http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/408.html
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(回答先: Re: ここは青柿が遊び半分で出没するところではない。下手すると命取りになりかねない。 投稿者 仁王像 日時 2016 年 9 月 12 日 20:33:04)
仁王像さんがどうしてそんなにムキになるのか、私には不可解。
仁王像さんは、自分の投稿コメントをひとまとめにしておきたいだけなんだろうけれど、私の方がずっとまともなことを言っているのだ、ということをしるすために、私のコメントのみを抜粋、引用。 (一部略。)
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> 仏が世俗主義化したのは今世紀に入って急激にか? 前世紀までに大規模なテロに見舞われなかったのは、世俗主義化していなかったからなのか?
@ ⇒ いつの時代にも、テロは散発的に起きていた。極右のテロ(特にアルジェリア戦争中) 、極左のテロ。
イスラム過激主義のテロは、特に1990年代からだが、死者が出なくともちょっとした爆破事件は1980年代にもよくあった。2000年代以降は、テロと言えばもっぱらイスラム過激主義のテロ。
逆に言えば、今日の世界では、イスラム過激主義以外に、テロを起こす勢力はいない。
イスラム以外では、極左も極右もテロを起こす勢力は、現在はいなくなっている。この点を、まず確認すること。
A ⇒ 21世紀に入ってからのイスラム過激派テロの隆盛には、1928年に結成された「ムスリム同胞団」の活動が関係している、と言われている。今では、全ヨーロッパに同胞団の支部が作られ、組織のネットワークが張り巡らされている。何十年にも及ぶ活動の結果として、同胞団は、それだけの組織を築き、そしてその「成果」が今現れている、と言われている。
「ムスリム同胞団」も「イスラム国」も所謂「穏健派」も、表向き「穏健」を装っていようと、言行とも「過激」であろうと、究極の目標は同じ。「世俗法」に基づいた「世俗国家」ではなく、シャリア(イスラム法) が支配する「イスラム国家」(テオクラシー=神権支配国家) を樹立すること。この点を、しっかりと認識しておく必要がある。
イスラムでは、政治と宗教は不可分。イスラムは(既存の国境を無視して)「シャリア支配国家」 の樹立を目指す「政治的宗教」なのである。
「シャリア」抜きに、イスラムは存在し得ない。
従って、仁王像氏は、シャリアについて自分がどういう立場を取るかを明確にしておかねばならない。
なお、(1) イスラムは「ムスリム」と「非ムスリム」(異教徒・不信仰者)を明確に区別し、後者を徹底して差別する。コーランは「異教徒と不信仰者は殺せ!」とまで命じている。
「異教徒」の中には、いわゆる「啓典の民」(ユダヤ教徒・キリスト教徒) として存在を許される者もいるが、しかし両者ともイスラム社会の中では徹底して「差別」されてきた。イスラエル建国以前には、ムスリムもユダヤ教徒も「仲良く暮らしてきた」などというのは、「真っ赤な嘘」。
(2) また、イスラムは女性を徹底して差別・抑圧する。「服従しない女は叩け!」がコーランの教え。さらに婚外関係を持った女は、「石打ちの刑」で死に至らしめられる。(即死しないくらいの石を多数投げつけ、ジワジワと殺される。) (現代のインドネシアでは、石打ちで殺すことまではしなくとも、公衆の前で鞭打ちの刑は行われている。)
(3) そしてイスラムは、イスラム(特にアッラーとムハンマド) への批判を一切許さない。批判した者は「死の宣告」を受けるし、殺された者は多い。棄教も「死刑」である。
上記、(1) 徹底した異教徒差別、(2) 徹底した女性差別と抑圧、(3) 思想信条・言論の自由の否定が、「シャリア支配宗教=イスラム」の三大特質である。(他にも問題は数多いが、世俗主義者が特に問題視しているのが、この3点。)
仁王像氏は、「イスラム好き」(「イスラム=アラブ」ではないので注意!) を公言して憚らないが、上記3点について、まず、その賛成理由を述べるべきである。
http://www.asyura2.com/16/kokusai15/msg/246.html#c4
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[...略...]
