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QUAD606 中古で6万 ときどき修理が必要 アンプ選びで参照した口コミ
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/361.html
投稿者 たけしくん 日時 2014 年 1 月 03 日 12:47:44: IjE7a7tISZsr6
 

(回答先: マランツ PM-15S2 中古約9万円 アンプ選びで参照した口コミ 投稿者 たけしくん 日時 2014 年 1 月 03 日 12:45:45)

QUAD66シリーズの魅力〜パワーアンプ編

http://blogs.yahoo.co.jp/tatupulin/47641007.html

66preから半年遅れでようやく手に入れたパワーアンプ606は、質実剛健でデザイン的な魅力はほとんどない小箱です。市場では前期型、後期型と発売時期による大雑把な分類があり、後期型は前面のロゴ部分が少しだけおしゃれになっています。私のは無骨な前期型。見かけはともかく、アンプとしての実力はなかなかのものです。
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評論家・柳沢氏が、ある雑誌の特集でアクースティックラボBolero−Grandeを鳴らすためのアンプとしてアキュフェーズのP11と聴き比べています。そのなかで柳沢氏は「アキュは透明で繊細だが、音が薄く力感に乏しい。音の肉厚感、底力は606がまさり、駆動力にすぐれたこのアンプは音に厚みがあっていろいろなスピーカーに幅広く対応できる」と評価しています。その感想を裏付けるように、実際の606の音は力強くかつニュアンス豊かにタンノイを鳴らします。

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技術的なことに関心のある方ではありませんが、
「小信号時は小出力純A級アンプ部から電流が供給され、信号レベルが大きくなるとダンパー回路が動作(通常のB級動作)する」
という『カレント・ダンピング回路』にはけっこう興味を引かれます。

製品情報には「小出力純A級アンプ部は、入力信号と出力信号との誤差を常に検出・補正し出力段のすべての歪をキャンセルしている。さらに、電力損失が少なく、アイドリング調整や温度補償、オフセット調整が不要となり、経時安定性にも優れている」と、ありがたい効用が並べられています。

純A級とのことですが、発熱は小さく放熱フィンの部分でも、うっすらと暖かい程度です。

これまでのメインアンプ、アルケミストよりも音の陰影が濃いのは前記事の通りですが、66preと組んだ音はタンノイに実によくマッチして、とりわけ弦の音がクラシック音楽を聴くにふさわしい雰囲気を持っています。

このペアが、他のスピーカーをどう鳴らすのかということも、追々試してみたいと思っています。とくに、純正のQUAD11Lを鳴らした音、QUADのスピーカー同様に静電型の機構をもつマーティンローガンを鳴らした音は、一度は聴いておかなくてはならないでしょう。

http://www.tukipie.net/audio/QUAD_606.html
フィードフォワード理論による独自のカレントダイビング回路を採用したロングセラー機〔参照:ステレオサウンド〕。電源部を強化したマイナーチェンジ機に606A〔定価当時185000円〕がある。606の発売が1986年で 606Aが1993年。その間ロゴのデザインが変更されてる。
606は小柄なパワーアンプだけど、ドライブ能力は高く、ダブルボイスコイルのウーファー2基搭載のStella Opusも過不足無くドライブできた。周波数上下均質に、きびきび、透明にドライブされ、その中にも少しアエール;空気感:エーテル性物質が塩梅よく保たれてる。調整的正義の音と言える。形而上で秤にかけてきたような客観的な苦労が窺える。ハイエンド的な欲求にも応えることができるし、606自体は端麗で無機質なサウンドではあるけどソースがよく通過するのでプリアンプの音色も引きずり出すことができる。

相性問題…QUAD 606は精緻なまでにフラットに両エンドが伸びる。それゆゑにかブックシェルフのQUAD 11L3とは塩梅が合わなかった。音が硬いし、両エンドがクリアーに力強く引き延ばされている分中域が抜け落ちてしまった。プリアンプをQUAD 34にしても。1996年発売のQUAD 77 Integrated Amplifierとは塩梅が違うのかもしれない。77 Integrated AmplifierはQUAD 11Lのオリジンの77-10Lと組み合わせられていたプリメインアンプだから中域を充溢させていたと思うけど、パワーアンプ606で2ウェイ・ブックシェルフを鳴らすとウーファーは最低域まで見事に制動されていてパワードライブ感が見て取れるけどその帯域は音としてあまり出て来てないし、中域高域は静けさを感じるほどよく管理された制動で見晴らしは良いけど堅い音調になる。UNISTAR〔Auraと殆ど同じ〕でQUAD 11Lを鳴らした時の音の良さが際立つ。静けさは後退するも音密度が高い。中域に濃ゆさがあり全域がハモっている。でもUNISTARのドライバビリティだとStella Opusの音がゆるい。606のドライブ力だとその低域が引き締まる。606はESLシリーズやドライブの難解なスピーカーを想定されたアンプだと思う。
端子類…[IMG] 電源のON/OFFスイッチは後ろにある。プリアンプに連動する使用を想定されている。あまり電源周りのこととか神経質になってない。回路の音自体が重要なんだろう。SP端子は金メッキじゃなくてシルバー色のなにか。ロジウムメッキ?こんな綺麗な606を手に入れられて運が良かったと思う。
 

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