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(回答先: ONKYO A-977 中古で4.5万 アンプ選びで参照した口コミ 投稿者 たけしくん 日時 2014 年 1 月 03 日 12:29:28)
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000580036/SortID=16849909/#tab
10万円もご予算おありならば、パイオニアのA−70ですとか、
ニューフォースのDACプリですとか、結構選抜の楽しみあり
ますね。また余計なお世話になってしまいますが、SPもこの
際交換してみる検討もよろしい気がしました。10万円もご予算
検討されているようでしたので。
http://review.kakaku.com/review/K0000416155/#tab
透き通る音に力強いパワー
試聴に選んだスピーカーは、B&WでCM8とCM9を選びました。CDプレーヤーは、DCD-1650REとSA-15S2で試聴しました。
そこから出て来た音は、非常に透き通っており、高域が大変綺麗で解像力の優れた音でした。特にドライブ感は力強く、CM9を完璧に鳴らしていました。
かなり上位のスピーカーを鳴らせるパワーがあると思います。音の艶や明瞭感も良く、かつキレも抜群で、ゆったりとした印象は無く、ブーミーな鳴り方をしません。
試しに自分が愛用しているPM-15S2と、繋ぎ変えて貰い比較してみましたが、女性ボーカルの空気感や、バイオリンの響きは負けていません。ジャズ系のジャンルもかなり良いのですが、フュージョンを再生すると、バスドラムのパワーのあるアタック感や、ベースラインをしっかり聴き取る事が出来るドライブ感は、一聴しただけでA70の方に分があると解ります。
よくA50とA70が比較されている様ですが、個人的には、試聴した印象でもかなり差がある様に感じます。気になっていた項目なので、メーカーに問い合わせたり色々調べてみましたが、電源トランスの容量、良質なコンデンサ等の違いや、インシュレーターやシャシーの強化で、しっかり振動やノイズ対策もされています。
カタログスペック上では、USB-DAC以外、数値的には殆んど変らないのですが、重量だけは全然違います。しっかり高音質パーツにお金を掛けていると思います。
唯一気になる所は、プリアウト端子が欲しかったなと思います。
個人的な主観ですが、10万円台で購入出来るアンプの中ではNo,1の出来だと思います。
透き通る冬の海の底をのそくようなマジカルさ
水深数十メートルの海の底まで透き通るような透明憾です。デンマークやスウェーデンのような北欧の美しい海の中をのぞくときっとこうなのでは? と思わせるようなひんやり感があります。
解像度が高くハッキリした音で、特に中域から高域にかけての帯域にほのかな繊細感があふれます。トランジェント特性に優れ、ハイスピードで歯切れよく音を刻みます。
さっぱりした触感と硬質感があり、決して厚ぼったくならないスマートさが身上です。素材(音源)のよさを生かしたイタリアンのカルパッチョのような薄味で音を料理します。
音の分離がよく、複数の楽器の音がはっきり分かれて聴こえます。2本のスピーカーの中央になんとなく音の塊がある、というようなアバウトな鳴り方でなく、ひとつひとつの楽器の音像があるべき位置に定位します。
試聴時に組み合わせた機器は、スピーカーがFOSTEX G1300MG、CDPはパイオニアのPD-70です。
さて同じデジアンといってもNmodeやSOULNOTE、ONKYOあたりのアンプとはテイストが違います。この中で比較すればA-70は高域に鼻をツンとくすぐる甘やかで微かな「香り」が漂います。パイオニアらしい音です。
それを色付けと言ってしまえばその通りですが、世のアンプ全体の中では、A-70はカラーリングのない音ですからおもしろいものです。
音の方向性が似ているほかのアンプとも聴きくらべてみました。まずA-70を聴いてから同じデジアンであるプライマーのセパレートに変えてみると、全帯域で音の厚みが増しました。量感たっぷりな鳴り方です。
