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【カイロ前田英司、ジュネーブ伊藤智永、ニューヨーク草野和彦】シリア中部ハマ近郊の村クベイルで6日あった新たな虐殺疑惑を巡り、現場近くで活動する反体制派メンバーは7日、毎日新聞の電話取材に「政府軍による約30分間の砲撃後、『シャビハ』(政府系民兵)が住民を襲撃し殺害した」と語った。国連の停戦監視団は調査のため現地に向かったが政府軍によって検問所で阻止された。国連の潘基文(バン・キムン)事務総長は国連総会で、シリア情勢について報告し、監視団が「小型武器で撃たれた」ことを明らかにして非難した。負傷者の有無や誰が撃ったのかは明らかにしなかった。
国連・アラブ連盟合同特使のアナン前国連事務総長は国連総会での報告で、「調停案を実現するために何ができるか、他の選択肢があるのか、決める時が来た」と述べた。
総会に先立ち国連監視団が発表した声明によると、一部は政府軍によって追い返され、地域住民に活動を阻まれているメンバーもいる。住民からは監視団が村に入れば生命の危険があると警告されているという。
反体制派組織「シリア革命総合委員会」のメンバーによると、クベイルでは6日午後3時半ごろから政府軍の砲撃が始まり、約30分間続いた後、シャビハや治安部隊が村を襲った。住民らは銃や刃物で殺害され、救助に駆けつけた近隣住民も犠牲になったという。
クベイルはハマの西約20キロの農場地帯で、イスラム教スンニ派のベドウィン約150人が住む貧しい地域。周辺にアサド大統領の出身母体であるイスラム教アラウィ派の村があり、委員会メンバーは「シャビハはそこから来た」と訴えた。クベイルでは反体制デモは活発でなく、政権との武装闘争を続ける離反兵士団体「自由シリア軍」もいないという。
反体制派組織「地域調整委員会」は政権側の虐殺で86人が殺されたと訴えているが、シリア国営通信は「武装テロ集団がクベイルで女性や子供ら9人を殺害した」としたうえで当局がその後、住民からの保護要請を受けて現場に向かい、武装集団の隠れ家を襲撃して全滅させたと報じた。
ロイター通信によると、クリントン米国務長官は7日、訪問先のトルコのイスタンブールで記者会見し、「アサド大統領は権力を手放し、シリアを出て行かなければならない」と退陣を求めた。
http://mainichi.jp/select/news/20120608k0000m030085000c.html
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