であった。このまま終息すると見られたリニアに着目したのが、当時運輸大臣をしていた石原慎太郎氏である。彼が山梨に、将来の営業線を前提とした本格的な実験線をつくると言い出したのだ。当時の自民党の実力者、金丸信氏が地元に誘致したとされる。さすが利権政党の自民党のことだけある。

このまま凍結されるだろうと見られていたリニアを甦らせたのが自民党であった。だから、日本の国土がいくら破壊されようとリニアをつくるだろう。日本中に原発をつくりまくった自民党のことだ。どんな手を使ってもリニアはつくるだろう。だが、その過程で大自然からの大逆襲があるだろう。東海地震や南海トラフ地震である。東海道新幹線の橋梁がひとつでも損傷を受けると、JR東海の経営は大打撃を受ける。リニアどころではなくなるだろう。


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