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【引用開始】
2日の埼玉県、4日の栃木県と、竜巻の発生が相次いだ。4日の竜巻は南の海上から非常に湿った空気が大量に流れ込んだのが原因だ。気温は2日の埼玉県よりも低かったが、台風17号から変わった低気圧によって水蒸気の流入が加速し積乱雲が発達した。豪雨や竜巻をもたらす状態は5日まで続く見通しで、警戒が必要だ。
4日に起きた竜巻の最大の原因は水蒸気だ。東海上の太平洋高気圧から吹く南風と、台風17号崩れの低気圧の東側で吹く風が合流。関東地方は南よりの風が強まり、湿度は80〜90%もあった。
日本列島には秋雨前線が停滞。これと動きの遅い低気圧の影響が重なり、東海から近畿地方にかけても大量の水蒸気を含む空気が流入した。
水蒸気は上昇しながら冷やされて雲粒になり、積乱雲を作り出す。栃木県は4日、気温が30度に達しない所も多かったが、水蒸気のエネルギーが上昇気流を強め、積乱雲は高度1万5000メートル前後にまで成長した。
北関東の山岳部に南よりの風がぶつかったのも、上昇気流の一因とみられる。気象庁予報課の松本積予報官によると「スーパーセル」と呼ばれる巨大積乱雲ができていた可能性もある。
竜巻の発生には空気の回転運動が必要だ。気象研究所の加藤輝之研究室長によると、上空では偏西風と呼ばれる強い西風、地表付近では南風が吹いていた。空気が「ねじれた」状態になり、空気の回転を促したという。
秋雨前線や台風の影響を受けやすく、夏の熱い空気も残る9月は年間で竜巻の発生数がもっとも多い。それでも、家屋の損壊や負傷者が出る竜巻が連日のように起きるのは異例だ。今夏は猛暑で気温が高く、日本近海の海水温も平年より高いことが影響した。今後も竜巻の心配がある。
最近は小規模な竜巻も目撃者が携帯電話などで報告するため、発生数を過去とは比較しにくい。だが、猛暑だった2010年は陸上の竜巻が37件確認され、突出して多かった。地球温暖化が進んで気温や海水温が上がれば、「竜巻が増えてもおかしくない」と防衛大学校の小林文明教授は警告する。
栃木県矢板市で撮影された竜巻(4日午後)=共同
米国では今年5月、米オクラホマ州を風速90メートル以上の強力な竜巻が襲った。小林教授によると、ここ3年は竜巻の強さを示す「藤田スケール」で最上位の「F5」級が毎年のように起きている。
日本では昨年5月に茨城県つくば市で観測された「F3」の竜巻が最強クラス。年間発生数は米国の10分の1以下だが、人口密度が高い市街地でも起きやすく被害のリスクは大きい。日ごろからの備えが欠かせない。
竜巻の危険がどの程度あるかは、気象庁ホームページの「レーダー・ナウキャスト」の画面で確認できる。地域を10キロメートル四方に区切り、発生の確率が1〜5%なら「確度1」、5〜10%は「確度2」と色分け表示する。
気象庁は「竜巻注意情報」も出す。全国20カ所にある、空気の動きがわかるドップラーレーダーで、竜巻の引き金ともなる「メソサイクロン」と呼ぶ回転をとらえて参考にする。ただ、自動検知なので確認に手間取る場合もある。
2日は検知した直後に竜巻が発生し、情報発信が間に合わなかった。4日もメソサイクロンとみられるデータを得たが、詳細は解析中だ。
発達した積乱雲はてっぺんが平らな「かなとこ状」になる場合が多い。こうした雲によって、急に暗くなり雷が鳴ったりひょうが降ったりしたら要注意だ。冷たい風が吹く、耳がツーンとなって気圧の異変を感じるなどの場合は竜巻が近くに迫っている可能性が高い。
頑丈な建物内に避難し、カーテンやシャッターを閉めて窓から離れる。トイレやユニットバスなどは比較的安全とされる。屋外では高い木や電柱などに近づかず、姿勢を低くする。竜巻の通過後もガラスやがれきなどの飛散物に注意が必要だ。
【引用終わり】
(写真は省略しました)
日経が本日の紙面に載せた記事です(確か2面に掲載されたと記憶してます)。
やはり、読めば読むほど中身がわからない内容です。
と言うより、日経がこのような記事を、わざわざこのタイミングで掲載したのは、やはり変です。
ここ1週間の天候は自然現象ではなく、意図的に細工されたものだと言う確信を強くした次第です。
その理由は、よくはわかりませんが、日本の西の方の国での出来事に関係あるのかもしれないと密かに考えています。
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