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(回答先: コスタリカの積極的平和主義は「Positive Peace」。安倍の唱えるそれは「Proactive Contribut 投稿者 仁王像 日時 2018 年 3 月 05 日 20:00:09)
第一章 キューバは今―米国との国交を回復して
第1節 国交回復の効果
1.オバマ大統領が国交回復を発表した(2014年12月)…その効果は絶大だ。それまでキューバを訪れる観光客は年間300万人ほどだったが、2015年は一挙に350万人を超えた。もっとも多いのがカナダ人で130万人だ。寒い北から暖かさを求めて定期的に飛んでくる。彼らは「渡り鳥」と呼ばれ、1日に15便がキューバとカナダをつなぐ。
その後の2016年には米国とキューバの間に航空協定が結ばれ、米国ろキューバ間に一日110便もの飛行機が飛ぶことになる。やがて米国人のキューバ渡航は100万人を軽く超えることになるだろう。
その動きは加速し、2016年にキューバを訪れた観光客は400万人を超えた。
2.観光の目玉はゲバラ
第2節 したたかな政策
1.有機農業
キューバの食糧事情が良くなった背景には、市民レベルでの農業の広がりである。それも無農薬の有機農業だ。今やキューバの有機農業は世界に名高い。有機農業では先進国と言われるまでになった。
理由があった。ソ連・東欧の「社会主義」の崩壊である。ソ連・東欧からキューバに入っていた援助や輸入の食糧が入らなくなった。このため食糧の自給が急務になった。
人々は自宅の庭で小さな菜園を営むようになった。科学肥料も入らなくなったので有機農業が広がった。政府が人々に有機農業の技術を教えた。最初はやむを得ない事情だったのだ。
その後、農業の自営が奨励されるようになり、公務員をやめて農民になる人が増えた。今やキューバ全土の耕作地の8割以上が無農薬の農業をしている。
2.誇る教育と医療
キューバが世界に誇るものが2つある。無償の教育と医療だ。誰でも幼稚園から大学院まで無料で教育を受けられる。病気になあったら無料で診察してもらえるし、心臓移植の手術でさえただだ。
この二つこそキューバ革命が求めたものだった。発展途上国にもかかわらず、経済大国の日本や米国でさえできないことを実現した。
3.米国を手玉に
第4節 キューバはこれから
【出典】同前
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