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(回答先: 内藤正典×中田孝「イスラームとの講和〜文明の共存をめざして」を世界に先駆けて語り合う 投稿者 仁王像 日時 2017 年 7 月 12 日 20:06:02)
第三章 講和という方法
《和平会議でもタリバン上洛を実現させたカタールの存在感》
内藤 イスラームの国の中で、今やトルコが頼りにしているのはカタールぐらいですか。
中田 そうですね。イスラーム世界の文脈の中では、「カタール・トルコ枢軸」という言葉が使われています。カタールは今80%の住民が外国人と言われています。
内藤 面白い国ですね。カタールはタリバンも受け入れているので、タリバンの事務所もあるのですよね。
中田 ええ、いわゆる過激派と言われる組織とも、うまくつながりあえる国です。
内藤 中田先生と私は、2012年、にアフガンとタリバンの代表を同時に招き、同志社大学で「和解と平和構築」の会議を開きました。あの時、中田先生がカタールに出かけて交渉してくださいました。
中田 さまざまな偶然が重なって実現した奇跡的な会合でした。
内藤 会議では「外国人の軍隊が撤退しない限りアフガンに平和は訪れない」という点では意見の一致したのですが…今も平和は訪れていません。
【出展】「イスラームとの講和〜文明の共存をめざして」内藤正典・中田孝著/集英社新書’16年
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