ただし以前、プライマーのセパレートだけを聴いたときには「タイトに引き締まった音だ」と感じました。にもかかわらず単独でなく別のアンプと比較試聴すると、今度は「量感豊かだ」と感じるのですから人間の聴覚は興味深いです。(それだけファジーだとも言えますが)
こんなふうに複数の機種を聴きくらべて相対評価をすると、その機器のキャラクターが浮き彫りになります。ちなみにプライマーのセパレートとA-70は厚みや量感は違いましたが、同じブランドかと思えるほど方向性は似ていました。
比較すればプライマーはゆったり音のボリューム感があるぶん、スピードだけに限定すればA-70が勝っているのではないか? とさえ思わせました。恐ろしいコストパフォーマンスです。
さて次にこれも比較的近い傾向と思われるLUXMAN L-507uXに繋ぎ替えると、今度は音の厚みや量感がプライマーとA-70のちょうど中間にすっぽり収まりました。オーディオのグレードというのは不思議なものです。
L-507uXは他の二者とくらべ、LUXMANらしい柔軟さを備えています。「柔らかい音」とまでは言えませんが、少なくとも他のデジアンのようにパキパキに硬い音ではありません。
結論から言えばA-70は、三者の中でいちばん引き締まった音でした。ただしこの場合の「締まった感じ」は、悪く言えば音の薄さや情報量の少なさとも裏腹です。まあセパレートとくらべるのは無謀ですが、L-507uXとなら「ソースによればひょっとしたら?」とも思わせました。
L-507uX自体、コストパフォーマンスの非常に高い製品ですが、これらスッキリ系アンプ三者の中で格上と聴きくらべてもそう極端に見劣りしないA-70には感心しました。DACを搭載し、実売価格が限りなく10万円に近くなっているのですから魅力的です。(メーカー希望小売価格は約17万円)
いいアンプです。
オンキョーのA-5VLから買い換えました。現在の構成ですが、CDPは、デノン1500SE、スピーカーは、KEFのQ-300。
変更前の構成では、低音の質や力量感が今一つでした。また、高音も少しきつさがありました。しかし、変更後の違いは、より解像度のアップと質のよい低音がしっかり出るようになりました。この構成でのバランスは明らかによくなりました。また音一つ一つの生々しさは明らかに違います。
このアンプの音の傾向としては硬質系です。
しかし、低音の安定感や解像度、音のリアルさはこの価格帯ではかなり上位ではないでしょうか。
ピアノなどリアルさには、びっくりしました。
合うジャンルはロック、ジャズ、ポップス系にはよいアンプだと個人的には思います。
また、次世代のハイレゾ音源を考慮した構成は好感をもちました。
但し、ドライバーがWindows8に対応していないのは残念です。
それ以外はバランスのよいアンプです。
これだけのアンプであれば、スピーカーの買い換えを検討したい位です。
もっといろんな方に聴いてもらいたいアンプです。
レベル
中級者
私は最近まで、A-70を所有していました。そして、A-50を所有している友人と一緒に二台とも、分解して中身の違いや、能力面の違いを試してみました。中身の違いについては、他の方の仰る他は、電源や、コンデンサー等の大きさの他は、見て解る範囲では、接続されているケーブル等も若干違いました。
能力面ですが、CDPをPD-70、スピーカーは、CM-1、ワーフェ10.1、JBL4306、B&W684、PL-300、RACケーブルモガミ2534、スピーカーケーブルを、ゾノトーン2200にて、比べてみました。
音の方向性は、二台とも、スッキリした感じでした。しかしながら、質の面では、あきらかに能力差があるように思います。小型のスピーカーでは、それほどでも無いのですが、少し大型のスピーカーになると、あきらかに、解像度や、特に低域の制動力の違いを感じました。
また、A-70の搭載DACですが、PD-70のDACと比べると、PD-70は、スッキリ、フラットな感じで、A-70は、それを元気よく、少しダイナミックにした感じでした。あくまで、私の堕耳での感じですが。
A-50╋N-50との価格差を、考えても私は、A-70を、お勧めします。
参考になれば幸いです。
