http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/282.html
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「生き生き箕面通信」のブロガーを突っ込んで批判したのを見かけないので筆者が試みる。
下の〔これまでの経過〕の続きだが、結論はタイトルの通り。
翁長知事がこの男の提案(指示)を真に受けて、早々と取り消し宣言して、ピストルを早く抜き過ぎたというような空回り状態になったら、この男は責任が取れるのか。もちろん取れるものではない。だから無責任なのだ。
第二に、沖縄で反基地闘争の前面に立って闘っている指揮官は翁長知事である。それに対して本土の一ブロガーが「早く取り消ししろ」と指示しているのである。「心からお願い」などというのは擬態である。本質的なことは最前線の指揮官の上に立つ参謀格のようなつもりで注文を付けているのである。何様のつもりか。だから思い上がりだというのだ。
翁長知事は、取り消しした場合、足元を掬われないよう理論武装するため6人からなる研究会を立ち上げた。その報告書はトータルで500ページにもなるという。内容は一言で言えば、「承認には瑕疵がある」というものだ。
この男は翁長知事らの苦労や苦慮を一顧だにすることもない。今回明らかになったのは、この男が端から翁長知事に強い不信感を持ち全く信用していないということである。闘いの最前線に立つ指揮官を信用できないで、どうして反基地闘争を有力に進めていくことができようか。
ブログ「遅すぎた取り消し」では「辺野古反対にもより一層力を入れ、一体として進めましょう」などと結んでいるが、まったく白々しい。沖縄県民に知事の入れ替えなど提案していくのか。(どなたかが指摘しているように、官邸の回し者かもしれない)
来週は、戦争法案の最大の山場を迎える。奇しくも、来週早々にも「取り消し」する運びである。絶好のタイミングになることを強く願う。
〔これまでの経過〕
1.(タイミングが必要)
http://www.asyura2.com/15/senkyo186/msg/350.html#c5
>「埋め立て承認の取り消し」などと軽々しく言う奴は、反基地闘争の実践感覚が欠如した観念論者。つまり「評論家」。阿修羅にも少なくない。
間近の例では、知事の辺野古工事の一時停止指示も、政権は巧妙に法の隙間をすり抜けて行った。
「埋め立て承認の取り消し」は万能ではない。宝刀を抜くには、事態が煮詰まったタイミングが必要。タイミングを誤るともろ刃の剣になる。宝刀は振りかざしたまま行く方がいい場合もあるだろう。その辺の感覚は、現地で指揮を執っている人々が一番良く分かっている。本土における反基地闘争の盛り上がり具合が直に大きく関わってくる。前頭葉三寸のリクツで片がつくようなものではない。
(再掲)
・http://www.asyura2.com/15/senkyo185/msg/436.html#c2
植草氏の主張ですが、ここに来て私はこの方法論が果たして最良なのか、『絶望の裁判所』を読んでから疑問を感じ始めている。翁長知事が取り消せば、直ちに法的効力が発生・確定するわけではないと思う。法廷に持ち込まれるのは必定。下級審がいい判決を出しても最高裁へ行けば、今のままでは却ってひっくり返る可能性は大だ。
いずれ日本列島を席巻する大きな大衆運動・国民運動が決め手になるが、最高裁で取り消し無効とでも出れば、却って非常に運動がやりにくくなる。最高裁判決を引っくり返すには、革命でも巻き起こすような大運動が必須になる。
最高裁が信用できない限り、現在の方法論を超える有力な戦略が思い浮かばない。
その辺の戦略見通しをしっかり立てて事を運ばないと、却って危ないと思う。翁長知事を支える有力な戦略家集団の生成が望まれる。
・http://www.asyura2.com/14/senkyo174/msg/584.html#c16
・今こそ司法を国民、市民のものに〜法曹一元制度の採用、最高裁事務総局の解体等/瀬木比呂志
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/261.html
投稿者 仁王像 日時 2015 年 5 月 10 日 20:48:04: jdZgmZ21Prm8E
2.(無責任なことを簡単に言うものでない)
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/485.html#c9
>無責任なことを簡単に言うものではない。遅すぎたか、早すぎたか、ちょうど良かったかは、実際に取り消したあとの事象を検証して目鼻がついてくることである。
こんなことを簡単に言う奴は、評論家にして観念論者。
そうか、やはり「翁長知事へ心からのお願い。埋め立て承認を取り消して下さい」と言ったのと同一人物だった。
ご本人は自分の知性のほどを誇示しているつもりなのだろうが、実は痴性のほどを自ら曝け出してしまっている。それでもご本人はドヤ顔のまま?、いい気なものだ。
沖縄の反基地闘争に助言できるのは、第一にさまざまな情報を収集できるインテリジェンスのプロである。だからと言って一素人の助言を一般的に排除するものではないが、これはいただけない。
・翁長知事の辺野古への基地移設は「不可能」との言葉のズシリとした重み
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/278.html
投稿者 仁王像 日時 2015 年 8 月 29 日 16:21:52: jdZgmZ21Prm8E
- 沖縄の反基地闘争は「勝ったときが見通し」なのだ。日本の完全独立に直結する最重要課題にいささかの揺るぎもない 仁王像 2015/9/14 20:04:14
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- 基地設置によって、自治権を制限するのであれば国会が法律で決めて地元自治体の承認を取るべきだ/木村草太 仁王像 2015/9/15 20:44:02
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- 基地設置によって、自治権を制限するのであれば国会が法律で決めて地元自治体の承認を取るべきだ/木村草太 仁王像 2015/9/15 20:44:02
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