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■中銀はマクロ経済のほころびを永遠には取り繕えない=メルケル独首相
メルケル独首相は、欧州各国間の経済的不均衡は解決可能だとして「条件付きの楽観的見方」を示したが、失政を原因とする問題の後始末を中央銀行がすることはできないと述べた。
首相は24日、スイス・ダボスで開催されている世界経済フォーラム(ダボス会議)で「(危機においては)中央銀行が自らの役割を果たすことが重要だ」とし、「中央銀行はマクロ経済のほころびを永遠に取り繕うことはできない」と述べた。欧州を安定した同盟へと転換させる作業は「短期的な緊急オペではなく、長期的な道のりになる」とし、それには競争力強化に向けた構造改革と財政統合の双方が必要だとした。
さらに欧州が直面している最大の問題は若者の高い失業率だとした。スペインやポルトガル、ギリシャを例に挙げ、「構造改革が機能し始めるまで橋渡し的な措置の実施」が必要になる可能性があると述べた。
また、日本を引き合いに出し、為替操作について「懸念していないわけではない」との考えを示した。首相は「全く懸念していないというわけではない。G20(20カ国・地域首脳会議)の協議では、為替レートの操作や政治的影響力に関してかなり敏感になるのは確かだろう。現時点で日本に関して全く懸念がないとは言えない」と述べた。
【WSJ 12:05】
メルケル首相の言う「中央銀行はマクロ経済のほころびを永遠に取り繕うことはできない」とはどういうことか。
中銀関係者らも集うダボス会議でのこの発言は看過すべきではないだろう。
その真意は、すぐ次の発言に示唆されている。
<欧州を安定した同盟へと転換させる作業は「短期的な緊急オペではなく、長期的な道のりになる」とし、それには競争力強化に向けた構造改革と財政統合の双方が必要だとした>
その前段で「危機においては中央銀行が自らの役割を果たすことが重要だ」と述べていることから、リーマンショック後の金融危機に対する中銀の役割を果たしていることを評価し、さらに現在起きている通貨戦争に対しても、<懸念しているわけではない>と控えめな発言していることからも中銀の緩和政策を容認している。
問題は、<競争力強化に向けた構造改革と財政統合>にある。
ここにおいて中銀の役割は果たし終えている、ということである。
つまり、構造改革と財政統合により、中銀は消滅するのである。
現行の通貨システムの番人である中銀の役割を終え、新たな通貨システム誕生に際して、一民間企業である中央銀行は解体され、一元化された公的機関として生まれ変わるということだ。
マクロ経済を破局させるのが、現行の中銀最後の役割であり、その後に誕生するのは、BIS、IMF、世銀を統合させた「世界中央銀行」に他ならない。
メルケル首相の発言は、ダボス会議の背後にいるシナリオライターの言葉であろう・・
■今の変化は日本が、アメリカが、中国はと言った局部的変化でなく・・何者かが!?
http://ytaka2011.blog105.fc2.com/blog-entry-263.html#comment12583
今の変化は日本が、アメリカが、中国はと言った局部的変化でなく
人類社会の相対的な変化、峠に差し掛かっているような気がします。
★そのことに気づいている何者かが・・アメリカに日本に、中国に密かに接触して様々な動きをさせてきているように感じています。
いままでとは違う気がしてなりません。
人類社会における経済社会の立てな直しが「できるか否かが現代社会を維持できるか
さらなる進化へ進めるかの峠なのだと思います。
まだまだ見えてきませんよね。
日本もアベニミクスブームで徐々にムードが良くなってきていますが、これから数年が勝負ですね。
地球レベルでなにか大きな意識変化と言うか
何かが起きてきているように思います。
今だかつてない変化の兆しです。
(ダボス会議のテーブルの下で何が語られているのでしょうか?=投稿者)
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