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日経報道(日本国債市場は死んだ) (NEVADAブログ) 
http://www.asyura2.com/13/hasan82/msg/868.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 10 月 07 日 10:25:00: igsppGRN/E9PQ
 

日経報道(日本国債市場は死んだ)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4548788.html
2013年10月07日 NEVADAブログ


日経新聞は、以下のようなタイトルで日本国債について報じています。

【日銀、消えた国債購入ルール、引き受けとの境どこに】

この報道の中で最初に出てくるのが、以下のフレーズです。

『日本国債の流通市場は死んだ』(BNPパリバの河野チーフエコノミスト)

そして以下のような内容が記されています。

******************************************

日銀が異次元緩和導入後の半年でこの9月末の日銀も固定利付債の残高は119兆円となり、半年前から4割増えた。
クレディスイスによると民間が保有する市中残高と合わせた全体に占める日銀の割合は17.3%と半年で4%高まった。
特に、償還までの期間が「5年超10年以下」に国債でシャア上昇が目立つ。

財務省の新規発行入札で落札した国債を直ぐに日銀に売る取引が広まっている(バークレイズ証券)。
9月の末の日銀保有銘柄リストに「330回債、7895億円」とある。
9月20日に出たばかりの10年債だ。
発行額の3割近くを日銀が握る。

入札直前、新発債を安く落札するために、手持ち国債を売って債券相場を押し下げようとする動きも目立つ。
ある市場関係者は「日銀に売る頃に相場が戻れば、儲けが出やすい」。

発行直後の日本国債が金融機関を経由して、すぐに日銀に。
昔の市場参加者が知ったら、こういうかも知れない。
「それは日銀の国債直接引き受けと、どこが違うのか」

日銀がお札を刷って国が出す国債を直接引き受け、財政赤字を穴埋めするマネタイゼーション。
政府は借金を減らす努力をしなくなり、やがて円の価値は急落。途方もない物価高と長期金利の上昇が待つ。

*******************************************

今の日銀・政府は、「日銀が無制限に円紙幣を刷って、日本政府が無制限に国債を刷って日銀に引き受けさせている」とんでもない政策ですが、それを異次元緩和と言い換えて、国民に言っているのです。

この先には円の暴落と年率数十パーセントに及ぶインフレです。
円が一ドル1,000円、2,000円となりましても何ら不思議ではありませんし、ガソリンが一リットル1,000円、2,000円となりましても、何ら不思議ではないのです。

ユーロ諸国、米国のように国民生活を犠牲にしても、借金(国債)を減らそうとする国と、ばらまけ、ばらまけと遊びほうけている日本とでは、この先、どのような違いが出てくるでしょうか?

日本が破たんして、世界に助けを求めましても、誰も日本を助けてくれません。
「それみたことか」、と無視されるのが関の山です。

今回の日経の記事は「警鐘」ととられておくべきだと言えます。

 

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コメント
 
01. 2013年10月07日 10:32:18 : dieLmElcFQ
通貨の堕落

02. 2013年10月07日 10:40:49 : nJF6kGWndY

実質的な財政ファイナンスをしているのだから当然の話

今後は、益々、金融政策は効かなくなっていく


そして社会保障など財政の膨張が続くほど通貨価値は低下、インフレ圧力は上昇していき

一方で増税、社会・健康保険料負担は増加する


成長戦略は既得権者の抵抗によって進まなければ、さらに活力は下がり

国家は衰退、国民は貧困化していく


03. 2013年10月07日 10:47:34 : 0UaHDEAFTQ
年金の不足分に限り、お札を無条件で刷ってもよいことにすれば良い。
消費も増えるし、みんな年金をかけ出すだろう。
将来、損するぞといわれればだれも掛け金を払いたくない。
その分円安になるのは仕方の無いこと。だれも困らない。

04. 2013年10月07日 13:22:59 : KOuPsoorRU
>02
誰も気がつかないだけですでに貧困化している。だからマクドや吉野家や100円ショップが繁盛するのだ。みんなそこしか行けなるなっている。