なお、A-70以外にアンプの候補を挙げるとしたら、ROTELのRA-1520が考えられます。奥行きは34cmです。
http://www.rotel.co.jp/business.html
A-70と聴き比べたことはありませんが、MARANTZの10万円台の製品であるPM-15S2と並べて試聴したことはあります。結果、情報量・解像度・音色の自然さetc.いずれの項目もRA-1520の勝ちでした(・・・・と、少なくとも私はそう思いました)。置いてある店が限られますが、もしも見かけたら聴いてみてください。
一方、ご質問の本題であるA-70についてです。私はA-70を試聴した際、冗談半分でラックスマンのL-507uX、プライマーのセパレートとも聴き比べました。すると驚いたことに、こと引き締まったタイトさや透明感、繊細さに限って言えば、A-70は劣っては聴こえませんでした。(ただし低音の量感に関してはあまり意識しませんでした)
先日自分が所有しているマランツPM-15S2とSA-8004、スピーカーB&WのCM8を他機種との音の再確認の為、
試聴に行って来ました。ショップにお願いしてスピーカーも同じくCM8をセッティングして頂き様々なアンプに
つなぎかえて試聴しました。現在少し弱い低域の改善が出来ればと足を運びました。
試聴順はマランツから15S2,13S2,11S3、デノンPMA-2000RE,1500SE、オンキョーA-7VLとA-9000R、ラックスマンL-507uX
最後にパイオニアでA-30,A-70の(全10機種)でした。
◎最後に聴いたパイオニアA-70は本当に最高でボーカルや弦楽器の艶、低域のバランスと素晴らしかったです。
音は非常にクリアーで、凄かったのがどのジャンルも苦手としませんでした。
他のアンプは得意ジャンルがあったのですが、A-70は全てを無難に鳴らしかつ音のキレやスピード感も抜群に
良かったです。
良く言えばこれ一台で全てOKかなと思いましたが、逆に厳しく言えば個性が少ないかなとも感じました。
さすがに30万クラスのPM-11S3の解像度やラックスマンL-507uXのどっしりした低域には及びませんが、
音の艶やクリアーさでは負けていないと思います。
残念だったのはオンキョーの2機種とデノンの2000REでした。価格comの口コミでは非常に良かったので
期待していたのですが、オンキョーの2機種は音に元気が無く前に出て来ない印象でした。
ある意味癖が無くまろやかでフラットなのかも知れませんが、もっと高域の艶がありストレートでキレがあるのかと
思っていましたが、自分が想像していたのとは違いました。特に9000Rは15万もするのになあと思いました。
デノンの2000REは想像していた通りパワフルでロック系なんかは得意でしたが、中低域の膨らみが気になり他の音像に
被ってくる感じが気になりました。音の傾向は同じなのですが1500SEの方が、キレがあり定位が良く中低域の膨らみも
無く抜けが良く非常に気に入りました。セカンドアンプに買って帰ろうかなと思った位です。(笑)
やはりマランツの3台は非常に良く11S3は解像度及び表現力は最高で13S2は3台の中では1番パワフルですが、
かつ解像力も落ちてないのでロック系まで幅広く再生していました。
15S2は3台の中では低域が若干弱いです。しかし中高域のバイオリンや女性ボーカルは13S2より好みでした。
それでCDプレーヤーをデノンに変えて見たらと思いDCD-1650REをつないで貰った処、あと少し足らなかった低域が
改善され全体的にも少し厚みがまし解像度も1ランク上がりました。全く自分の欲しかった音に近づいたので
1650RE注文入れようと思います。(^_^)
A-70の音が非常に良く印象に残ったので他のアンプも含めレポートしてみましたが、つないだスピーカーがCM8のみと
いう事もあり、他のスピーカーであればまた違った印象だったかも知れません。
A-70もPD-70と同じ印象で、高音・低音どちらに特化した印象は無いけど、普通に良い音って感じました。
僕がラックスにした理由の大半は、あの「メーター」ですからね、なんて(笑)
聴き疲れしない高音を求めていたのも事実ですよ?
