http://www.asyura2.com/13/warb12/msg/274.html
Tweet |
(回答先: 日本の韓国軍への銃弾供与、両国関係の亀裂浮き彫りに.(岡目八目からも矛盾!?) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2013 年 12 月 26 日 19:25:04)
人道かつ緊急、とのフレーズでこれまで自制してきた他国への武器供与を実現したこの事件。これをこのまま済ませれば、今後いかなる情報が歪められ、戦闘に利用されることになるかわからない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここから)
PKO銃弾提供 なし崩しは認められない
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/60249
2013年12月26日(最終更新 2013年12月26日 10時35分)
国連南スーダン派遣団(UNMISS)に参加している陸上自衛隊の銃弾1万発が、国連の要請で現地の韓国軍に提供された。
政府は「緊急の必要性・人道性が極めて高い」ため、要請に応じたと説明するが、従来の政府方針を逸脱しており、重大な問題をはらんだ措置と言わざるを得ない。
国連は南スーダンの国づくりを支援するため、UNMISSを組織して平和維持活動(PKO)を実施している。日本も韓国もUNMISSに参加している。
しかし最近、戦闘が発生するなど治安が急速に悪化してきた。こうした中、韓国軍の銃弾が不足したため、国連を通じて日本に提供要請があったという。
今回の銃弾の提供は、従来政府が厳格に守ってきた二つの枠組みを踏み外している。
一つは、武器輸出三原則だ。事実上武器の輸出を禁じた三原則は、政府方針として歴代政権に踏襲されてきた。銃弾の提供も武器輸出に当たるが、政府は今回「(銃弾が)国連の厳しい管理下にある」などとして、三原則の例外扱いにすることをあっさり決めた。
さらに銃弾提供は、PKO活動参加に関して政府が示してきた方針からも外れる。PKO協力法は物資協力を認めているが、歴代の政府は物資協力に武器・弾薬は「含まれていない」と、明確に否定してきたからだ。
韓国軍やその保護下にある避難民が、本当に危険な状況だったのであれば、銃弾提供にも一定の理解はできる。部隊間の信頼関係維持のためにも、事実上断るのは困難だったろう。ただ、韓国の国防省報道官は「(銃弾は)不足して
いない」と語っている。政府は実態を明らかにすべきだ。
安倍晋三政権は、武器輸出三原則の見直しや、自衛隊のPKO活動の拡大を目指している。緊急事態を理由に、歴代政権が築いてきた枠組みを、なし崩し的に拡大しようとしているのではないか。
速やかに国会の閉会中審査を行い、今回の措置が妥当だったか詳細に検証する必要がある。
=2013/12/26付 西日本新聞朝刊=
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここまで)
- 解釈変更、説明なし 南スーダンPKO銃弾提供(「人道・緊急」で思考停止狙い!?) 戦争とはこういう物 2013/12/26 19:49:41
(0)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。