05. 2013年10月07日 13:27:28 : KOuPsoorRU
貧困率世界第2位日本、第一位アメリカ、アメリカも買い物はウオルマートしか行けなくなっている。アメリカも近くウオルマートにさえ行けなくなるようだ。これではお隣韓国以下ではないか。

06. 2013年10月07日 14:14:25 : 9efCUVjtrQ
>ユーロ諸国、米国のように国民生活を犠牲にしても、借金(国債)を減らそうとする国と、ばらまけ、ばらまけと遊びほうけている日本とでは、この先、どのような違いが出てくるでしょうか?
>
>日本が破たんして、世界に助けを求めましても、誰も日本を助けてくれません。
「それみたことか」、と無視されるのが関の山です。

日本が破綻しそうになった場合、破綻する前に
日本が保有している債権、米国債などを全て売り払って借金を返します。

それでも足りない場合は日本は破綻するかも知れませんが
そのときは他の国々も破綻します。

米国債を保持したまま日本が破綻することはありません


07. 健奘 2013年10月07日 15:44:21 : xbDm84QDmOFmc : wUuTVDyMJM
日本全体としては、他国から借りて、衣食住をまかなっていない。だから、日本が破たんすることはない。


08. 2013年10月07日 15:45:46 : niiL5nr8dQ
焦点:0.6%台の長期金利に低下余地、銀行勢が比重再引き上げ
2013年 10月 7日 15:09 JST
[東京 7日 ロイター] - 日本の長期金利は、今年度下期に国債投資の比重を再び上げ始めた銀行勢などの動きを背景に0.6%台で低下余地を模索する動きになりそうだ。米財政協議の難航でグローバルなリスクオフ心理の台頭を想定した質への逃避も、一段と金利低下圧力を強める可能性がある。

ただ、米国債の債務不履行(デフォルト)懸念が本格的に意識され出すと、一転して利回り低下が鈍るとの予想も出ている。

<銀行勢の国債買い復活、超長期にも>

10年最長期国債利回り(長期金利)は今月4日、0.625%と5月10日以来の低水準まで低下。超長期債利回りも一時、5月7日以来の水準に低下した。

長いゾーンを中心に利回りに強い低下圧力がかかった要因について、今年4月4日の日銀異次元緩和直後から債券残高を落としてきた投資家が、下期になって残高を回復させようとしているとの見方が浮上している。

特にイールドカーブが急速にブルフラット化したことで、長いゾーンの買いの主体は、都銀を中心とした銀行勢との声が複数聞かれる。

<米量的緩和縮小の先送り、銀行勢の判断に影響>

この動きには、ある見方が市場で語れている。概略はこうだ。大方の予想に反して9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和縮小が見送られ、米長期金利が低下した。そこで「米債に連動性を強めることを想定した銀行勢は、10年日本国債の積極的な購入に向いた。9月は国債大量償還などで資金余剰であったことも影響し、まとまった規模での積み増しが始まった」(外資系証券)とみられている。

その後は年金勢のインデックス・デュレーション長期化ニーズで利回りが低下基調にあった超長期ゾーンに「依然としてイールドカーブ上で出遅れ感があり、割安と判断した銀行勢が、超長期ゾーンを一気に買い進んだ可能性が高い。利回りの絶対水準の低さから見て、主力投資家の生保が動いたとは思えない」(同じ外資系証券)とみられている。

<10年債入札でも積極応札した銀行勢>

この銀行勢の動きは、1日に実施された10年利付国債入札(第330回リオープン)の結果にも表れていた。

入札は事前予想を上回る強い結果となり、相場全体を押し上げた。このとき、市場筋の算出で落札不明額が1兆1000億円余りと全体落札額の約45%を占めた。落札不明額が膨らんだことで、市場では都銀がまとまった額を直接落札したとの観測が浮上。「上期に国債残高を落とし過ぎた都銀勢が、期初の10年債入札でキャリー確保、あるいは他年限との入れ替えを目的に直接入札に動いたのではないか」(別の外資系証券)との見方が出ていた。

