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アメリカ軍は当初、2012年4月17日に戦時作戦統制権を韓国軍に移管する予定だった。
アメリカはすでに国力を失っているので、東アジアから足抜けできるのであればそうしたがっている。だから、2012年には戦時作戦統制権を韓国軍に移管し、韓国から徐々に撤退しようとしていた。
李明博はこれを2015年まで延期するように申し出てアメリカはそれを飲んだが、いずれアメリカは韓国から軍をゆっくりと引いていく。
また、アメリカは経済的にも韓国から「足抜け」を始めているようにも見える。ゆっくりと、しかし確実にだ。
2013年1月23日、中央日報はアメリカのGE社が韓国の不動産市場から手を引いていることを報じている。ゴールドマン・サックスも韓国から手を引いた。
さらにアメリカのファンド運用会社であるバンガード・グループも投資した韓国株、総額90億ドルを大量処分することに2012年の末に決定して、実際に今年に入ってから大量処分している気配があるという。
■在韓米軍が引き上げたとき、韓国は丸裸
アメリカの軍組織や企業が、奇しくも2013年に入ってから韓国から足抜けを開始している。
これは、韓国の新大統領である朴槿恵(パク・クネ)の動向を見て決めた結果ではなく、2012年後半から静かに起きている「不気味な事態」である。
2013年に入ってから、朴槿恵が何をしようと韓国が経済的に激震を起こす可能性が高いのは部外者でも推測できる。
アメリカ企業の韓国売りは、それを反映しているだけなのか、それとも韓国に何らかの異常事態が起きる前に逃げようとしているのかは分からない。
しかし、韓国が微妙な立場に立たされていることだけは間違いない。
方向性として、韓国はアメリカの影響力を脱して、中国になびいていく動きが起きているようだ。
アメリカは経済的な衰退を契機に、東アジアから撤退することを考えており、遅かれ早かれ韓国に戦時作戦統制権を返して地上軍も基地も撤退させていく。
在韓米軍が引き上げたとき、韓国は丸裸になる。
そのときには日本の勢力圏に入るか、中国の勢力圏に入るかしかない。韓国人の国民感情からすると、この国が日本の勢力圏に入ることはない。
つまり、韓国は遅かれ早かれ中国に飲み込まれていく。そして、昔のように中国の支配を受けることになる。北朝鮮と韓国は、いずれ中国の属国と化していくのかもしれない。
そのまま中国の属国になろうとしている
韓国が中国の属国になっていくのは、特に奇異な話ではない。かつては属国だったのだから、また元に戻っていくだけだ。
朝鮮半島で38度戦で南北の分断が起きたのは、1950年から1953年の朝鮮戦争からだ。以来、60年に渡って南北では「休戦」が続いている。
当時の韓国軍は、ソ連にもアメリカにもまったく対抗できない貧弱な軍隊だった。国土が焦土になっても為す術がなかった。
その理由というのも、長年の中国の支配下の中で軍隊を持つことが許されなかったからだ。
この国は虚弱で弱い国であり、常にどこかの大国にすがりついてしか生きられない国家であり国民性だったのだ。それは今も変わっていない。
長らく中国に支配され、日本に蹂躙され、ソ連に蹂躙され、最後にはアメリカの支配下に落ち着いた。
そして、そのアメリカが静かに軍を引こうとしている今、韓国は自分ひとりで南北統一もできず、またそのまま中国の属国になろうとしている。
これは朝鮮民族のメンタリティが生み出している歴史であるとも言えるかも知れない。「隷属しながら、ごねて何らかの見返りを得る」というのが、この民族の特徴である。
昔からそうだったし、今でもそうだ。そして、この国民性については、北も南も変わらない。
北朝鮮も韓国も、周辺の大国を利用しようとすることはあっても、完全独立しようとする意識はなく、常に隷属的で、支援されることばかり考えている。
これからもそうだとすると、韓国もやがて中国に隷属していくということだ。
いつまで経っても南北が統一できないのはなぜか
いつまで経っても南北が統一できないのはなぜか。簡単だ。隷属している先が違うからである。韓国はアメリカにべったりだが、北朝鮮は中国にべったりだ。
それぞれの国の親玉が違うので、統一しようにも統一できないのである。
しかし、韓国がアメリカに見捨てられて中国の勢力圏に入るのであれば、親玉が中国になるので、もしかしたら「統一させて」もらえるのかもしれない。
これは、朝鮮半島に住む朝鮮民族が決める問題ではなく、中国がどうするかを決める。
中国がそのほうが都合が良いと思えばそうするだろうし、まだ早いと思えばしない。いずれ南北朝鮮の支配者になる中国が、それを決める。
現在、北朝鮮が異常国家のまま存続できているのは、中国もアメリカも互いにいろんな意味で存続してくれたほうが都合が良いからである。
今、北朝鮮のありとあらゆる土地・企業・資産は中国のものになっているのだ。中国は「生かさず、殺さず」で北朝鮮を統治している。
表看板は金(キム)一族を立てながら、裏では不動産や企業を根こそぎ収奪している。朝鮮民族はそこに住んでいるが、もはや土地も資源も、ほとんどが中国のものだ。
より深く収奪化していくには、いつまでも金正恩傀儡政権があってくれたほうが都合がいい。
一方のアメリカも、北朝鮮という脅威が存続してくれればくれるほど、韓国や日本に武器弾薬を売りつけることができるので好都合である。
武器を売りたくなれば、北朝鮮にミサイルを飛ばすように仕向ければ「東アジアの脅威」を演出できる。
■翻弄されているだけの国、韓国
欧米は世界中のあちこちで、「分断統治」をしてきたが、東アジアでも朝鮮半島で見事なまでの分断統治を成功させている。
その中で、朝鮮民族は今も昔も大国の思惑に利用されたまま存続しているだけである。
利用されているのだが、朝鮮民族はそれを認める客観性を持たないので、「バランスを取る」という言い方をして大国の隷属を正当化している。
しかし、朝鮮民族が何かをしているのではない。
周辺国が、この国をいいように操って、朝鮮民族はそこに乗せられているだけでしかない。バランスを取っているのではない。翻弄されているのである。
2013年から2015年に渡って、アメリカは表向きは韓国を立てつつ、静かに韓国から引いていき、代わりに中国がその真空を埋める形になる。
いずれにせよ、アメリカに隷属された状態から、中国に隷属された状態に変わるだけだ。
中国が一気に韓国に対して影響力を持つのは、韓国が経済的な苦境に陥って中国の支援を受け入れたときだろう。
韓国はウォン売りの攻勢に遭った瞬間に国家崩壊するほど貧弱な国家でしかいない。
そこで2011年にアメリカに通貨スワップを申し入れたのだが、断られている。2012年には日本とは通貨スワップを結んだが、竹島上陸問題で吹っ飛んだ。
あと残っているのは中韓スワップだけだ。この瞬間に韓国は「離米従中」を決定づけられており、今後の命運は中国に握られることになった。
この中韓スワップは2014年に期限が来る。
2013年から2014年の間に、韓国で深刻な経済崩壊が起きるとどうなるのか。韓国はどんな屈辱的な条件を飲んでも中国との通貨スワップを哀願しなければならなくなるということだ。
中国は、そうやって韓国を奴隷化していくだろう。韓国は、いつまでもどこかの属国の国だ。今までもそうだし、これからもそうだ。それが韓国スタイルである。
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