仁王像氏は、「空爆」さえ止めればテロはなくなる、などと「呑気」かつ「的外れ」なことをよく唱えるが、そういう単純な問題ではない。
近年、ISなどイスラム過激派が勢いづいてきたのは、1928年以来一貫して「シャリア支配国家建設」を目標にして活動を続けてきた「ムスリム同胞団」の活動が、実を結び始めたから。ムスリム系移民が多く住む欧州には、モスクも林立している。(例えばフランスには現在約2500ものモスクがある。) イスラム過激思想が広がる土壌は整っている。
「ムスリム同胞団」もISも、基本的な思想は同じ。同胞団は「慈善事業団体」ではない。「イスラム国家」という「テオクラシー国家」の樹立が究極目標。
仁王像氏は、自分がなぜ「シャリア支配国家」=「イスラム国家」を支持するのか、「親近感」を観じているのか、それを明らかにすべきだ。そうした「神権政治」の「宗教支配国家」と正反対のもののが、「世俗国家」。非宗教の近代民主主義国家。
「宗教国家」と「世俗国家」、「神の支配」と「人間中心の民主主義」。両者は相容れない。
イスラムが既存の国境を無視して世界的規模で「シャリア支配国家」を作ろうとしている以上、国家体制は住民の「自由な民主的選択」の対象にはならない。ムスリムが無制限に世界中に「移住」(ヒジュラ)を行いし、そこでムスリム人口を多産で殖やし、住民の多数派がムスリムになれば、シャリア支配国家社会が生まれる条件は整う。(フランスでも、ムスリムが集住する地区からは、非ムスリムが逃げ出している。) (なお、なぜムスリムが貧困でも多産かと言えば、女の地位が低いからである。女は多産で子供を支配して、自分の立場と境遇を守ろうとする。)
その「衝突」の現れが、ヴェールやブルキニの問題であり、モスクの乱立であり、イスラム過激派のテロである。(「異教徒と不信仰者は殺せ!」がコーランの教えだから、必然的に殺戮テロは起きる。) イスラムは「平和の宗教」ではない。「差別と暴力と戦争と死の宗教」である。(コーランを読めば解る。)
欧米では現在、イスラムとは「思想信条の自由」を許さない「全体主義の宗教」、「ナチと同じ」、という見方が益々広がっている。
仁王像氏は、イスラムを無批判に称賛するヒマがあったら、イスラムに固有の性格である「全体主義」について考察してはどうか?
http://www.asyura2.com/16/kokusai15/msg/246.html#c5
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>>5
> なお、なぜムスリムが貧困でも多産かと言えば [...]
⇒ 自明のことを書き落としていた。ハミド・ザナズ(アルジェリア人の棄教者、作家、元大学哲学教師)が、エジプトの「ムスリム同胞団」メンバー(学生)へのインタビューを自著で引用している。ムスリム同胞団(ひいては他のイスラム原理主義勢力一般)の考えでは、女は職業生活を持つのではなく、家庭にいて子産み子育てに専心するのが努めだ、とこの学生は主張している。 出来るだけ多産であることは、ムスリム同胞団の「ムスリム人口増加策→シャリア支配国家の樹立」「ムスリム人口増加によって欧州を征服する」という戦略に合致しているわけだ。
この学生はまた、古代エジプトの遺跡についても「イスラム以前のものは無価値」と断言している。タリバンも、ISも、マリのサラフィストも、古代遺跡や古代の文物を破壊している。
サウジアラビアのワッハーブ主義以上の広がりをもつ「ムスリム同胞団」が現在のイスラム原理主義諸集団の母胎となっていることを、ここで確認できる。
思想的には、ISも「ムスリム同胞団」も大きな違いはないのである。
http://www.asyura2.com/16/kokusai15/msg/246.html#c13
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> 君の言う通りイスラム教が「悪」で「危険」な宗教なら、何故難民を拍手で迎えたのだ?
⇒ 欧州流の(つまりキリスト教倫理をベースとした)「博愛主義」のためでしょうね。それに、欧州人でイスラムの本質を知る人は極一部なんですよ。
> さらに先立ち中東・北アフリカなどのイスラム圏から数百年にわたって多くの移民を何故大量に受け入れてきたのだ?
⇒ 「数百年」ではありません。北アフリカからの移民を導入していたのは、第二次大戦後の一時期(1950-60年代)だけです。オイルショック以降は停止していましたが、北アフリカ人の方が押しかけてきて、居着いてしまって、帰らないのです。
イギリス(バキスタン人等)のことは知りません。ドイツ(トルコ人)も一時期だけでしょう。
> 国連にも多くのイスラム教国が加盟している。
⇒ 国連は「先進国クラブ」ではありませんからね。「後進国」でも加入OKです。
> 何故西側諸国はイスラム教自体と徹底的に戦わないのだ。これに答えよ!
⇒ 「信教の自由」は「思想信条の自由」に属することだからですよ。それと「ポリティカル・コレクトネス」。「邪教」の信者でも「遅れた人々」でも、「差別してはいけない」「口に出して言ってはいけない」と欧州人は考えるのです。
> [...] ドイツ人など難民を拍手を以て迎えるはずがない
⇒ 資本家は低賃金労働力が欲しいだけ。メルケルは馬鹿か能無しなんでしょうね。後で、ひどいしっぺ返しが来ますよ。最近は支持率が落ちましたね。移民排撃の極右政党よりも下に転落。
[...略...]
