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日経報道(日本国債市場は死んだ)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4548788.html
2013年10月07日 NEVADAブログ
日経新聞は、以下のようなタイトルで日本国債について報じています。
【日銀、消えた国債購入ルール、引き受けとの境どこに】
この報道の中で最初に出てくるのが、以下のフレーズです。
『日本国債の流通市場は死んだ』(BNPパリバの河野チーフエコノミスト)
そして以下のような内容が記されています。
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日銀が異次元緩和導入後の半年でこの9月末の日銀も固定利付債の残高は119兆円となり、半年前から4割増えた。
クレディスイスによると民間が保有する市中残高と合わせた全体に占める日銀の割合は17.3%と半年で4%高まった。
特に、償還までの期間が「5年超10年以下」に国債でシャア上昇が目立つ。
財務省の新規発行入札で落札した国債を直ぐに日銀に売る取引が広まっている(バークレイズ証券)。
9月の末の日銀保有銘柄リストに「330回債、7895億円」とある。
9月20日に出たばかりの10年債だ。
発行額の3割近くを日銀が握る。
入札直前、新発債を安く落札するために、手持ち国債を売って債券相場を押し下げようとする動きも目立つ。
ある市場関係者は「日銀に売る頃に相場が戻れば、儲けが出やすい」。
発行直後の日本国債が金融機関を経由して、すぐに日銀に。
昔の市場参加者が知ったら、こういうかも知れない。
「それは日銀の国債直接引き受けと、どこが違うのか」
日銀がお札を刷って国が出す国債を直接引き受け、財政赤字を穴埋めするマネタイゼーション。
政府は借金を減らす努力をしなくなり、やがて円の価値は急落。途方もない物価高と長期金利の上昇が待つ。
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今の日銀・政府は、「日銀が無制限に円紙幣を刷って、日本政府が無制限に国債を刷って日銀に引き受けさせている」とんでもない政策ですが、それを異次元緩和と言い換えて、国民に言っているのです。
この先には円の暴落と年率数十パーセントに及ぶインフレです。
円が一ドル1,000円、2,000円となりましても何ら不思議ではありませんし、ガソリンが一リットル1,000円、2,000円となりましても、何ら不思議ではないのです。
ユーロ諸国、米国のように国民生活を犠牲にしても、借金(国債)を減らそうとする国と、ばらまけ、ばらまけと遊びほうけている日本とでは、この先、どのような違いが出てくるでしょうか?
日本が破たんして、世界に助けを求めましても、誰も日本を助けてくれません。
「それみたことか」、と無視されるのが関の山です。
今回の日経の記事は「警鐘」ととられておくべきだと言えます。
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