http://www.asyura2.com/13/warb12/msg/276.html
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(回答先: PKO銃弾提供 なし崩しは認められない(人道・緊急は本当か?!) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2013 年 12 月 26 日 19:35:02)
今回の「国連を通じた銃弾供与」でもっとも利を得たのは、武器供与を封じられて輸出も罷り成らん、とされてきた武器輸出関係者かもしれない。
「緊急・人道」のフレーズがつけば、議論なしに何でもできる実態については、与党立場と宗教的理想の間で揺らめく党からも懸念が出ているらしい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここから)
解釈変更、説明なし 南スーダンPKO銃弾提供
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013122502000122.html
2013年12月25日 朝刊
南スーダンで国連平和維持活動(PKO)に参加中の自衛隊が韓国軍に銃弾一万発を譲渡したことに関して、関係閣僚は二十四日、「緊急時の人道的な観点で行った」と強調した。ただ、政府が「武器弾薬は提供しない」としてきた解釈を変更したことには、明確な説明はなし。政府が譲渡の理由とする「緊急性」も韓国側の説明で揺らいでいる。 (後藤孝好)
菅義偉(すがよしひで)官房長官は二十四日の記者会見で「人道性、緊急性の必要性が極めて高いことを考え、武器輸出三原則によることなく、譲渡した」と説明。岸田文雄外相も「人道的見地、緊急性を考えて判断した」と強調した。
政府はこれまで、PKO協力法二五条に基づく物資協力を、武器や関連技術の海外提供を禁じた武器輸出三原則に従って実施。PKOの物資協力には「武器弾薬は含まれない」と解釈してきた。
一九九八年には、自由党の佐藤茂樹衆院議員(現公明党)が国会で「『武器弾薬の物資協力は、あり得ない』と、条文に書かなくても大丈夫か」とわざわざ質問。政府側は「万が一つにもない」と明快に答弁していた。
過去の国会答弁とのズレについて、小野寺五典(いつのり)防衛相は「なし崩し的という評価ではなく、人道的、緊急的な対応と理解いただきたい」と釈明。他の関係閣僚も、必要性を繰り返したが、従来の解釈との整合性をどう取るかの言及はなかった。
安倍晋三首相は来年、集団的自衛権の行使を容認するための憲法解釈の変更を目指している。今回の銃弾の提供で、過去の国会答弁や政府解釈を容易に変える安倍政権の姿勢が鮮明となった。
銃弾の提供は一部の閣僚が外交安保政策を密室で議論する国家安全保障会議(NSC)で即決された。十分な説明のないまま、国民の見えないところで、重要政策が転換される恐れが現実になったといえる。
公明党幹部は「『緊急性』と『人道性』の二言は、思考停止を招く。一番危険だ」と政府を批判した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここから)
批判が行動につながら無いのがこの党のざんねんな所だが。
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