http://www.asyura2.com/13/warb12/msg/272.html
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日本のマスコミ上では「韓国の欲しがっていた銃弾を提供したのに感謝しない」と韓国批判で隠されているが。そもそも、今回の「武器提供」がどう行われ、なぜ自衛隊初の一万発弾丸提供となったのか、見えない点があまりに多い。
政府の「人道上の緊急支援」との主張が崩れれば、「積極的平和主義の好例」とは言えないのではないか。
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銃弾提供、日本「韓国軍部隊長が電話」…韓国「事実でない」(1)
2013年12月26日08時59分
http://japanese.joins.com/article/857/179857.html?servcode=A00§code=A10
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
アフリカ南スーダンで発生したクーデターが韓国と日本の間の真実攻防に広がっている。韓国軍派兵部隊のハンビッ部隊が日本陸上自衛隊の派遣部隊から実弾1万発を借りたのが発端となった。日本政府がこれを「積極的平和主義」の正当性を立証する契機になったと政治的な意味を付与し、韓日間、国内的には与野党間攻防が激しくなっている。
攻防の核心は2つ。まず、韓国軍が日本自衛隊に実弾支援を直接要請したかどうかだ。
ハンビッ部隊は派兵されたボル地域が反乱軍に占領され、緊迫した状況になると、実弾の確保に動き出し、韓国の将兵が保有する小銃(K−2)と同じ5.56ミリ実弾を使用する自衛隊から緊急支援を受けた。これに関し、日本はハンビッ部隊長のコ・ドンジュン大佐が日本軍に電話をかけて緊急支援を要請したと主張している。小野寺五典日本防衛相は24日、NHKテレビに出演してこうした内容を伝え、当日夜に自衛隊現地指揮官とのテレビ会議の動画を公開した。「韓国軍大佐がボル野営地に1万5000人の避難民がいるが、ブルを守る部隊は韓国軍だけであり、周辺は敵だらけ」と訴え、切迫した状況で支援を要請したという内容だ。
しかし国防部の主張は違う。コ・ドンジュン大佐の実弾支援要請はなかったと反論した。キム・ミンソク国防部報道官は25日、「現地指揮官の判断で国連南スーダン派遣団(UNMISS)に要請したが、UNMISSは韓国軍が使用する実弾がないとして日本側を斡旋し、支援を受けることになった」とし「この過程で実務者が自衛隊の実務者と協議したが、コ大佐が直接電話をしたことはない」と話した。双方の主張が完全に食い違う部分だ。
国連が実弾支援を斡旋したかどうかについても双方は隔たりを見せている。日本政府の菅義偉官房長官は24日、「日本政府は国連から正式要請を、韓国からは要請を受けた」とし「これはともに事実」と明らかにした。ややあいまいな立場だ。日本メディアは「現地部隊に(韓国側から)直接要請があったが、法的な根拠がなく、国連を間に挟んで伝達する形式をとった」と報道している。韓日間の物品役務相互提供協定(ACSA)を結んでいないため直接支援が難しく、国連を通したということだ。韓国政府の決定で支援が行われたという主張だ。
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銃弾提供、日本「韓国軍部隊長が電話」…韓国「事実でない」(2)
2013年12月26日09時00分
http://japanese.joins.com/article/858/179858.html?servcode=A00§code=A10
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
国防部は派兵国を統制する国連軍の指示に基づいたという主張を繰り返している。ちょうど日本が韓国と同じ銃弾を使用し、日本の支援を受けたにすぎないが、日本がこれを政治的に利用しているという反論だ。国防部の当局者は「日本側の実弾を国連軍が運んだ」とし「韓国から実弾を現地に送れば、国連に返還することにしたのも、日本ではなく国連から支援を受けたという事実を傍証するものだ」と述べた。潘基文(パン・ギムン)国連事務総長も25日、「技術者で構成されたハンビッ部隊が自らを保護するために取った措置であり、適切だと考える」とし「実弾支援に対する措置は特に問題はない」と明らかにした。
25日には実弾支援の飛び火が汝矣島(ヨイド)政界に移った。セヌリ党の柳一鎬(ユ・イルホ)報道官は「ハンビッ部隊が自らを保護するために取った適切な措置だった」としながらも「対応態勢に問題がなかったのか、今後も問題がないのか、細かく調べて万全を期する必要がある」と論評した。
一方、民主党は政府を批判した。キム・ハンギル代表は「南スーダンに派遣されたハンビッ部隊が他国でもなく日本から実弾支援を受けたのは、我々の外交・国防レベルを疑わせる」とし「日本の積極的平和主義や集団的自衛権に対して反対する言葉もきちんと言えない政府が、日本の軍事大国化傾向の合理化を後押しする結果をもたらしてしまった」と非難した。
こうした中、国防部の遅い対応と判断未熟を指摘する声も強まっている。国防部は22日、現地から実弾支援要請を受け、金寛鎮(キム・グァンジン)長官の主宰で会議を開き、実弾支援を決めた。しかし現地では日本から実弾支援を受ける事態が生じるほど緊迫した状態で動いていたが、「特異な状況はない」という判断で安易な対応をしたという指摘を受けている。さらに23日、日本政府の支援決定が出る前にNHKを通じて「韓国軍に実弾支援」という報道が出るなど、政治的に利用される兆候があったが、機敏に対処できず、日本防衛省が動画を公開した後に対応策を用意する姿を見せた。クーデターが15日に発生したが、事態を傍観して日本に手を出す状況になったのは、軍の安易な状況認識と同時に戦略的判断が十分でなかったという指摘だ。
◆ハンビッ部隊近隣に迫撃砲弾=南スーダン政府軍と反乱軍が交戦する過程で、迫撃砲弾がハンビッ部隊の近隣に落ち、一時、韓国軍が避難した。砲弾は24日夜に2発、25日昼に1発落ちたが、韓国軍に被害はない。合同参謀本部の関係者は「政府軍と反乱軍がハンビッ部隊の塀のそばの道路を移動しながら交戦したが、ハンビッ部隊を脅かすことはなかった」と伝えた。
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事実が何かは韓国が当初主張した通り、公表できない内容なのだろう。
- 日本の韓国軍への銃弾供与、両国関係の亀裂浮き彫りに.(岡目八目からも矛盾!?) 戦争とはこういう物 2013/12/26 19:25:04
(2)
- PKO銃弾提供 なし崩しは認められない(人道・緊急は本当か?!) 戦争とはこういう物 2013/12/26 19:35:02
(1)
- 解釈変更、説明なし 南スーダンPKO銃弾提供(「人道・緊急」で思考停止狙い!?) 戦争とはこういう物 2013/12/26 19:49:41
(0)
- 解釈変更、説明なし 南スーダンPKO銃弾提供(「人道・緊急」で思考停止狙い!?) 戦争とはこういう物 2013/12/26 19:49:41
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