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>>11 (>>14も重複。)
> 君の思想を突き詰めて行くとな、「イスラム教徒はこの地球上から抹殺すべし」となる。
> 違うか? 違うなら反論したまえ!」
⇒ 「反論」すると、身も蓋もないでしょう。私は婉曲に「無言」で答えているのですよ。これも「ポリティカル・コレクトネス」です。
私の見解に最も近いことを述べているのは、Youtube で探せば、この人かな。(次のWebページに出ている3つの動画のうち、最初のと、三つ目。) でもフランス語だからね。
https://unmondesansislam.wordpress.com/2013/12/24/sos-irreligieux-ex-musulmans/
チュニジア生まれ。14歳のときに家族と共にフランスに移住(移民)。フランスでシーア派になり、イランに渡ってイスラムの教理を学ぶ。その後、欧州とチュニジアに戻り、イスラミストとして反(ブルギバ)政府活動(クーデタ計画)。逮捕投獄されるも、ベンアリ政権により恩赦。その後、イスラムとイスラミスム(イスラム過激主義)を疑い始める。10年間、自分でイスラム(シーア派・スンニ派の双方) について研究。その結果、棄教。以来(2014年時点で) 7年以上、反イスラムの戦いを続けている。
他の複数の国籍(北アフリカ3カ国+リビア+エジプト) の同志たち(数十名)と共に、棄教した元ムスリムの団体を作り、棄教を呼びかけると共に、欧州人・非ムスリムにはイスラムの「危険性」を警告している。(このWebページは欧州人向け。獄中にある者を救わねばならないから。)
イスラムは、本当の宗教ではない。「宗教」の顔をした「イデオロギー」に過ぎない。民主主義とも人間的価値とも相容れない、と。
ビデオの冒頭と末尾で「イスラムは"進化"するか、消えるか、の二者択一だ」と言明。("進化" は不可能だから、消えるしかない、という意味。)
YouTube 等を見るとよく分かりますが、現在、元ムスリムのイスラム棄教者が劇的に増えているようです。("ex muslim" 等の語で検索してみて下さい。)
その中には、中川隆さんみたいに、ムハンマドは「カルトのグル」「ペドフィリア」と、インタビューで発言する人もいて、私は(嬉しくて)笑ってしまう。(その御本人は最近話題の作家ですが、棄教者は殺されるので、隠れ家生活ですよ。)
イスラムの教理をよく知る人、知ってしまった人は、棄教します。棄教しないのは、教理をよく知らない人たち。大勢の「羊」たち。アラブ語を理解できない人々。
※上に引用したWebページの二つ目の動画に出てくるのは、エジプトの「ムスリム同胞団」の指導者であるが、「棄教は死罪」というイスラムの掟は、イスラムが消滅しないよう最初から設けられた措置だ、と証言している。この掟が無ければ、イスラムは存続していなかったろう、と。(英語字幕付き。)
http://www.asyura2.com/16/kokusai15/msg/246.html#c16
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>>20
> 君の超過激な危険思想 [...]
⇒ 私は極めて穏当なことを述べていますよ。以下の三つに反対しているだけです。
(1) 「異教徒と不信仰者は殺せ!」と命じるイスラム(コーラン)の教えには反対する。(※ムスリムが「非ムスリム」に「憎しみ」を向け、「差別」する思想には反対する。)
(2) 「服従しない女は叩け!」というイスラム(コーラン)の教えには反対する。
(※イスラムの「女性差別」と「ミゾジニー(女性嫌悪)」の思想には反対する。)
(3) イスラムを棄教した者や、イスラム(アッラー、ムハンマド)を批判した者は殺す、というイスラムの掟には反対する。(※思想信条の自由、表現の[自分の考えを述べる]自由を認めない、イスラムの「全体主義」には反対する。)
私は「人の命」と「人間の尊厳」と「個人の自由」は最大限尊重しましょう、と言っているだけです。
私の思想のどこが「過激」なのか、読者の皆さんは正しく判断できますね。
皆さん、YouTube で検索して下さい。"ex muslim", "ex musulman"等々の語を入力して検索すると、イスラムを棄教した人々が投稿した動画が多数出てきます。
彼らが語る「棄教の理由」を知ることは、とても重要です。
「棄教」は「過激思想」の持ち主がしていることでしょうか?
勿論、自分が長年騙されてきたイスラムに対して怒りを抱いている人もいます。ムスリムからいきなり「無神論者」や「不可知論者」にはなれなくて、過渡的にキリスト教に改宗した人もいます。
しかし、最初は小さな「疑問」から出発し、長年、思索と研究を重ねた末に「棄教」に至る人が大半です。「棄教」後も長年公表を控えていて、10年〜30年ほど経ってから公表する人もいます。死ぬまで黙っている人もいます。
棄教した人の意見で多いのは、イスラムは「憎しみと暴力」の宗教だということです。「平和の宗教」だと言う人はいません。
何が「真実」なのか、まず当事者の言葉に耳を傾けましょう。
http://www.asyura2.com/16/kokusai15/msg/246.html#c21
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最後に簡単な疑問。
カルト団体が、教団に逆らった人や抜け出そうとする人を集団で脅すことは、よくあることである。昔、創価学会に関して、そういう話を聞いたことがある。オウム真理教も敵対者を殺した。仁王像さんは、なぜイスラムに関しては、敵対者や棄教者を殺すことを認めるのだろうか?
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