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2013/9/5 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
朝の仕事にとりかかろうという矢先、デスクがゆっくり揺れた――。きのう(4日)、東京23区から神奈川、千葉、福島にかけて広い範囲をグラグラと揺らした地震に驚いた人も多いだろう。揺れはすぐに収まったが、その影響は無視できない。
琉球大名誉教授・木村政昭氏(地震学)がこう言う。
「今回の地震の震源は東京の南、約600キロにある鳥島近海です。鳥島はフィリピン海プレートにのっているのですが、陸上で観測された地震は、フィリピン海プレートと北で接する北米プレート上の東京や神奈川、千葉、福島など。震源と被害エリアが同じプレートでないのは、隣接するすべてのプレートの地殻活動が活発化したと解釈するのが自然。その結果から想定されるのが、東北から関東が3・11のような津波に再び襲われることです」
太平洋プレートは、東北から関東の沖では北米プレートの下に「浅く」沈み込み、伊豆諸島の付近ではフィリピン海プレートの下に「深く」沈み込む。今回の震源が400キロと深かったのは、太平洋プレートの沈み込みが深いためだ。
津波を起こすのは震源が浅いタイプで、震源が深い地震では津波は起こらない。それなのに、今回の地震によって、将来的に津波に襲われるとはどういうことか?
◆プレート活動が活発化した証拠
「今回の地震規模はM6・9と大きい。これだけのエネルギーが解放されると、その周辺でしばらく地震は起きません。では、次の地震はどこかというと、震源の北と南。まだ地震を起こすエネルギーがたまっているのです。南は海上で震源が深いから無視できますが、北は本州に近づく。そこは太平洋プレートの沈み込みが〈浅い〉ので、今回のようなM7前後の地震による関東から東北にかけての津波が怖い」(木村氏)
地震も怖いが、首都圏が津波で丸のみされたら、地下鉄や地下街は水没し、東北の被害じゃ済まなくなるだけにゾッとする。
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