<日銀の大量公購入も安心感に>

また、日銀の国債大量購入も安心感を生み、都銀の積み増し意欲を刺激したとみられている。9月30日現在の日銀保有国債銘柄別残高によると、新発10年(第330回)債の保有残高は、7895億円と発行総額の28.7%を占めた。

新発10年債の発行日は9月20日で、わずか10日間で発行総額の3割近くが市場で売却され、日銀が購入したた計算になる。市場では「短期的に利ザヤを確保しやすい環境にある」(国内証券)との指摘が出ている。

日銀が2日に発表した8月分の「民間金融機関の資産・負債」によると、都銀の国債保有残高は8月末現在で、85兆4389億円と前月末比586億円増と今年3月以来の増加に転じた。日銀が異次元緩和を導入した4月以降に顕著だった都銀の国債保有残高の減少にひとまず歯止めがかかっていたが、国債保有比率の復元傾向が明確になりつつある。

<米財政協議の難航、リスクオフ心理の台頭へ>

期初の円債買いに拍車をかけたもう1つの要因として、米財政協議の難航でグローバルなリスクオフモードとなり、質への逃避が進んだことが挙げられる。

米議会で与野党の歩み寄りが見られない状況で、シャットダウンが続くことをメーンシナリオとする銀行勢を中心とする国内投資家は、比較的安全資産とされる円債の積み増しを積極化した可能性が高いとみられている。

三井住友銀行・チーフストラテジストの宇野大介氏は「円債市場の外部環境の良さが続きそうなことに加え、日銀の異次元緩和による内部需給も良好で、当面の長期金利は0.600%─0.675%のレンジで推移しそうだ」と指摘。0.6%台で低下余地を模索する動きになるとみている。

<米デフォルトなら、日本の長期金利低下も一服の声>

ただ、円債利回りの急速な低下によって、イールドカーブも短期間につぶされ、ここから一段の利回り低下余地は限られるとの声も少なくない。

RBS証券・チーフ債券ストラテジストの福永顕人氏は「下期に残高を回復する動きは今後、減退していくと思われるので、グローバルなリスクオフで金利が上がりにくいが、長期金利の一方的な低下もないだろう」とみている。

また、4日の米金融・債券市場で、米議会での債務上限引き上げに向けた進展が見られない中、米国債のデフォルトリスクへの懸念が高まった。

短期債の利払いに遅れが生じるとの懸念が、より広範な米短期証券(Tビル)に広がり、11月前半に償還を迎えるTビルの利回りは0.1%と、前日終盤から4ベーシスポイント(bp)上昇した。

まだ、米長期金利への影響は限られているが、与野党協議に今後も進展がみられず、債務水準が法定上限に達するとみられている17日を迎えることを織り込み始めることも想定できる。このため今後は一転して、「米長期金利の大幅な上昇を意識し、円債も似た相場展開になる可能性があり、これまでのように安全資産を前提とした積極的な積み増しは、控えられるのではないか」(別の国内証券)と懸念する声も出始めている。

(伊藤 武文 編集;田巻 一彦


 


 

 

日銀の10月経済月報、景気判断「回復」を維持
2013年 10月 7日 15:12 JST
[東京 7日 ロイター] - 日銀は7日、10月の金融経済月報を公表し、景気の現状について「緩やかに回復している」とし、判断を据え置いた。

設備投資の判断を「企業収益が改善するなかで、持ち直している」に上方修正。海外経済については、新興国・資源国の一部に弱めの動きがみられるとともに、米財政問題の帰すうに注意が必要などとしたが、海外経済全体として先行きは米国中心に次第に持ち直していくとの見方を示した。