1650RE+2000REの中低音の余韻感?って、好きな人にはたまらないと思います。
僕の中では「リッチな音」というイメージです。
好きな音楽のジャンルで好みが分かれそうですね。
http://www.phileweb.com/review/article/201211/13/652.html
レビュー
パイオニア「A-70」レビュー − USB-DAC機能を備えた2chデジタルプリメイン上位機
取材・執筆/鈴木 裕
2012年11月13日 このエントリーをはてなブックマークに追加
「音楽と距離の近い」音を聴ける、
新素子採用クラスDアンプ搭載機
A-70
A-70の背面部
A-70のさまざまな造り方を見るにつけ、惚れ惚れするような機能美を感じる。内部は3分割され、フロントパネル側から見て左側に電源部、右側にプリアンプ部、そして中央部にパワーアンプ部というように整然と、画然と配置されているのだ。厚い鋼板を使ったリジット・アンダー・ベースなど、がっちりしたシャーシやなるべく低いところに基板を配置する低重心化も音に効いてくるところだ。背面左側からAC100Vが入り整流され、右側から信号系を入力。それらが中央のパワーアンプ部で増幅されてスピーカーに送り込まれる流れ。もちろん、各ブロック間のノイズ干渉を防ぐ役割があるし、そういった意味ではパワー部とプリ部にはそれぞれ独立した電源トランスも搭載している。
A-70の内部構造
A-70は底部にも3mm厚の黒色鋼板を採用している
また、電源系の流れと、信号系の流れを最適化することで、配線自体を短くしているのも興味深い。ふだんあまり意識しないが回路の中で電気や音楽信号はいろんなパーツを通り、基板や配線の導電部を伝わってくる。その距離によってアンプの音は変わる。大きなアンプはそういう音がするし、電源や信号径路を短く、シンプルにしたアンプは劣化や歪みの少ない、「音楽との距離の近い」音を聴けるように思う、ちょっと短絡的だが。
A-70の脚部。真鍮製インシュレーターを採用している。AirStudios認証を受けたモデルのため、同スタジオのロゴも入っている
そういったレイアウトを可能にしているがパワーアンプ部にクラスDアンプを選択したからだ。新たに開発した小型で発熱の少ない出力素子「Direct Power FET」を使っている。エネルギー変換効率に優れているのは言うまでもないがその存在によってこうしたレイアウトが可能になったとも言える。
PCやレコードなど多彩なソースに対応
また、A-70の大きな特徴とも言えるのがUSB入力を持ち、USB-DAC機能を備えている点だ。ちなみに採用しているDACデバイスはESS社製SABRE32。他にも2系統の同軸デジタル入力やアナログレコードを聴けるMM/MCフォノイコライザーを備える多機能なアンプだ。
ESS社のDACを採用し、USB-DAC機能を備える。アシンクロナス転送にも対応する
PCとUSBケーブルで接続して、その音質をチェックしてみた。透明感の高い、端正なトーンが基調だ。スピーカーのウーファーを動かす駆動力が強く、輪郭のはっきりとした、あえて言えば馬力感のある低音が印象的だ。中高音域に存在感の高い帯域があり、それが音像の輪郭を積極的に描いてくる点もキャラが立っている。以前のパイオニアの、しなやかで透明感のある音から一歩踏み出して、より積極的な音、積極的な音楽表現を獲得しているのだ。訊けば、イギリスの名門「AIR STUDIOS」のサウンドエンジニアたちとパイオニアの設計者によるセッションを実施して、緻密な音質のチューニングも施しているという。
アナログ入力の音もチェックするということで、パイオニアの新しいデジタルプレーヤーPD-70からの音も聴いてみた。CDでもSACDでも音色的な深みやなめらかさを感じさせてくれる。どこか余裕のある感じはPD-70のポテンシャルだろうか。SN感が良く、元のソフトに入っている情報を鮮度感高く聴かせてくれるのだ。大編成のオーケストラでのダイナミックレンジの広さや低域の力感など、PD-70の良さとA-70の総合力、相乗効果を感じた。e-onkyo musicでダウンロードしたDSDデータをDVDに焼いて作ったDSDディスクを再生すると、DSDらしい、空気感のきわめて充実した、しなやかな音の傾向だった。
クラスDアンプと言ってもいろいろな製品が存在するが、この音には可能性を感じる。A-70はソースメディアの多い今の時代に対応し、パイオニアの新世代の音を感じさせる完成度の高い製品とリポートしたい。
(鈴木 裕)
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000416155/SortID=15837576/#tab
A-70は、まさにデジタルアンプの音質でClassicの方でしたら好む方が結構いらっしゃると思います。
※今後、AVアンプがこのような音質になるように思えます。
対極のデジタルアンプは、今日の「デジタルのONKYO」のイメージを築いたアナログ的音質のA-933です。
さてA-70ですが、私は好きですね。某雑誌に「本格的オーディオシステム構築に足を踏み入れた若いユーザーにふさわしい、清新でクリアな音」みたいなことが書かれていましたが、若いユーザーにふさわしいかどうかは別にしても、清新な音であることは間違いないと「個人的には」思いました。
ただ先日、PIONEERのメーカー担当者と話していた際、先方は「A-70はJBLやALTECの古いモデルみたいな音作りのスピーカーには合わない」と言ってましたが、そうなのかもしれません。またショップのスタッフによれば、ヴィンテージな音の作りのスピーカーを鳴らそうと思うと、PIONEERよりもDENONの方が無難とのことでした。
- DENON PMA-390RE \20,275 アンプ選びで参照した口コミ たけしくん 2014/1/03 12:39:47
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