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きのうもこの表情/(C)日刊ゲンダイ
集中砲火で汗だく…猪瀬都知事の“精神状態”が危ない
http://gendai.net/articles/view/news/146582
2013年12月11日 日刊ゲンダイ
こりゃ致命的だ。疑惑にまみれた猪瀬直樹都知事(67)が、またボロを出した。
10日も都議会・総務委員会で、徳洲会側から提供された5000万円について追及を受けたが、資金を保管したとされる「貸金庫」の説明が、ガラリと変わっていたのだ。これまで猪瀬は「大金を目にしてびっくりし、妻の貸金庫に預けることにした」と発言。現金を受け取った後に貸金庫に入れることを思いついたとしてきた。
■「貸金庫」で致命的なウソ露呈
ところが、である。10日は、「徳田毅氏が11月19日にお金を取りに来てくれと電話してきたので、妻に頼んでその日に貸金庫を借りた」と答弁。議員会館でカネを受け取ったのは翌日の11月20日だ。つまり、カネを保管するため、急きょ、貸金庫を準備していたことになる。そのうえ、これまでは受け取るまで金額を知らなかったかのような説明だったのに、「妻に5000万円だと言った。(貸金庫は)大きいサイズを注文した」と前言を翻した。
貸金庫の契約日なんて調べればすぐバレる。議会が調査要求をしようとしていたので、マズイと思って、言い換えたのだろう。ウソで塗り固めた答弁だから、ちょっとしたことですぐ崩れるのだ。
■「急性ストレス障害」から「うつ」へ
2日間の集中審議で疑惑はますます深まったが、気になったのは、猪瀬の挙動不審ぶりだ。声は小さくボソボソ。資料を持つ手が震え、大汗をドボドボ垂らす。伏し目がちの一方、笑う場面じゃないのにニヤケた顔を見せる。都議や都庁職員の間でも「相当こたえている。精神状態がヤバいんじゃないか」という声まで出ている。大丈夫なのか。
この症状は「急性ストレス障害」の一種だというのは、麻布メンタルクリニックの心理療法士、黒岩貴氏だ。「あくまで一般論ですが」と前置きしてこう続ける。
「たとえば、突然、警察に捕まって留置場に入れられた人が、極度の緊張状態から心身に異常を来すことがあります。拘禁反応といいますが、急激なストレスから、声がボソボソになったり、大量の汗をかいたり、手が震えたり、呼吸が乱れたり、意味もなく薄ら笑いを浮かべることもあります。いきなり集中砲火を浴び、突き上げられたら、誰でもそうなるでしょう。その拘禁反応に似ているような印象を受けます」
猪瀬の答弁が二転三転する限り、この緊張状態は延々続く。議会は13日の定例会終了後も閉会中審査を続けることを、きのう確認した。都議会の自公は、「ルビコン川を渡った」(自民党都議)と、猪瀬を辞任に追い込む決意を固めている。猪瀬は逃げられない。
「ストレス状態が長引くと、夜眠れなくなったり、食欲不振や自暴自棄に陥り、結果、うつ状態になる可能性が高いですね」(黒岩貴氏)
真実は隠し通せない。精神を病む前に、自ら辞職した方が賢明だ。
◇
猪瀬都知事「毅議員と徳洲会はイコールでない」
東京都の猪瀬知事は、9日に続き、都議会の集中審議で徳洲会からの5000万円の資金提供について追及されています。「徳田毅議員個人から借りたもので、徳洲会とイコールではない」などと、苦しい答弁に追われました。
午後1時から始まった集中審議の2日目。10日も5000万円を借りた経緯について質問が相次ぎました。
「友人の木村氏が(徳田毅議員に)お金を貸したらどうかというふうなことを言っていましたが、それはそれで僕は横で聞いていました」(東京都・猪瀬直樹知事)
猪瀬知事は去年11月、徳田毅議員と会食した際、資金提供を持ちかけたのは同席していた新右翼団体「一水会」の木村三浩代表だったと述べました。徳田議員からの5000万円が徳洲会からの資金提供と認識していたか聞かれると・・・
「僕にとっては、徳田毅議員個人から、徳田毅という名前の借用証を書いてお金を借りましたので、徳田毅議員と徳洲会とはイコールだとは思っていません」(猪瀬直樹知事)
また猪瀬知事は、貸金庫について、5000万円を保管するためにあらかじめ妻名義で契約していたことを初めて明らかにしました。
「この貸金庫はいつ、どういう目的で借りたのか」(共産党・徳留道信都議)
「徳田毅議員が11月19日に5000万円を用意するから、明日取りに来てくれという電話をかけてきましたので、うちの妻にもしそういうことになれば入れ物がないので、貸金庫を借りてくれというふうに頼みました」(猪瀬直樹知事)
一方、先月、公開した借用証について猪瀬知事は、徳洲会ではなく木村代表から送られてきたことも明かしました。
「(借用証は)木村三浩氏の方から送られてきました。徳田毅事務所から木村三浩氏が受け取って、こちらに送ってきたということ」(猪瀬直樹知事)
「貸した人から借用証が戻ってこなくて、違う人から戻ってくる。それだけでも知事は疑問を持って、何でこんなことになっていると言わなければならない」(共産党・徳留道信都議)
次々と明らかになる事実。しかし、5000万円をめぐる不自然さは増すばかりです。(10日17:24)
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