足元の海外経済は「一部に緩慢な動きもみられているが、全体としては徐々に持ち直しに向かっている」との判断を維持。中国を除く新興国・資源国経済の一部に「弱めの動き」がみられており、「金融為替市場の動向とともに、今後の動きを注視していく必要がある」とした。財政協議の難航で先行き不透明感が強まっている米経済については「住宅ローン金利上昇の影響や財政問題の帰すうに注意は必要」と指摘。ただ、基調としては「財政面からの下押し圧力が次第に和らいでいく」とし、海外経済は全体として「米国を中心に、次第に持ち直していく」と見込んでいる。

このため、輸出の先行きは「海外経済の持ち直しなどを背景に、緩やかに増加していく」と展望している。内需については「公共投資や住宅投資は増加傾向を続ける」とし、設備投資も「企業収益が改善を続けるなかで、緩やかな増加基調をたどる」と想定。個人消費は「雇用・所得環境の改善に支えられて、引き続き底堅く推移する」とし、雇用者所得も「経済活動や企業業績の回復がはっきりするにつれて、持ち直しが次第に明確になっていく」とみている。*内容を追加して再送します。

(伊藤純夫


09. 2013年10月07日 16:29:11 : Gh1XqXOuRG
>日本全体としては、他国から借りて、衣食住をまかなっていない。だから、日本が破たんすることはない。

地球全体としては、宇宙人から借りて、衣食住をまかなっていない。だから、地球が破たんすることはない。


10. 2013年10月07日 16:30:09 : ArLVW38Mhw
異常緩和で通貨価値を毀損し続ける限り、国家財政が破綻しようがしまいが、庶民の生活は着実に破壊されて行く。

11. 健奘 2013年10月07日 17:58:44 : xbDm84QDmOFmc : wUuTVDyMJM
>>09

面白いね。ざぶとん一枚。
しかし、・・・、人類としての破滅というか行き詰りはありえるよ。


12. 2013年10月07日 19:59:44 : CiFcXC3kMA
日銀が国債を買わないようにすることが経済学なのがわかっていない。もっと早く増税しなかったの最大の原因だ。元気のいい時に借金を膨らまし、老人ばかりの国になって、借金返済とはお笑いじゃないか。リフレのとんでもない経済を信じている馬鹿がいるから、こうなってしまったのだ。

13. 2013年10月07日 23:34:37 : BqXkvXro2o
ムダだよ。増税してどうする?借金返すためには使うか?いや、増税すればまだしばらく財政規律の引き締めをしなくてすむから増税する。解決策を持っているわけではない。先延ばしをしているだけだ。IMFや諸外国が日本の増税に期待するのもそれが理由だ。

14. 2013年10月08日 00:47:19 : YEd01nr5is
とりあえず、中古マンションを買うことにしようかと思う。

通勤に便利な駅に近いところなら借り手はいるだろう。

国債で持つよりいいような気がする。10年余りで全額回収できる計算だ。


15. 2013年10月08日 07:44:50 : Mk69F2ef22
なんとかするには
一般会計特別会計を廃止して一元化、
一切の国債発行を厳禁して、次年度から均衡予算を組まなければいけないね。


16. 2013年10月08日 11:14:07 : nNPddbW4SY

>>14

10年以内に修繕が必要な物件買うと破綻するよ(笑)


17. 2013年10月08日 11:54:05 : hViZKmZ9hk

財務省は、わざと国債発行残高を増やしている。
現金、有価証券を増やしている。
天下り先の、出資金や前払金等にも相当な額を増額してため込んでいる。

なぜこのようなことをするのか?
消費税率を上げたいからでしょう。
国債発行残高1000兆円というインパクトで国民を脅すことが目的なのでしょう。
騙すということでは、まるでオレオレ詐欺ですね。

結果的に国民は騙されて金をとられる形になってしまった。
今回の国債詐欺に引っかかってしまった人は、本物のオレオレ詐欺に気をつけましょう。
 


18. 2013年10月11日 08:00:14 : dwo7s2yr7U
米国債を保持したまま日本が破綻することはありません<あります
 米国に保管されている米国債売却できません!紙屑同様です
 

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